㋁始め、ブタさんと小田原市の「曽我梅林」を歩いた。
下曽我駅の駅舎。看板類が駅舎の風情をかなり壊している。
「曽我梅林」は別所・原・中河原の3つの梅林から成っていて約35000本の色んな品種の白梅、紅梅が
余りの美しさに幾度もカメラを向けてしまう。
私達は梅林の中を歩くのではなくそれを取り囲む山(丘陵地)に上って、景色、勿論「富士山」を眺めるのが
こんなに沢山の行き先の書いてある道標も珍しい。
どこの道をいってもあちらこちらに梅の木が植えられている。
少し小高い所から箱根の山並みが良く見える。
蝋梅が良い香りを漂わせている。奥に富士山の雄姿が素晴らしい。
こんな景色を想像しながら歩いてきたら見事な富士山に出合い、2人で歓声を上げた。
自転車がくぐっているのが「六本松架橋」だ。
この急坂を上り詰めた所が「六本松跡」と名付けられた峠である。
私達はここを右折して、「一本松」へ進む。
暫く行くと展望の良い場所に出た。「わぁ!素晴らしい~~!」と叫んでいるブタさん。
「私は、この景色に感嘆の声を挙げました!」とブタさん。
10分も歩くと「一本松」という処に着いた。あれっ?今気付いたが「一本松」の中に
次は「見晴台」に向かう。途中で見事な紅梅があった。
なんとも、愛らしい花!
同じ紅梅の木の若枝にこんなに薄色の花を見つけた。
「見晴台」に到着。
「見晴台」からの展望。小田原の市街から相模湾、真鶴(まなずる)半島が見渡せた。
下って行くと途中も梅林が美しく、つい、足を止めてしまう。
少し先を歩いていたブタさんが道の真ん中で寝ている。 「どうしたの?」と聞くと「あんまり梅が綺麗だから
「その気持ち、分かる~」と最後の梅撮り。

JR東海道線国府津(大磯駅から2つ西寄りの駅)で御殿場線に乗り換えて1つ目の「下曽我」で下車。


2~3月に咲き乱れる。曽我の梅干しは有名である。
今年は寒さが厳しいので、まだ早いかなと思っていたが綺麗な花が間もなく迎えてくれた。


目的の一つであった。
「六本松跡」という鎌倉時代に重要な峠として使われた所を目指してなだらかに上って行った。






「六本松跡」への最後の坂道はかなり急でヒーヒー言いながら行くと後ろからマウンテンバイクのお兄さんが
上って行った。「頑張ってね~」と言いながら見送ったが「すごいなぁ~」と感心しながら見送るブタさん。






富士山の手前のぽっこりとした山は「矢倉岳」。随分前に登った山。

私達が入り込んでいる・・?



「私達、乙女のようね~」と言い合った。


丘陵地を通って、「国府津駅」へ下ろうと思ったが、時間も12時を回っていたのでこのまま下ってバスで
「国府津駅」に出ることにした。


この角度で撮っている」のだそうだ。

ところが、バス停の時刻表を見ると真昼間は全くバスを運行していない事が発覚!
「仕方ないから歩こう、多分、30分位で着くでしょう」と、舗装道路をテクテクと歩き始めた。
続く。