やまねの日記

やまねの山歩き

2015年07月

朝の高尾山を歩く

7月11日、久々の好天気で暑くなる予報を聞いて、早朝に高尾に出かけた。

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 梅雨時らしく、渓流を覗き込むように爽やかな色の紫陽花が咲いている。

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ケーブルカー駅脇のこの渓流をわたると、道標どおりの「稲荷山コース」の入口だ。

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 朝の展望台。ここで汗を拭って水分補給したらすぐに出発した。
数歩行った処から振り返って展望台の東屋を見た。

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 わっ!キノコだ。ひとつ摘んでみたら「キクラゲ」の感触。臭いもしないけど食べてみる
勇気はない。

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 ピントがあわず(涙) 「ジャノヒゲ」白い花がかわいらしい。

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 派手な色で触る気にはなれない。これは登山道からは死角になっているので上りの人は知らずに
通ってしまう。たまたま、道を譲って端に寄ったらみつけた。

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 「オカトラノオ」

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 「ヨツバヒヨドリ」

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 「コバギボウシ」
花茎の高さが高すぎるようだけれど葉は小さい。

この時期は白い花が目立つ。

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 分岐の広場に到着したがまだ約230段の上りが待っていた。ここで休むと
上りが辛いのでこのまま階段に進む。

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 5分で上れた。晴れているが富士山は見えない。

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 土曜日の朝だから?時間の割に人が大勢いる山頂

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 お腹も空いて木陰にすわると、広い山頂は気持ちがよい。

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 焼き菓子を一つ持ってきたので「いただきま~す」

きょうは先に行くのは止めて、お散歩コースで帰ろう。

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 こんなに立派な「高尾山頂」の柱があったんだ。

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 4号路に入ると真っ白なアジサイが薄暗い森を明るく感じさせてくれた。

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 「いろはの森」の道は静かで大好きな帰り道。

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 「キツリフネ」が愛らしい。

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 日影沢林道と交わる。

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 「うゎ~不気味な・・・」気持ちの悪い物が目に飛び込んできた。逃げるまえに
やっぱり、よ~く見たくて・・分かればな~んだ、で済んだ。(テンナンショウの実?!)

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 「ハグロソウ」花の形が面白い。

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 こんな地図の看板を見つけた。

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 「いろはの森」の出口。

家に帰り着くころはお昼時。朝の高尾山は本当に静かなお散歩道だ。

八島ヶ原湿原を行く ②

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 2回目の分岐に着いて、横を見ると地図が掲げてある。

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 あと、赤い線の部分を行けば1周する。

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 渓流の音が高く聞こえた。昨日の雨で勢い良く、水量も多い。
早い流れを見ていると元気が湧いてくる。

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 白い花が?と近寄って見るとスズランだ。もう仲間たちは咲き終わってしまったのだろう。寂しげに
一輪、咲いていた。

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 今が盛りのグンナイフウロ。湿原のあらゆる処で咲いていた。

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 「ギンラン」より大きく、葉がササの葉ににているので、その名前が付いたらしいが
初めてみると、どちらなのか?なかなか判別は難しいと思う。

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 遠くが霧でみえないが湿原の中に朱色のレンゲツツジが目立ってきれいに見える。

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 「イブキトラノオ」

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 「ニガイチゴ」?

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 「アヤメ」
 
もう15分位で出発点に戻れるのに、12時をまわって、お腹がすいた~。

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 運良く木道脇のテーブル・ベンチが空いていたので座って簡単な昼飯にした。ここは食事を
しながら湿原を見渡せる、実に「贅沢」な場所だ。

30分ほど休んで、再び木道をゆくと

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 Mちゃんが「この花、立派ね~」と感心しながら写真撮影している。

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 「オオカサモチ」茎は太め(こんなに大きな花をささえているのだから)だが、花は
レースフラワーの繊細さである。

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 そして、苞も緑色した「マムシグサ」

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 湿原のところどころで群生していた「ヤマドリゼンマイ」

出発点に戻ろうとしたら団体の人がザワザワと下ってきた。この遠慮のない「ざわめき」が

異空間にいた私を現実に引き戻す。

Mちゃんにすっかり甘えて、茅野駅までドライブを楽しんで、夕方、JRで帰途についた。

結局、2日目は雨に遭わず、甲府辺りの車窓から富士山まで姿を現した。

山歩きは秋のお楽しみとなったが、蓼科の自然に触れられた2日間。

Mちゃん、お世話になりました!!
 

八島ヶ原湿原を行く ① 

蓼科の翌日の天気は、もっと悪くなるとの予報だったので「一日中、博物館か美術館に籠るしか

ないわね」と話し合ってゆっくり起床するつもりでZzzzz。

朝、明るくて目が覚めると青空が見え隠れしているので「何処か、行こう!」と大急ぎで

Mちゃんにおむすびをにぎってもらって【霧ヶ峰】の【八島ヶ原湿原】に向かった。

以前、夏に歩いた事があったが、この季節は初めてだ。

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 車でビーナスラインを「八島ビジターセンター」まで走らせて
歩き始める。1時間半位で一周できる湿原だ。

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 トンネル(上にビーナスラインが通っている)を潜ると出発点の小広場に出る。

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 階段を下り、木道が続く。初めに目に入ったのが「ニシキウツギ」。名札が付けられていて
嬉しい。

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 「アマドコロ」可愛い花が見事に整列!

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 霧ヶ峰の名の通り、霧が巻いてきて、いつ雨になるのか?少し心配になった。
「ニッコウキスゲ」。

10数年前、車で松本方面から走ってきたところ、山が一面ペンキで塗られたように「真っ黄色」で

「何?あれ?」と思いながら来てみれば山ごとニッコウキスゲで覆われているようだった。

いまはもう鹿害であの景色は2度と見られないと思う。

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 八島ヶ池。

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 コバイケイソウが咲き始めている。「久々にお会いしましたねぇ~」

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 木道を進んで行くMちゃん。人がいなくていい感じ。

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 レンゲツツジ。これから先の景色が楽しみ。

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 出発から30分で湿原の中のもう一つの池「鎌ヶ池」が見えた。

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「鎌が池」と木道を挟んで反対側の緩い斜面は「レンゲツツジ」の薄い朱色で彩られていた。

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 「鎌が池」の奥に分岐の道標があって、「御射山(みさやま)」方面へ進む。

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 「カンボク」。装飾花と葉に特徴があって、ヤブデマリと似ているが、葉の形(3つに裂けて
いる)ですぐ判別できる。

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 名札が付いていた。初めての名前だった。

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 「アヤメ」

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 「鎌が池」の分岐から道が、木道から普通の林道に変わりこの鹿除けの柵が湿原の一番南になる。
 
 梅雨の頃の湿原もたくさんの植物の花に逢えてよかった~。2人で景色に、花に感動しながら

 八島ヶ原湿原を廻れた。あれっ、あと少し歩かないと・・・。続く。

蓼科高原の休日

6月26~27日で昨年もお邪魔した、Mちゃんの蓼科の家をベースに山歩きを計画したが

天候がイマイチで、すっかり山は諦めて、高原を徘徊の一日となった。

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雨は昼ごろの予報だったので、北八ツのロープウェーの昇り口まで行ってみたがガスで
何も見えないので、昇るのは止めた。

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 ここは蓼科で40年位前から開いているお店。試食をまとめて配られて、美味しさに負けて
夕食分まで買う事になった。

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 お土産で有名なお餅屋さんに寄っている内にお昼時となり、Mちゃん、お薦めのお蕎麦屋さんに
向かった。入口にナツツバキが日本的な建物によくマッチして咲いていた。

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 セキレイの飛び交う川を見下ろす席に着いて「天ぷら蕎麦」を食した。
「ここの汁はからめで美味しい」とMちゃんが言う通り、美味しく満足だった。

信州に出かける事が多いが、お蕎麦を食べずには帰れない。

今回も美味しいお蕎麦に満足だ。

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 Mちゃんが寄ってくれたブルーベリー園。
雨が降り出したのでちょっと覗いただけだったが、まだこんな状態。
7月中旬頃までには濃紫の「宝石」になるだろう。

その後、夕食の野菜などの買い出しに農協コープに立ち寄った。新鮮な野菜が山積み!

特に目を引いたのは、真黒な「桑の実」と真っ赤な「ルバーブ」。山の家に戻って早速

ジャム作りに取りかかった。

さて、山の家に戻る途中「シークレット・ガーデン」の横を通るので、「外からちょっと

覗いてみる?」と・・・

中のガーデンに入れてもらえるとの事で、これぞラッキー!Mちゃんは「昨年から

見たかったの~!」と小躍りして喜んだ。

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 池のあるロックガーデンから巡ってみよう。

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 ヒツジグサが丁度、見頃だ。

池の中の道を上ってロックガーデンから周回した。

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 ヤマボウシも雨露に濡れて美しい~。

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 真ん中の長~い芝生の庭の両側は色の繋がりの美しいボーダーガーデンが続く。
ヤナギラン、ゲラニウム、シモツケ・・・・

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ヤナギラン、気持のよい肌触りのラムズイヤー。白いアナベルはこれから咲き始め。

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 その先はほぼ円形のハーブガーデン。ハマナス?バラの原種のよう。

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 ハーブガーデンを抜けると「メモリアルガーデン」。昨年も訪れる機会があって、
その時はバラが溢れるように咲いていた。これ位でも又、違った美しさを感じる。

そのガーデンから木戸を抜けると果樹園と続く。

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 スグリ。この実を集めて砂糖と煮詰めるとおいしい「スグリの赤いソース」になる。
ヨーグルトやアイスクリームにかけると、美味で見た目も綺麗。

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 果樹園は、それ程広くなく、次のガーデンへと続く。
大きなスモークツリーが印象的。

ゆっくりと2人だけでガーデン巡りが出来て、係の方にお礼を言ってガーデンを後にした。

その日は運良く「オープンガーデン」の日だった。

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 夕食はMちゃんが用意してくれた。あのソーセージ屋さんの・・。地場産野菜もたっぷり・・。

山歩きはできなかったけれど、贅沢な休日を味わった一日だった。
 

鎌倉・紫陽花を訪ねて。

6月18日、チームで山に行こう!と決めたものの、朝5時に、前日の雨で道路はびちゃびちゃを目に

したら、昼から雨になるとの予報を聞いても気持ちは萎えて2人でどうしようか?と。数分後、

「鎌倉にアジサイを見に行こう!」とすぐに決まり、8時過ぎに【北鎌倉駅】に集合となった。

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 コースは【JR北鎌倉駅】→東へ【明月院】→戻って踏切を渡り【東慶寺】→【浄智寺】→大仏ハイキングコース
→葛原岡神社を抜けて大仏(高徳院)の横に出る→ランチ→【長谷寺】→【光則寺】→【江ノ電長谷駅】

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 【明月院】は別名【あじさい寺】と言われるだけあって、雨後の紫陽花の美しさに感激。

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 観光の人が早くも行列。なんだろう?と後ろに並んだ。

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 「方丈」の広間越しにある丸窓を通して奥の庭が見通せる。

静かで趣のあるお庭。Y子ちゃんは「あちらに行きたいわね」と言ったが、その通り!

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 梅の実も色付いて、良い感じ。

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 ナツツバキが可憐にこちらに向いてご挨拶。すぐ横に看板が。

たくさんの紫陽花に見送られるように外にでて、少し歩くと

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 【東慶寺】。門を入ると両側にアジサイで飾られた階段を上って行く。
 
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 どの紫陽花も美しい~。

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 桔梗も紫陽花のピンクと似合っている。

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 隣のお寺【浄智寺】に寄った。奥の方に苔生した処が印象的だった。

さて【北鎌倉】→【鎌倉】まで電車で戻ろうと思ったら、Y子ちゃんが「この横の道から

ハイキングコースに入って【長谷】まで行かない?」というので、私はスニーカーで来たので

一瞬ためらったが、1時間位というので歩く事にした。10年以上まえにアウルさんと歩いた時の

事を思い出し、あの時は「銭洗い弁天」に抜けた。今回は大仏の横に出るコースだ。

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 コースに入るとそれらしい雰囲気。

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 道標もしっかりと立ててある。途中、何組もの小中学生の遠足のグループに会いながら進む。

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 「葛原岡神社」の広場。菖蒲の花がまだ残って咲いている。近くの高齢者施設の方たちが
車椅子で散歩をされていた。

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【長谷寺】に向かっていくと健気に1本。「ヤマユリ」がこちらを向いて咲いている。

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 もうすぐ出口かな?

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 「オカトラノオ」も頷いている。

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 広い舗装道路に出た。大仏への案内板。

大仏のある【高徳院】は今回、失礼して【長谷寺】へ向かう。観光の人でごった返している。

あまりの人なのでランチを先に食べよう!と人の少ない道に曲がったものの「しらす丼」の

お店はもう待ち人あり。ふと、見ると「ドイツパン」のお店でランチをやっているのを発見。

席も空いていた。

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 お店の手作りハム、ソーセージなど、とても美味しそう!その上スープとコーヒー、デザートのケーキまで!

1時間ほど楽しく、美味しくランチタイムを過ごして、いよいよ【長谷寺】に向かった。

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 お寺の門前は人でいっぱい。

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 中に入ると1時間以上の待ち時間と表示されている。

もう充分に紫陽花を楽しんだので、【長谷寺】は諦めて、隣の【光則寺】を訪ねた。

そのお寺も花がたくさんあって、全部の名前を書いた紙を貰って、それなりに楽しめた。

あの人波がうそのような静かなお寺でひと時をすごして、歩いて5~6分の【江ノ電・長谷駅】から

鎌倉駅に戻った。

「あの美味しいランチのお店を見つけただけでも、来た甲斐があったわね」と感想を述べ合った

チームの2人。あくまでも「花より団子」の2人なのだ。
ギャラリー
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