やまねの日記

やまねの山歩き

2016年09月

高麗山~湘南平 


9月17日、今月の貴重とも言える晴れ/曇りの1日だった。前回、三浦半島の「小網代の森」チームは味を占めて

又、皆で歩こうということで、選んだ場所はJR大磯駅から周回できる「高麗山」を提案した。

今回は30代~70代までの年齢層なので6㎞位の道程。累積標高差247m×2ならば何とか行けると思って。

イメージ 24
大磯駅から反時計回りに周回した。  大磯駅~化粧井戸(けわいいど)~高来(たかく)神社~高麗山(こまやま)~八俵山(はっぴょうやま)~湘南平~大磯駅。

イメージ 7
大磯駅から線路に沿って歩き出す。東海道線の線路をガードで越えて行くと分岐に出る。
私達は化粧(けわい)井戸をめざして行く。

イメージ 8
旧東海道の道を行くと昔の面影が所々に感じられる。

イメージ 9
案内板を読みながら行く。

イメージ 10
        「曼珠沙華」お彼岸の時季に合わせたように咲き始めている。

イメージ 1
街道を行くと右手に「化粧井戸」があった。

イメージ 2
説明板の奥にある井戸。今は水があるのか分からない??

イメージ 3
さらに行くと、高来神社(たかく)神社の信号の左に鳥居があり、神社の建物の裏が目指す【高麗山】に
続いている。

イメージ 4
神社右奥から登山道となるが一応、女坂と男坂(手前)に分かれている。迷いなく「女坂」に進む。

イメージ 5
     以外と急な上りが続き、フーフー言いながら上る者もいた。私は「標高が低いからといって
    バカにしてはいけませんと言った筈よ」と話した。

イメージ 6
 こんなに小さな森でも鬱蒼としていて、見上げるとすごいなぁ! 

イメージ 12
 途中、2度の休憩と取って、【高麗山】山頂に着いた。展望はなく、木々に囲まれた広場といった感じ。

イメージ 23
【湘南平】まで緩いアップダウンが続く。少し広い場所を通過して、皆は先へ進んだが「もしかして?」とちょっと
見回したら、この山頂板が目に入った。【八俵山】山頂。ここも展望もないので見逃しやすい山頂だ。


イメージ 13
      白い「ヒガンバナ」は珍しい。

イメージ 14
  負けじと「白いキノコ」も薄暗い所で目立っている。

イメージ 15
【湘南平】は間もなくだと思っていたらこんな山頂があった。

イメージ 16
小さな祠がある。

イメージ 17
三角点まで見つけた。

イメージ 18
そしてやっと【湘南平】に到着。反対の方から車でも上って来られるので天気がもっと良ければ家族連れで
賑わう公園で展望は抜群に良いそうだ。今回は雨こそ降らなかったが展望はダメだった。
ここでゆっくりと休憩をとって、大磯駅を目指して下り始めた。

イメージ 19
上の写真の左の方に階段がみえるが、展望台になっていたので一応上ってみた。
天気が良ければ奥に丹沢山塊が見渡せる。

イメージ 20
名前は分からないが可愛らしいイトトンボ。

イメージ 21
シオカラトンボ

イメージ 22
 民家の裏手の道を下ったが連日の大雨で土手や道がこんなに傷んでいた。

イメージ 11
  ようやく【湘南平】から下り終えた。【小淘綾ノ浜】(確か、こゆるぎのはま)は行かなかったが近くに
島崎藤村夫妻が住んでいた家を訪ねて(庭から)見学した。大磯は伊藤博文、吉田茂などが居を構えて
いた。「ちょっと住んでみたい」感じの町である。
駅前でランチにしたが、昭和の時代を思わせるメニューで、ちょっと楽しんで帰途に着いた。





多摩フットパスを歩く


9月始め、「多摩フットパス」の【小野路】をY子ちゃんと歩いた。

「多摩・・・」は東京都町田市が里山歩きの道を整備して、多摩丘陵の6エリアをガイドブックにまとめたもので、

その1つの【小野路宿】を歩いてみた。

やまねは、この付近をグループで歩いたことがあるが、Y子ちゃんを案内できる程ではないので

「散策ガイドマップ」を手にして2人で散策した。

イメージ 1
オレンジの線が歩いたコース。地図の上方の大学から出発~一本杉公園~ピアノカフェ・ショパン(休憩)~
【小野路宿里山交流館】~関谷の切通し~布田道~妙桜寺まで。

イメージ 2
【一本杉公園】は入り口から鬱蒼として、「西廻り」の標識に従って歩いて行くと静かな池があった。鯉が
餌をおねだりしに すぐに寄ってくるのには少々「風情」がないと言いますか・・・。それでも木陰の気持ち良さも
あって、ほぼ一周してみた。

イメージ 3
その向こうに「古民家」が2軒あって覗いて見た。1軒は質素な佇まいの家で、もう1軒は座敷があって、
その時も高齢の男性たちがその部屋で協議中という感じで利用されていた。
その庭には2羽のニワトリ(どこかで聞いた事がある??)が、元気な声でに「コケッコ~!」と教科書通りの
鳴き方を披露しながら遊んでいた。

イメージ 4
   「クズ」の花。夏になると林の木々に覆いかぶさるように繁茂する「クズ」。その花は「葡萄」の
 香りがして、この時期は、この匂いと落ちた花びらを見て「クズ」に気が付く事が多い。
この花が大好きだ。

イメージ 5
ピンボケしているが「好きな花」がもう1つ可愛らしく咲いていた。「ヘクソカズラ」。「あ~~ん!もっといい名前を
くれ~~!」と言いたい。

イメージ 6
公園をやっと抜けて行くと「ピアノカフェ。ショパン坂」と名付けられている坂を下って行く。お洒落な名前の
坂道。

イメージ 7
突然、1軒の民家?普通の?家の広いリビングで珈琲をのみながら、親父さんと、たまたま同席した
女性2人と仕事や♪の話を楽しんだ。ここで小さなコンサートが時々、催されるそうだ。すてきなグランドピアノが、リビングの奥に置かれてあった。

イメージ 8
気が付くと11時も回ってしまったので、「交流館」で奥のお座敷を陣取って昼飯(コンビニおむすび🍙だけど)
にした。ここは、自由に休憩が出来て軽食やお茶も頼める。地場野菜、地域の方々の手芸品などの販売
があり「里山交流館」の名に相応しい休憩所といえよう。

イメージ 11
お腹もみたされ、1枚上の写真にある道標まで戻って「関谷の切通し」へ進んだ。いかにも歴史ある道の雰囲気。

イメージ 12
ちょっと写りが悪いが、新選組とご縁のある道のようだ。

イメージ 13
   「蔓にしては太いなぁ~?」どうなっているんだろう??と探っているY子ちゃん。

イメージ 14
上の方に、こんな瘤が。

イメージ 15
「この下が根元みたい?」あまり揺らすと土手が崩れそうなので止めておいた。

イメージ 16
山道を下ると明るい「布田道」に出た。

イメージ 17
さらに行くと、土手にこんなに可愛い花が。なんでしょうか??右にあるのが葉。

地図に書かれている「ムクロジの大木」の横を歩いていく。

イメージ 18
突然、開けて畑が広がっている。「美瑛のミニ版だね」と言いながら行く。

イメージ 19
「センニンソウ」が花盛り。

イメージ 20
「バサッ」と鳥が飛び立つ方を見上げると柿の実だ。9月になったばかりなのに早くも秋の気配を感じた。

イメージ 21
畑の隅には、まだオクラが綺麗な花を付けていた。

道なりに緩やかな坂道を上ると、一応ゴールの「妙桜寺」に着いた。

ここから「多摩センター駅」までバスで移動した。直ぐに帰るのはもったいないと、駅から丘へ登った所の

「多摩市立グリーンライブセンター」に立ち寄った。小さなガーデンと花関係の講習の出来る建物がある。

イメージ 22
ガーデンを散歩しているとセミが未だ元気に鳴いていた。

イメージ 23
夏の終わり頃、植物たちも花が少ない。しかしそれぞれの株はしっかりとしている。健康のしるしだ。
又、春に訪ねたいと思った。

イメージ 9

イメージ 10
  里山に広がる 素敵な世界を味わった一日だった。  Y子ちゃん、また探検しましょうね!





八ケ岳・みどり池 ② 



イメージ 7
「しらびそ小屋」の前の景色。何度も本で見て憧れていたこの景色が目の前に広がっている!
「みどり池」と奥の東天狗岳の東壁が素晴らしい景観を成している。

イメージ 8
小屋の正面入り口。

イメージ 9
お茶とかりんとうを下さった。
小屋の前に到着した人達は皆、休憩のひと時を楽しんで出発して行ってしまった。
池の畔でお昼を作って(という程のものではないが)八つの空気と景色を「おかず」に、美味しく食べた。

イメージ 10
「おいしそうですね~。僕にも少し・・・」とカミキリがブタさんの帽子に来たが「あなたの分は ないのよ」と言った途端に飛んでいってしまった。

イメージ 11
小屋の方に目を向けると窓辺の餌台に「ウソ」がやってきていた。

宿泊予約を入れた時は私達だけだったが、後で1組のご夫婦が泊る予定との事。翌日(土)は女子会の様な

催しがあるそうで、結構満員のようだった。貸し切り状態の山小屋(2年前のブタさんとの八ヶ岳も私達だけの

貸し切りだったわ)で、池が見えるお部屋も気分が良かった。

イメージ 12
部屋の窓から。

イメージ 13
夕食の後、池の向こう側に鹿が2頭、水を飲みに森から出てきた。鹿も、このような場所で見るとメルヘンの世界
の可愛い生き物と思えるのだが・・。

イメージ 14
朝の窓辺。 かなり「年季の入った」感じの「ウソ」♂

イメージ 15
餌(ヒマワリの種)をくわえている。

イメージ 18
可愛い~~。「ホンドリス」  昨日からチョロチョロしていたが、まるで ぬいぐるみ。

イメージ 16
体を伸ばすと こんな姿。

イメージ 17
いつまでも見ていたいところだが、こちらも朝食の時間になった。

イメージ 19
待ちに待った!極厚切のトースト。こんなに沢山は無理なんて言うんじゃなかった。完食!コーヒーも
絶妙な美味しさ。3杯も飲み干した(@_@)

イメージ 20
もっと近寄って見る。実はだれでも食せる朝食ではないので注意!!
その1 小屋に宿泊する人だけ。(予約時にトースト希望と言う)  その2 一般食【朝食は和食が基本】の人が終わった後になる(早朝出の予定の人は無理)。

昨夜、小屋のおばさんが、そっけなく「明日は雨よ」と無情な一言。夜中に土砂降りの雨が屋根を叩き付けている

雨音で目が覚めた。起きたら、霧雨程度だったので、行ける所まで行ってみようと決めた。風がないので

小屋の人も稜線も風が無ければOKだという言葉に押されて出発した。

イメージ 1
小屋から5分で本沢温泉と中山峠の分岐に着く。一応、中山峠へ進む。

イメージ 2
森の一部になったブタさん。 しばらく上り、かなり急坂になり 暑いので上着を脱いでザックにしまおうとしたと時、急に土砂降りの雨となった。あれよという間に登山道が茶色の急流みたいになっていた。

撤退!気を付けながら、ずぶ濡れで しらびそ小屋までもどった。

イメージ 3

イメージ 4
大雨の撤退は悲しいけど、可愛いキノコたちを見つけるとついカメラを向けたくなる。やまねの悪い癖。
「え~まだ撮っているの~!」とブタさんに言われてしまった。カメラはポケットの中でケースごとグッショリに
濡れていた。

無事、小屋に戻って熱いお茶をいただいてホッと一息ついた。「今から下れば【稲子温泉】から出るバスの時間

に十分、間に合う」と言われ、お礼を言って小屋を出発した。雨は大分弱くなってきた。

イメージ 5
自分へ唯一のお土産。

前日、上ってきた道をのんびりと歩いていると、下から上ってきた5~6人のグループの方たちと長話しをして

「お気をつけて!」と別れた。「ちょっと長話すぎたかしら?」と時計を見てドッキリ!それからは「バスの発車

時刻」との闘い?が始まった。

みどり池のバス停から林道をショートカットの道は下りで滑りそう。

もう、林道をひたすらに歩く戦法に変えた。「間に合う!無理!」といいながらも、数か月前にブタさんが

猛ダッシュして「小仏」発のバスを捕まえていてくれた事を思いだした。

「今回はやまねが頑張らなくっちゃ」と、走って転ぶのはゴメンなので、超スピードのウォーキングで

正にウインカーをチカチカさせて発車寸前のバスにしがみ付くように「このバ、バスは小海駅行きですか??」

「は~い。直ぐに出ますよ」と運転手さん。「もう1人直ぐに来ますので、お願いします」とやっと言い終えた頃に

ブタさんが到着した。お陰で2人共 翌日、 久々の筋肉痛になった。

何とか予定より早めに新宿に着いた。どっとお腹が空いているのに気づく。

渋谷の回転寿司で軽く夕食をして、最後はブタさんのお薦め(本人も初めてだが)のケーキ屋さんに。

イメージ 6
この凄いケーキ(@_@)・・・フルーツ(メロンにバナナに・・・)のミルクレープ。2人でシェアした。クリームがそんなに甘くなく、「こんなに美味しいケーキってあるんだ~」
ケーキセットにお付き合いしてくれてありがとう!・・ブタさん、ごちそうさまでした。

思い出がいっぱい出来た「八ヶ岳、癒しの旅」もおわった。



八ケ岳・みどり池 ①

8月末、ブタさんと、目的の半分は「癒し」を求めて、八ヶ岳に向かった。

イメージ 10
JR小海線の小海駅からバスで「みどり池入口」から歩いて「しらびそ小屋」まで。
翌日は中山峠~高見石小屋~白駒池~麦草峠を歩く予定で、まず新幹線で佐久平から小海線に乗った。

イメージ 11
子供の頃、夏によく乗ったローカル線。

イメージ 12
小海駅前のロータリー。

イメージ 13
小海線と連絡の良い町営バスで30分位で「みどり池入口」に着く。この駐車場横から「みどり池」へ。

イメージ 14
林道の橋を渡ってすぐに、ショートカットの道に入る。写真の右端の岩の見える道。

イメージ 15
森の中を渓流が、いい音で流れている。

イメージ 16
シラネセンキュウらしい。 まさにレースフラワーのようだが、セリ科の植物は見分けが付き難い。

イメージ 17
立派な道標

イメージ 18
オトギリソウ。元気がはじけているみたい。

イメージ 19

イメージ 20
ハリブキ。この夏、何度か見かけたが茎まで見たのは初めて。これほどのハリは必要なのか?と思う。

イメージ 1
「こまどり沢」という愛らしい名前の付いた処。
途中で鳥見に夢中になったり、お喋りしながらゆっくりと ここまで来たが、「がんばって!」と言われたら
この先、頑張ろう!

イメージ 2
ホンワリとしたベールのような「サルオガセ」。
やっぱり、あちらこちらに目が行って、頑張れない。今日の予定は「小屋」までだから「まぁ、いいか~~」

イメージ 3
昔、木材を運んだのだろうか。トロッコのレールの跡。

イメージ 4
「綺麗ね~!」思わず足を止めて、緑に苔むした岩を見入る。

イメージ 5
何種類もの生き物が共生している世界のようだ。

イメージ 6
八ヶ岳の自然に包まれて、奥へと進む。

イメージ 7
「あと2分」の道標を見ると、もっと歩きたい気持ちになる。

イメージ 8
道は平らになり小屋が近いと思わせた。

イメージ 9
「小屋の屋根がみえた~!」 良いお天気でみどり池に迎えられた。「やった~!」

小網代の森 ②

【小網代の森】も分岐にやって来た。

イメージ 1
湿地の原っぱを抜けて最後の峠に向かう。

イメージ 2
ここが最後の森の小路。

イメージ 3
大きなカマキリがいた。

【小網代の森】の代表的?存在は「アカテガニ」というカニ。「この辺にいるはずよ」とYさんがいうので

皆で路の脇を見ていると、いた!いた!

イメージ 4
目玉が奇妙な赤いカニが茂みへ逃げて行く。

イメージ 5
こっちにもいた!甲羅に人の目と口が描かれているようで面白い。
カニを追い回しているうちに茂みの穴に入ってしまった。

イメージ 6
森を抜けると空も開けて、小網代湾に到着した。

イメージ 7
崖でJさんが「コクワガタ」♀を見つけた。

イメージ 8
JさんとYさんは「気持が良い~~!」と海に入っている。

イメージ 9
海沿いに行くと、休憩所があって中には こんな看板が掛けてあった。

イメージ 10
小学生の団体がきて、真珠の核を貝に植え付ける作業を見せるそうだ。
大人の私達にもやって見せてくれた。

イメージ 11
ソフトクリームを見つけて 暫し休憩のひと時。

ここで【小網代の森】探検は終わり、三浦の三崎に来て「鮪」を食べずに帰れようか!

Yさんが予約を入れて置いてくれた店に直行した。

イメージ 12
このお店。

イメージ 13


イメージ 14
どちらも美味しそう!!
暑い一日だったが【小網代の森】と「三崎の鮪」を十分 楽しんだ。
ギャラリー
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
アーカイブ
  • ライブドアブログ