やまねの日記

やまねの山歩き

散歩

多摩フットパスを歩く


9月始め、「多摩フットパス」の【小野路】をY子ちゃんと歩いた。

「多摩・・・」は東京都町田市が里山歩きの道を整備して、多摩丘陵の6エリアをガイドブックにまとめたもので、

その1つの【小野路宿】を歩いてみた。

やまねは、この付近をグループで歩いたことがあるが、Y子ちゃんを案内できる程ではないので

「散策ガイドマップ」を手にして2人で散策した。

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オレンジの線が歩いたコース。地図の上方の大学から出発~一本杉公園~ピアノカフェ・ショパン(休憩)~
【小野路宿里山交流館】~関谷の切通し~布田道~妙桜寺まで。

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【一本杉公園】は入り口から鬱蒼として、「西廻り」の標識に従って歩いて行くと静かな池があった。鯉が
餌をおねだりしに すぐに寄ってくるのには少々「風情」がないと言いますか・・・。それでも木陰の気持ち良さも
あって、ほぼ一周してみた。

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その向こうに「古民家」が2軒あって覗いて見た。1軒は質素な佇まいの家で、もう1軒は座敷があって、
その時も高齢の男性たちがその部屋で協議中という感じで利用されていた。
その庭には2羽のニワトリ(どこかで聞いた事がある??)が、元気な声でに「コケッコ~!」と教科書通りの
鳴き方を披露しながら遊んでいた。

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   「クズ」の花。夏になると林の木々に覆いかぶさるように繁茂する「クズ」。その花は「葡萄」の
 香りがして、この時期は、この匂いと落ちた花びらを見て「クズ」に気が付く事が多い。
この花が大好きだ。

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ピンボケしているが「好きな花」がもう1つ可愛らしく咲いていた。「ヘクソカズラ」。「あ~~ん!もっといい名前を
くれ~~!」と言いたい。

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公園をやっと抜けて行くと「ピアノカフェ。ショパン坂」と名付けられている坂を下って行く。お洒落な名前の
坂道。

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突然、1軒の民家?普通の?家の広いリビングで珈琲をのみながら、親父さんと、たまたま同席した
女性2人と仕事や♪の話を楽しんだ。ここで小さなコンサートが時々、催されるそうだ。すてきなグランドピアノが、リビングの奥に置かれてあった。

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気が付くと11時も回ってしまったので、「交流館」で奥のお座敷を陣取って昼飯(コンビニおむすび🍙だけど)
にした。ここは、自由に休憩が出来て軽食やお茶も頼める。地場野菜、地域の方々の手芸品などの販売
があり「里山交流館」の名に相応しい休憩所といえよう。

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お腹もみたされ、1枚上の写真にある道標まで戻って「関谷の切通し」へ進んだ。いかにも歴史ある道の雰囲気。

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ちょっと写りが悪いが、新選組とご縁のある道のようだ。

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   「蔓にしては太いなぁ~?」どうなっているんだろう??と探っているY子ちゃん。

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上の方に、こんな瘤が。

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「この下が根元みたい?」あまり揺らすと土手が崩れそうなので止めておいた。

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山道を下ると明るい「布田道」に出た。

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さらに行くと、土手にこんなに可愛い花が。なんでしょうか??右にあるのが葉。

地図に書かれている「ムクロジの大木」の横を歩いていく。

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突然、開けて畑が広がっている。「美瑛のミニ版だね」と言いながら行く。

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「センニンソウ」が花盛り。

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「バサッ」と鳥が飛び立つ方を見上げると柿の実だ。9月になったばかりなのに早くも秋の気配を感じた。

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畑の隅には、まだオクラが綺麗な花を付けていた。

道なりに緩やかな坂道を上ると、一応ゴールの「妙桜寺」に着いた。

ここから「多摩センター駅」までバスで移動した。直ぐに帰るのはもったいないと、駅から丘へ登った所の

「多摩市立グリーンライブセンター」に立ち寄った。小さなガーデンと花関係の講習の出来る建物がある。

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ガーデンを散歩しているとセミが未だ元気に鳴いていた。

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夏の終わり頃、植物たちも花が少ない。しかしそれぞれの株はしっかりとしている。健康のしるしだ。
又、春に訪ねたいと思った。

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  里山に広がる 素敵な世界を味わった一日だった。  Y子ちゃん、また探検しましょうね!





百草園(もぐさえん)探訪

㋁16日、前日の天気から「お散歩日和」に一転。秋に蓼科山に同行の友人、Mちゃんと

東京の郊外、日野市の「百草園」に出掛けた。

最寄駅は、そのものずばりの「京王線・百草園」であるが、数年前に独りで散歩を兼ねて前駅の

「聖蹟桜ヶ丘駅」で下車した記憶を辿って歩いていった。
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なだらかに坂道(と呼べるかしら?)を行くと「牛のファーム」があり、手前に仔牛が4頭。奥に大きな牛が
並んで繋がれていた。ホルスタイン模様の牛舎が可愛い。

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可愛い仔牛。

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指を出すと吸われてしまった。でも可愛い~。

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別れ難かったが、この先に美味しい「お蕎麦屋さん」があったのを思い出して寄ってみた。
そのお店の脇に白梅が咲き始めていた。

残念ながら定休日で、周りからお蕎麦屋さんを眺めて先へ進んだ。この辺りはどの家も、と言っても過言で

ない位、お庭に梅が植えられて、間近で見ると可愛らしく、遠くに眺めれば綺麗は色を楽しめて

ポカポカの陽だまりハイクの気分だ。

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「小さな和散歩」とは今風の言葉。なるほどね。

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小さな「和風の門」を入ると、小高い丘の上にメインの庭というか広場となっている。
茅葺き屋根の家ではお蕎麦やうどんを提供していて、セルフで茅葺の家のお座敷でも、外のベンチでも
席が選べる。

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折角の良い天気なので外のお庭のベンチで「とろろそば」を食べた。
温かお蕎麦をぽかぽか天気の庭で梅見をしながら・・しかも安い~500円!

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お腹が満たされたら昼寝も良いけど、お庭の散策へ。紅白の梅も綺麗だが、雪吊りの松が「和」の
風情を添えている。

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陽だまりで「福寿草」がそれぞれに伸びをしているように咲いていた。

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「マンサク」の花を間近にみると食指を伸ばすイソギンチャクのようにも見える

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池の脇から一番の高台に続く階段を上って行くと展望台のようになっている。

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樹木の間を覗いて見ると目の下に庭園そして遠く都心方面まで臨める。

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ズームしたら「スカイツリー」まで見えた。

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茅葺の家のある広場に下りてきた。

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広場の突端の展望のきく処のすぐ向こうに大きな鳥が優雅に日向ぼっこしていた。
これって、大きいけれど「ヒヨドリ」ではないかしら?

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最後に「蝋梅園」に寄ってみた。まだ可愛らしい花で楽しませてくれた。

満足して、百草園を後にして、帰りは京王百草園駅に進んだ。ところが、下り坂が急で、やはり

聖蹟桜ヶ丘から散歩して来て正解だった。「百草園駅」からは一山、登らなければ入り口に辿り着けない

事を実感した。思えば前回の帰りは、次の駅の「高幡不動駅」まで歩いて行ったので楽に帰れたのだろう。

素晴らしい一日だった。Mちゃん、お誘い下さってありがとう!

朝の高尾山を歩く

7月11日、久々の好天気で暑くなる予報を聞いて、早朝に高尾に出かけた。

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 梅雨時らしく、渓流を覗き込むように爽やかな色の紫陽花が咲いている。

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ケーブルカー駅脇のこの渓流をわたると、道標どおりの「稲荷山コース」の入口だ。

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 朝の展望台。ここで汗を拭って水分補給したらすぐに出発した。
数歩行った処から振り返って展望台の東屋を見た。

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 わっ!キノコだ。ひとつ摘んでみたら「キクラゲ」の感触。臭いもしないけど食べてみる
勇気はない。

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 ピントがあわず(涙) 「ジャノヒゲ」白い花がかわいらしい。

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 派手な色で触る気にはなれない。これは登山道からは死角になっているので上りの人は知らずに
通ってしまう。たまたま、道を譲って端に寄ったらみつけた。

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 「オカトラノオ」

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 「ヨツバヒヨドリ」

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 「コバギボウシ」
花茎の高さが高すぎるようだけれど葉は小さい。

この時期は白い花が目立つ。

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 分岐の広場に到着したがまだ約230段の上りが待っていた。ここで休むと
上りが辛いのでこのまま階段に進む。

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 5分で上れた。晴れているが富士山は見えない。

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 土曜日の朝だから?時間の割に人が大勢いる山頂

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 お腹も空いて木陰にすわると、広い山頂は気持ちがよい。

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 焼き菓子を一つ持ってきたので「いただきま~す」

きょうは先に行くのは止めて、お散歩コースで帰ろう。

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 こんなに立派な「高尾山頂」の柱があったんだ。

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 4号路に入ると真っ白なアジサイが薄暗い森を明るく感じさせてくれた。

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 「いろはの森」の道は静かで大好きな帰り道。

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 「キツリフネ」が愛らしい。

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 日影沢林道と交わる。

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 「うゎ~不気味な・・・」気持ちの悪い物が目に飛び込んできた。逃げるまえに
やっぱり、よ~く見たくて・・分かればな~んだ、で済んだ。(テンナンショウの実?!)

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 「ハグロソウ」花の形が面白い。

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 こんな地図の看板を見つけた。

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 「いろはの森」の出口。

家に帰り着くころはお昼時。朝の高尾山は本当に静かなお散歩道だ。

八島ヶ原湿原を行く ②

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 2回目の分岐に着いて、横を見ると地図が掲げてある。

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 あと、赤い線の部分を行けば1周する。

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 渓流の音が高く聞こえた。昨日の雨で勢い良く、水量も多い。
早い流れを見ていると元気が湧いてくる。

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 白い花が?と近寄って見るとスズランだ。もう仲間たちは咲き終わってしまったのだろう。寂しげに
一輪、咲いていた。

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 今が盛りのグンナイフウロ。湿原のあらゆる処で咲いていた。

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 「ギンラン」より大きく、葉がササの葉ににているので、その名前が付いたらしいが
初めてみると、どちらなのか?なかなか判別は難しいと思う。

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 遠くが霧でみえないが湿原の中に朱色のレンゲツツジが目立ってきれいに見える。

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 「イブキトラノオ」

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 「ニガイチゴ」?

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 「アヤメ」
 
もう15分位で出発点に戻れるのに、12時をまわって、お腹がすいた~。

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 運良く木道脇のテーブル・ベンチが空いていたので座って簡単な昼飯にした。ここは食事を
しながら湿原を見渡せる、実に「贅沢」な場所だ。

30分ほど休んで、再び木道をゆくと

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 Mちゃんが「この花、立派ね~」と感心しながら写真撮影している。

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 「オオカサモチ」茎は太め(こんなに大きな花をささえているのだから)だが、花は
レースフラワーの繊細さである。

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 そして、苞も緑色した「マムシグサ」

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 湿原のところどころで群生していた「ヤマドリゼンマイ」

出発点に戻ろうとしたら団体の人がザワザワと下ってきた。この遠慮のない「ざわめき」が

異空間にいた私を現実に引き戻す。

Mちゃんにすっかり甘えて、茅野駅までドライブを楽しんで、夕方、JRで帰途についた。

結局、2日目は雨に遭わず、甲府辺りの車窓から富士山まで姿を現した。

山歩きは秋のお楽しみとなったが、蓼科の自然に触れられた2日間。

Mちゃん、お世話になりました!!
 

中目黒~白金(しろがね)を歩く

4.23 友人と3人で東横線中目黒駅に集合して、目黒川沿いに目黒駅~白金まで散歩した。

この目黒川沿いは桜の並木が続き、見事だ。もう新緑に変わってしまったがこれも美しい。

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 目黒川の案内図

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 葉桜の川沿いを歩く。

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 川を覗くと1羽の水鳥が。【ユリカモメ】顔と尾が黒くて何ともひょうきんな感じに見える。
頭を墨壺の中に突っ込んだのか?と思える。

目黒通りの大橋に着いたので道路を渡って裏の道を進んだ。「目黒雅叙園」の角から急坂となる。

坂は『行人坂』と言い途中にお寺があった。

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大円寺

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 境内にある「大黒天」の軒の龍の彫り物。素晴らしい。

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 狭い境内の端にある石仏群

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 出口の「大黒門」が新しいので「コンクリート製」かと思ったら
「総ヒノキ」だったので驚いた!匂いを嗅ぐと檜の良い匂いがして、
目を瞑ると檜風呂が浮かんできた。

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「大黒門」をくぐって、さらに坂を上って行く。

建築に詳しいMちゃんが坂上の角を曲がるとカトリック教会があって、「見ていかない?」と

言うので、寄ってみることにした。

『聖アンセルモ教会』というカトリック教会でチェコ生まれの有名な「レーモンド」の設計。

因みにレーモンドの代表作は軽井沢の「聖ポール教会」「東京女子大礼拝堂」日光の「旧イタリア大使館

別邸」など。

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 御堂に入ると正面の聖壇が迫ってくるような斬新?なデザイン。

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 近寄ってみた。

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 その場から振り返ると2階に設置されている大変立派なパイプオルガン。オルガニストが
練習中だった。このようなところで演奏できたら気持ちがよいだろうなぁ~。

しばらく、見学をしてから目黒駅前を通り、白金にきた。

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 ここが今日に目的地「自然教育園」。3月にMちゃんと牧野富太郎展に行った「国立科学博物館」の付属施設である。

続きは「庭の花・道の花」へ。
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