やまねの日記

やまねの山歩き

やまねの庭 (2018年 春) 


今年の春は猛スピードでやって来た感があった。それは何を基準にしたかと言えば、

やはりソメイヨシノの開花時期で、誰もがそう感じた事と思う。 又、冬の寒さがいつまでも続き

東京ですら北国の春を思わせるかの様に一気に春が、正に「花開いた」。

やまねの庭も然り。
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【イカリソウ】 昨年も良く咲いてくれたので今年は少ないかな?と心配していたが、とてもたくさんの
花を付けてくれた。(3/14)

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【タチツボスミレ】プランターの隅でs咲いていた(3/14)

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【宿根アネモネ】うっとりとしてしまいそうな可愛らしい花。

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【ソメイヨシノ】の花ビラが散り出すと【オオシマザクラ】の開花が始まる。今年はとても花付きがよかった(3/31)

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【ニリンソウ】が次々と開花を始めた。さんきらいさんのスズメ君を遊ばせた。

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「良い香りはするかなぁ~?」(3/31)


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 4がつに入ると裏口の方から甘い良い香りが・・・。今年もたくさんの花を付けた【アケビ】(4/3)

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 アケビの棚の下のはニリンソウが咲いているけれど、フォーカスしたのはニリンソウの中から可愛らしい
顔を出した【キュウリグサ】の花。 本当に可愛らしい。

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  【ヒトリシズカ】 芽吹き時は、焦げ茶色の葉が出てくるが開花の頃にはしっかりとした濃い緑色に変わる。

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              ずっと奥まで【ニリンソウ】の群落が続いている。(4/5)

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 【シャガ】も咲き出した。今年は花数が少ない。

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        この雑草の【カタバミ】は一面に咲く予定だったが冬の雪にやられて、わずかに残ったもの。

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           【シラユキゲシ】も花数が少ない。(4/5)

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          【ヒメウツギ】 「卯の花」と呼んだ方が身近な花という感じがする。(4/24)

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         ズームで。

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      【ヒトリシズカ】の花が終る頃、それと入れ替わって【フタリシズカ】が伸びてくる。

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       【アイリス】 毎年、1本だけスーっと伸びて、緑を背景にとても映えている(4/24)

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        傍の茂みの中に【ホウチャクソウ】があった(4/24)

 他にも可愛い花が楽しませてくれたが、今年の春は落ち着かない気候で結構、影響を受けた植物が

多かった気がした。又、来年逢いましょう!






自然教育園の花(4月23日)

「お出掛け日記」「目黒川~・・」の続き。

「自然教育園」は白金台地と呼ばれる場所で多くの変遷を経て江戸時代に

高松藩松平何某の下屋敷となり庭園の名残もみられる。

交通量の多い都内にあって貴重な森で広大な面積を有している。

さて、3人で「もれなく歩こう!」と園内マップを片手に、やまねは花を楽しみに歩いた。

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【エビネ】思えば、やまねの庭から消えて久しいエビネ。

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大木。とにかく大きすぎて・・・

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 【チョウジソウ】(丁字草)とても品のある花色。

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 ドングリの堅い殻を柔らかな新芽が必死に破っている。卵の殻を破るヒヨコに見えた。

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 葉が開き始めている。

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 【タマノカンアオイ】

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 【ヤマブキソウ】園内のあちらこちらで満開。

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 【キンラン】初めて見たので嬉しかった。昨年、横浜の自然公園で
【ギンラン】を見てから、この花を探していた。

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 【ムサシアブミ】これも図鑑で知っていたが現物?を見たのは
初めてだ。

まだまだ、たくさんの木々、巨木、花々を見る事ができたが3人で園内を

3時間で廻った。気持のよいウォーキングと植物を楽しんだ一日だった。

早い春

3月22日、こんなに早く桜が満開の時が訪れるとは・・・。

あの厳しかった冬の時期、いつになったら春が来るのかしら?と心配していたのに・・この有り様。

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 春の青空に向かって背伸びをしているみたい。満開の【コブシ】

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 大きくして見た一つ一つの花。

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 ここは「自由が丘駅」近くの緑道。【ソメイヨシノ】と【コブシ】が並木になってどちらも同時に満開。のんびりと散歩をして行くとすぐに隣りの駅についてしまった。

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 隣りの「九品仏(くほんぶつ)駅」の駅前から短い参道を経て境内へ。

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 以前はもっと開放的でもっとあった。桜の木の下でお弁当など広げて、平日はおかあさんと幼児の
グループがお花見を楽しんでいた。

今は柵が出来て座るどころではない。

それでも「ミニお花見」を楽しめた、午後のひとときだった。

高尾山・巨木とコミヤマスミレを訪ねて

この春から植物の観察会にハマり始めた。自分の知らない世界が目の前にダイナミックに展開されて

いく。ちっぽけで目にも止まらなかった植物が愛おしく感じられる。巨大で足元しか見ずに通り

過ぎていた巨木に感動したり。

5月7日、学生時代の友人が高尾山の保護に何十年も係わり、植物はじめ自然の先生として、今回も

素晴らしい観察会を開いてくれた。同級の友6人と、彼女の4月のスミレ観察会に出席された方と総勢

20人で高尾山を歩いた。今回は「巨木とコミヤマスミレを見る」という事で、コースはリフトで登り

(初めての体験!)「浄心門」を通って1号路で山頂へ。下りは「いろはの森」から4号路へ。

吊り橋を渡ってリフト乗り場まで。


連休も終わり、不順(不穏だった)な天気も追いやったような好天に恵まれた。

ケーブル駅前の広場にある小さな池で

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 モリアオガエルの産卵。貝を叩くような擦るようなはっきりとしたカエルの声がする。
池の脇の草むらを覗くとカエルの泡に包まれた卵。

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 私は初めてリフトに乗って上る。随分長いリフトで脇のツツジ、新緑の中をスーッと上って
行くのは、とても気持ちが良い。

リフトを降りた所で今日のコースの説明を受けて早速、樹木の観察。どうしても樹木は名前と

木の姿が一致しない。説明を聞くと「なるほど!」と思うのだけれど・・

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 これは高尾で有名な「タコ杉」根元がタコの足のように見える。あまりに人々が触りに行くので
保護のため柵が出来てしまった。

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 道の脇でチゴユリがお辞儀をして迎えてくれているようだ。

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 標高の低い高尾だが、豊かな植生に恵まれている。「ブナの赤ちゃん」。知らなかった。
とてもブナとは思えぬ形の子葉がでて、せっせと光合成をして栄養をため込むとか。

舗装道を緩やかに上っていくと「薬王院」から「有喜寺」とすすむ。

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「有喜寺」この境内の入り口の階段わきに、面白いシダがあるというので捜した。

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 これ!「クモシダ」。名前を聞くとそれらしく見えてちょっと引いてしまう。
このシダは高尾に自生していなかったそうだ。石灰岩質に生えるそうで、この石垣の石に
ついてきたのだろうとの事だ。

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 境内の釣鐘堂。この屋根うらに「ムササビ」が住んでいるとか。

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 さらに奥の方に杉が何本もあるが、てっぺんが枯れている。これは廃棄ガスによる害が
初めて分かった杉なのだそうだ。こうなったらもう元にもどれず可哀相。

ゆっくりと山頂に着いて、お弁当の時間となった。連休の終わった直後というのに遠足の小学生はじめ、

山頂はいっぱいの人で溢れそう!それでも時間が少し遅かったので、山頂縁に座ることができた。

いつも、お弁当というと手作りのお惣菜やお菓子を持ってきてくれるGちゃん。きょうは

夏ミカンの皮の「オレンジピール」。あんまり美味しくてお土産に少しもらってきた。


下山は「いろはの森」から4号路を進む。この頃、やまねは「いろはの森」から日影沢に下りる

コースを選んでいる(人が少ない・・ほとんど会わない)が、4号路は久しぶり!この道は吊り橋が

あって、人気のコースでもある。

さて、森に入ると登ってきた参道の杉林と全く植生が違い落葉広葉樹が多い。まず、高尾のブナの

中で一番、立派な木の所に案内してもらった。コースから一段上がった小さな広場(といえるか?)

にそれはあった。

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 真下からみる。ブナに抱かれている気がした。

次にここを通る時には挨拶を忘れずに。

さらに4号路を下って行くとこの日のもうひとつの目的である、スミレがあった~!

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 「コミヤマスミレ」。高尾山では一番遅く咲くすみれ。花はとても小さい。
割と暗い場所に生えるので見落としそう。

ほかに

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 ヤマウツボ(ゴマノハグサ科)寄生植物なので緑がなく、ちょっと・・・。

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 ツクバキンモンソウ(シソ科)ヤマウツボの後に見たからか?ホッとした。

下山もリフトで悠々、降りた。

今日もまた、高尾山の「深み」に益々ハマってしまった。

友人のMさんからの情報で見事な梅の木があるというので、モモンガさんちの車で大田区の、ある

通りに案内された。「百聞は一見に如かず」とはこの事。

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この通りの1ブロックの家の庭に巨木と言える梅の木が植えられている。

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 綺麗!

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 ある梅の木につがいのメジロが来て蜜を吸っていた。

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 梅は品種が多く、枝垂れ梅の花も可愛らしい。

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 すぐ近くにお寺があり、入って行くと花木が何種類も植えられているが
これは、花の色が桃色と白に近い色に咲き分かれていた梅。

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 オレンジの実をいっぱい付けたクチナシ。花の頃は良い香りが漂ったことであろう。

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 お寺の本堂の横の階段を昇るとお墓。その入り口にあった白梅。

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 お寺の境内に蝋梅(ロウバイ)がまだ咲いていた。鼻を近づけると良い香りがした。

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 お寺を出てちょっと戻ると梅の通りの入り口というか角にでた。
ここから通りを覗くと思わず歓声を上げたくなる。

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 いつまでも眺めていたい。写生をしているご婦人、テニス帰りの主婦のグループ、それに
近くのデイホームのマイクロが数台、お年寄りを乗せて梅見にきている。

「池上梅園(池上本門寺近くの)がとても有名でたくさんの人で賑わう処だが、「自然」さに

欠ける。ここは普通の民家(といっても地主さんの家)に植えられて大きさも色々。

ひとつ残念な事は、電線が「お邪魔」なこと。それでもポカポカとなった日の午後、

素敵な時をすごしました。お誘いありがとう!
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