又、皆で歩こうということで、選んだ場所はJR大磯駅から周回できる「高麗山」を提案した。
今回は30代~70代までの年齢層なので6㎞位の道程。累積標高差247m×2ならば何とか行けると思って。


私達は化粧(けわい)井戸をめざして行く。



「曼珠沙華」お彼岸の時季に合わせたように咲き始めている。

街道を行くと右手に「化粧井戸」があった。

説明板の奥にある井戸。今は水があるのか分からない??

さらに行くと、高来神社(たかく)神社の信号の左に鳥居があり、神社の建物の裏が目指す【高麗山】に
続いている。

神社右奥から登山道となるが一応、女坂と男坂(手前)に分かれている。迷いなく「女坂」に進む。

以外と急な上りが続き、フーフー言いながら上る者もいた。私は「標高が低いからといって
バカにしてはいけませんと言った筈よ」と話した。

こんなに小さな森でも鬱蒼としていて、見上げるとすごいなぁ!

途中、2度の休憩と取って、【高麗山】山頂に着いた。展望はなく、木々に囲まれた広場といった感じ。

【湘南平】まで緩いアップダウンが続く。少し広い場所を通過して、皆は先へ進んだが「もしかして?」とちょっと
見回したら、この山頂板が目に入った。【八俵山】山頂。ここも展望もないので見逃しやすい山頂だ。

白い「ヒガンバナ」は珍しい。

負けじと「白いキノコ」も薄暗い所で目立っている。

【湘南平】は間もなくだと思っていたらこんな山頂があった。

小さな祠がある。

三角点まで見つけた。

そしてやっと【湘南平】に到着。反対の方から車でも上って来られるので天気がもっと良ければ家族連れで
賑わう公園で展望は抜群に良いそうだ。今回は雨こそ降らなかったが展望はダメだった。
ここでゆっくりと休憩をとって、大磯駅を目指して下り始めた。

上の写真の左の方に階段がみえるが、展望台になっていたので一応上ってみた。
天気が良ければ奥に丹沢山塊が見渡せる。

名前は分からないが可愛らしいイトトンボ。

シオカラトンボ

民家の裏手の道を下ったが連日の大雨で土手や道がこんなに傷んでいた。

島崎藤村夫妻が住んでいた家を訪ねて(庭から)見学した。大磯は伊藤博文、吉田茂などが居を構えて
いた。「ちょっと住んでみたい」感じの町である。
駅前でランチにしたが、昭和の時代を思わせるメニューで、ちょっと楽しんで帰途に着いた。