6月6日、ブタさんと久々の山歩きにでかけた。

城山から一丁平を経て高尾山に。6号路で下山して高尾山口駅へ。

5月はウツギの美しい時期だが、今年は5月の山を見ずに過ごした。
【コゴメウツギ】が、景信山の上の方で待っていてくれた。

【ニガナ】





山頂で「おむすび休憩」の後、小仏峠に下った。美味しそうな【モミジイチゴ】ブタさんが撮りやすい様に
枝先を持ち上げてくれた。



小仏峠は通過点として、城山(小仏城山)へ向かった。

本日の山ランチは「カレーうどん!!」ブタさんが材料から煮込みまで全て用意と調理をしてくれた。
始めに醤油だし、肉、野菜でぐつぐつと煮込む。アスパラも入っている。卵だけやまね製のトロトロ半熟。

そこにカレーのドロドロを入れてさらに煮込む。これが出来上がり!
見ただけで美味しそう~~。お鍋いっぱいのカレーうどんはすぐにお腹に収まった。

コーヒーも入れて貰って、満足(満腹)なのに、緑茶好きのやまね持参のティーバッグを
煮だした。 このティーバッグはこの前、京都歩きした時にブログ友のyaliさんが持参して来て
くれて、普通のティーバッグと全く異質の美味しさ(香りもコクもある)で感激した。自分のためのお土産に、
このお茶の販売店の本店を河原町にアウルさんと訪ねてゲットしてきた。
「あ~今日(京)花開く~~!!」の心境だった

予定より早く、城山~高尾山の中間の一丁平への道を行く。「わ~棘、棘虫!」。葉を見ると【クワの実】と
判明。真っ黒に熟すと美味しいだろうなぁ~。

一丁平の奥の方に真っ白な花に埋もれた木を発見。【ヤマボウシ】だった。こんなに沢山の花を
飾っている、巨木?といえる【ヤマボウシ】は初めて見た。花のない時期は何の木かも気がつかなかった。




下山はリフトで気持ち良くス~~っと下ろうか?と思っていたが、「セッコク」が未だ咲いているか?と
気になってビジターセンターで聞いてみた。「今朝、上って来た人が咲いていると言っていましたよ」との
返事を聞くなり俄然、元気が彷彿状態! 1号路は好きでないので勿論6号路を下った。

写真では平らに見えるけれど適当な斜度のある道だ。誰もいない。
この沢の道を下ると「大山橋」。横のベンチのある所に着くと、そのすぐ横の木にセッコクが
咲いていたのを思い出したが、それらしい物はなかった。
そうこうしているうちに「もう、終わったのかしら?」と懐疑的な思いで横目で木々を眺めながら
下って行くと、一寸ひょうきんな感じの伯父さんに出逢った。
「セッコク?いっぱい咲いているよ~」と言われ、下って行くと「あっ!咲いている!」



余りの美しさに見入っていると、伯父さんは知らぬ間に下りて行ってしまったようだ。 気が付くと
4時半を回っていた。慌てて下ると角のベンチにザックが置いてある。あれ?と右の小高い方を見ると伯父さんが
「サンコウチョウがいるよ。三羽鳴いている。さっき、すぐそこにいて写真を撮った」というので見せて貰った。
今の時期は♂の目の回りが何とも言えない美しいブルーで彩られている。まさか高尾にいるとは思わなかった。
やまねは見た事ないが、(ブログ友のさんきらいさんは確か、写真を撮ったわね?)
「2週間位しかいないんでしょ?」と尋ねると7月始めには渡ってしまうとの事だった。
鳴き声だけは聞こえてきた。大きな囀る声は忘れない。
5時を回ってしまったので3人で大急ぎで下った。伯父さんの足の速い事!
「浅草さん」と名乗る、その人は大変な病気を抱えているそうだけれど危なっかしそうでも速足には
私達は追いつけない。
ケーブルの線路沿いで朝、撮った「オオルリ」の写真も見せて貰った。図鑑に載っているような綺麗な
オオルリの写真。いつか撮ってみたいなぁと思いながらケーブル駅で伯父さんと別れた。
ブタさんと新たな面白さいっぱいの高尾歩きを反芻しながら帰途に就いた。