やまねの日記

やまねの山歩き

2016年05月

駒場東大前のバラの小路

先週、時々 通り過ぎる駒場の東大正門のすぐ脇の小路のバラ園が見事だったのでカメラに収めた。

植物園のバラはあまりにも品種が多くて、頭の中がバラで溢れそうになる。小路を歩きながら10m程の

バラ園はちょっと違う世界に誘ってくれる。やまねにはピッタリの小路。

バラの品種名はあまり気にせずに御覧あれ。

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「まぁ、きれい!」 それで良いのだ!

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この花は尊敬する「Mr. Rose」こと鈴木省三先生(世界的なバラの育種家」)の薔薇。

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淡い色は人の心を優しくしてくれる。

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狭い場所でも こんな演出で素敵になる。

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花弁の少ない原種的なバラも いいなぁ。

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こんな風に、素敵な「花名札」が立てられている。 名前ってやっぱり気になるよね。

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もしかしてこれが「フェスティヴァル・ファンファーレ」かしら。
みどりのコーンはいただけないけど振り返って見る。奥の道の右に東大の正門がある。

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バラを見ながら進むとハーブとか「イングリッシュガーデン」によく植えられている植物がある。
これはやまねの庭のもある「アカンサス」 大きな葉とスッと立ち上がるゴツイような印象の穂花。
確かギリシャ建造物の柱の模様にこの植物が多く用いられていると聞いたことがある。

ほんの少しのバラとの ひと時が、都会にいる自分を忘れさせてくれた。

陣馬山~小仏



4月30日にブタさんとNさんの3人で陣馬山~高尾山の手前の小仏バス停まで歩いた。

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オレンジ色の線が、この日のコース。春の1日、新緑に抱かれながらの山歩きとなった。

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JR藤野駅からバスで10分程。この日も連休中の土曜日とあって、臨時バスが出た。お陰様で2台目に乗って
「上沢井」バス停で降りた。殆どのハイカーは手前の「落合・陣馬山登山口」で降りてしまった。
上沢井からは静かで誰にも会わない山歩きができる。

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人家の前を何軒か通り過ぎると竹林の広がる坂を上って行く。筍堀りの忘れ物?らしい。
深い竹林は独特の静けさを感じる。

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しばらく上って行くと「一ノ尾根」と合流。途端に沢山のハイカーの人に出会う。兄弟で遊びながらの
ファミリー登山は実に楽そう。ブタさんはそういう子供達の相手をしながら元気付けている。
ヤマツツジが新緑の中で輝いて咲いて、あ~至福のひと時!

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ブタさんが見つけた「シャクトリムシ」 私は苦手なのでちゃんと見ずにシャッターを押したが
皮肉にもこの日、一番の傑作??

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「一ノ尾テラス」と名付けられた立派な道標があった。奥のほうに回ると富士山が展望できる。
この日はとても良く富士山が見えたが、木々の合間からの眺めであった。

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「アカネスミレ?」

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「ホソバテンナンショウ」でしょうか。

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山頂まであと一息。

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いよいよ最後の階段が始まる。

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奥多摩の山々まで良く見える!鯉のぼりも春風に乗って泳いでいる。

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山頂の土手で咲いていた。「サクラスミレ」のようだ。すみれの同定は難しい。

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山頂でテーブル付のベンチでカップ麺、スープ、コーヒーと皆で次々と平らげて、そろそろ出発しようか?
と時計を見たら、なんと2時間ものんびりしてしまった。
余り好みでない白馬の前で記念撮影。まず、「明王峠」に向かって行く。

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「チゴユリ」が群生していた。

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30分程で「奈良子峠」を過ぎる。

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「クサイチゴ」の花。

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「「明王峠」に到着。ここもランチや休憩に良い場所だ。富士山の展望ポイントといえるがこの日は雲隠れ。
私達は「景信山・小仏峠」へここから左折する。

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「明王峠」には茶店が1件あるが、いつも平日しか来ないので、茶店が開いている処を見た事がなかった。
おじさんが山菜天ぷら(350円)を揚げていた。他にも峠まんじゅう(150円)うどん(450円)けんちん汁(350円)など
美味しそうなメニューが並んでいた。流石に2時間ものランチの後で、味見は諦めた。

時間がどんどん過ぎてしまうので、景信山へ幾度もアップダウンの道を進んで行く。

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「景信山」の近く。
予定のバスの時間に間に合いそうもないので、山頂は踏まずに帰る事となった。それは巻道と思って入った道

がどうも方向も違う感じがしたので、「巻道」の入り口に戻る事にしたら、そのために20分~30分のロスが出て

しまったのだ。取りあえず「小仏峠」まで頑張ったが、バスの発車時間までにバス停に着けないと感じた。

Nさんと私は「もう無理」と半分諦めムード。しかし、ブタさんは地元の人に「走れば間に合うかも」と言われて、

あっという間に私達の視界から消えてしまった。結局ブタさんのお陰で、無事にバスで、高尾駅まで帰る事が

できた。

ブタさん、ありがとう。あんなに山で走ったのは初めての体験。Nさんもお疲れさまでした。




高尾山・ 春の花探訪 ③

3回目は4月21日にY子ちゃんと、その後の花達を探しに行った。

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いつものように分倍河原駅から京王線に乗り換える。タイミング良く、向かいの新宿行に「高尾山車輌」が
入線してきた。

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駅から6号路に向かう途中で「アオサギ」が迎えてくれた。先月、日影沢で見かけた個体かしら?

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土手には「ケマルバスミレ」

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6号路を30分位進むと右に「びわ滝」と神社、修験者道場が見える。久しぶりに水量の増した滝の
近くに行ってみた。以前は修行の人々を見かけたが最近、殆ど見かけない。

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「びわ滝」と神社の脇から上って行って、階段の途中で振り返ると新緑が美しい!

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「マルバコンロンソウ」

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「ラショウモンカズラ」

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急坂を上って行くと始めの分岐に出る。チームは2号路方面へ進む。

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見上げると新緑に思わず「きれ~い!」と言って、深呼吸してしまう。

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左の崖側は「シャガ」が咲きそろっている。

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2回目の分岐。殆どの人は1号路~薬王院~山頂のコースを辿るが「久々に3号路を行こうか!」と
意見が一致してそのまま3号路を進んだ。

以前、3号路を初めて歩いた時、いくら歩いても同じような風景で中々到着しないので「ひょっとして私達、

何かに化かされて同じ所をグルグルと回っているのかしら?」なんて話した事があったっけ。

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木の橋を4回位、わたってようやく上りの階段が始まった。

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可愛らしい「チゴユリ」

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立派な「ミミガタテンナンショウ」

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「タチツボスミレ」

3号路を歩いている途中から、6号路方面から子供たちの元気な声が段々と近づいてきた。

「遠足の子供たちだわね~」と言いながらチームは階段を上って行く。

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「ツクバキンモンソウ」葉脈の紫色が良い色だ。

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「マルバスミレ」

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やっと、6号路との合流点に着くと遠足の小学生がドンドン6号路の方から上ってきた。
土手を見ながら行くと  「センボンヤリ」(ピンクに近い色のもあった)

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「ヤブレガサ」

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きれいな 「ジュウニヒトエ」

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「カタクリ」が1本だけ咲いていたらしい。この辺りには自生していないと言われていたようだが珍しいので
監視中の札が付けてあった。

「山頂でお昼にしようか?」と上って行くと凄い人数の遠足集団で山頂が埋め尽くされていると言っても

過言ではない~~。

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脚の踏み場もない、とはこの光景!
どの学校の生徒も地面に座ってお弁当を食べるように言われていたようだ。

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お陰様で広いベンチとテーブルでランチができた。途中から「仲間と逸れた」男性と、若い男の先生が向かいに座って、お弁当を食べ始めた。話を聞くと渋谷区の小学校から来たとの事。

余りの騒がしさに「同時に下山となるとたいへんだ」とY子ちゃんが言うので、大急ぎで仕度をして、

6号路を転がるように下った。「びわ滝」から少し上がった角のベンチでようやく一休み。

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「カントウカンアオイ」を見に行った。もうジミな花弁がわりのガク片だけが見える。

子供たちの声も追いかけて来なくなったが、駅まで速足でもどった。山頂から駅ホームの電車まで

たった1時間戻って来た。

少し違う花とコースを楽しんでこられて「チームやまね」の、今回の高尾山探訪も良かった~。。

Y子ちゃん、お疲れさまでした!又、よろしくね~。



大山(丹沢) ② 

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遅ればせながら、今回の歩いたルート。ヤビツ峠~イタツミ尾根~大山山頂~見晴台~下社。

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「マルバスミレ」

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ひたすら下る。

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ミツバツツジが新緑に映える。

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15:00近くになって見晴台に到着。人の少なくなった静かな処から山頂方面を眺める。

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テーブルのある所の反対側に東屋が一軒、佇んでいるが、その左手前におおきな石碑が建っている。

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「山岳安全」と刻まれた碑。

突然、Mちゃんが「ここで、義弟が亡くなったの」 と話してくれた。13年前、丹沢へ1人で出かけて

事故で亡くなったそうだ。具体的な場所は知らなかったし、まさかここだった事も知らなかったとの事。

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石碑の裏に、その時の事が記されてあり、義弟さんの名前も刻まれていた。
急な天候の悪化で 近くにいたハイカー多数がこの東屋に避難し、その時、義弟さんは
東屋の一番外側に居たそうだ。そして落雷に襲われてしまった。多くのハイカーも負傷したそうだ。
本当に不幸な事故だったが、災いは何時くるのか分からないという事の警鐘として心にとめておきたい。

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かなり時間も予定を越えていたのでケーブルで下りる事にしたがその時間ものんびり出来る範囲を
越えていたので、下社に急いだ。 途中で見掛けた 「ミミガタテンナンショウ」。

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又、出ました!なんておっしゃらず!「ヤマルリソウ」の「シロバナ」を見つけた・。

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やっと「二重滝」に着いた。見上げると新緑が眩しい。

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16:00の下りケーブルに間に合って後ろ向きの席で「さようなら~大山。ありがとう!」と心の中で
手を振った。

大山(丹沢) ①

4月19日に雨で延期になっていた、【大山】へ行った。メンバーは大山は初めてで、言い出しっぺのMちゃんと

国立スズメさんの3人。スズメさんが「登れるかしら?」と心配していたので、一番短時間で登頂できるルートにした。

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「ヤビツ峠」まで秦野駅からバスで50分。朝は1本しか出ないので乗り遅れと座れないのは辛いので
焦ったが、臨時バスも出してくれて助かった。丁度ヤマブキが満開で、お花見バスの気分だった。

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「ヤビツ峠」に着いて、トイレに行って・・のつもりだったがトイレは使用不能状態。連休までには復活させないと
酷い事になりそう。

気持を入れ替えて、歩き出すと満開の桜が迎えてくれて嬉しい。

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きょうのメンバー。Mちゃんと国立スズメさん。

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始めから階段続きだ。

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突然、登山道を横切るモノが・・。金網を越えていったが 「白いお尻を撮りたい!」と思ったら、こっちに
向けてくれた。2頭の鹿だった。

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後ろの1頭はこちらを向いてから森へと入って行った。

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中間点でしょうか。青空も覗いて春らしい景色。

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サクラの花の背景は青空が一番。

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塔ノ岳方面。左手前、二ノ塔か三の塔。丹沢の表尾根の縦走を思い出す。

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ようやく「下社」からの登山道と合わさる。

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「スミレ」

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「キクザキイチゲ」

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最後の上りに疲れた処に鳥居が見えて、最後の28丁目の石柱に到着した。

山頂の隅を陣取って、ランチにした。

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Mちゃんは「ワンタンスープ」を配給してくれて🍙に暖かいスープは嬉しい。
最後に温かいお茶を入れた。私の大好きなくまモンのカップで。

熊本地震で辛い思いをされている被災者の方々を思い起こした。
頑張れ! くまモン!

ランチの片付けも終えるころ、何となく気温下がって来ているのを感じて急いで下山にかかった。

手袋をしても指先が冷たい。山の気象変化の厳しさを感じた。

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下山は「見晴台」経由にしたが、途中に紫色がかった「キクザキイチゲ」が咲いている、と教えてくれた
人がいて、気を付けながら下ったら、あった!でも「ボケボケ」で残念。

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こんなに大きな「アセビ」の木

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ちょっと開けた所から見ると雲が勢いよく、次々に山頂に吹き上がっていく。あんなに良い天気だったのに
急変した空模様が不気味だった。 続く。



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