やまねの日記

やまねの山歩き

2015年05月

陣馬山 静かな山歩き 2

陣馬山頂で大休止をして、この先、どのコースを進もうかとY子ちゃんと相談し合った。

いつも、「明王峠」から相模湖に下りるので、今日はY子ちゃんの歩いたことのない道で相模湖と反対の北側を

下って、「陣馬高原下」のバス停に行く事に決めた。

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「ニガナ」が下り口にたくさん咲いて、涼しげな感じを与えてくれた。

さて、「明王峠」を目指して、おしゃべりしながら行くと結構、急な階段が続くので「あっ、これはオカシイ。

これ、間違えた!」と上り返した。上がった処に道標があって、「→栃谷尾根」と書いてあった。

お喋りしていて見落としていた(><)10~15分、ロスして「明王峠」の道を進む。

「奈良子峠」の分岐を過ぎた頃だったか、道の右側を見ながら行くと思わず「あっ!!」と叫んでしまった。

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 「キンラン」だ!諦めかけていた「キンラン」がこちらを向いて微笑んでいる。

しかもたった1本だけ。高尾山ではたくさん見たけれど、ここでは初対面。「よかったね~」と2人で喜んだ。

「盗られないようにね」と言って別れた。

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 「ヤマツツジ」も緑の中に色を添えている。

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 予定通り「明王峠」に到着してランチにした。丁度、出発支度の終わったグループが出かけて、木蔭の広い
ベンチでランチタイムの始まりだ。

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ランチは、一番、手の掛からないコンビニおむすびとトロッとしたゆで卵で。
最後に美味しいコーヒーを楽しんだら、もう周りに人影はなく、向こうで最後の女性グループが
出発するところだった。

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 「明王峠」から10分で「底沢峠」の分岐。そのまま行けば「高尾山」への縦走路だが
ここから「陣馬高原下バス停」への初めてのコースへ左折する。

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 「マルバウツギ」

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 「コゴメウツギ」
樹林帯を下るとひんやりとした空気を感じる。

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 少し開けた所を通過する。なかなか良い眺めだ。

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 隣の山が迫っていて、整列した植林がきれいに見える。

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 途中から川沿いの道となり、いよいよ林道に出た。

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 「ヤブデマリ」の枝の葉の上に乗せたように花がきれいのならんで咲いていた。
「ミズキ」の花かと思ったがミズキはもっと細かい花だった。

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 「やまめ」の養殖場(釣り堀にもなっている)を見ながら、民家もちらほらと現れたが
空家が何軒もあって、寂れつつある集落という感じがした。

丁度、3時頃にバス停に着いた。赤いポストが懐かしい。

下界はちょっと暑かったようだが、とても気持ちのよい山歩きができた一日だった。

Y子ちゃん、お疲れ様でした。また次回、よろしくね!

陣馬山 静かな山歩き

5月14日、5月の台風も去って、好天気に恵まれた。「チーム・やまね」=Y子ちゃんと2人で

陣馬の静かなコースを花見をしながら歩いた。

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 「チーム・やまね」は1月に「一ノ尾根」を下った時に途中からサブルートを下った。
その道の雰囲気が良かったので、いつか上ってみようと云う事で、今回「上沢井」バス停から
出発した。

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 バスを下車して道路を渡った所がすぐに、登山口だ。

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 歩きだしてすぐに「マルバウツギ」が咲いていた。もう、「うつぎ」の咲く季節なんだなぁ。

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 しばらく行くと、道の両脇にかわいらしい「コバノタツナミソウ」が歓迎してくれた。

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 「ニガナ」でしょう。

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 「ジュウニヒトエ」。私達は専ら「アジュガ」と呼んでいる。

花を探しながらキョロキョロしながら歩いていると、男性の方が上って来て、

「キンラン見ましたか?」というので「え~っ」と答えると、少し手前で咲いていたと

デジカメの画像を見せてくれた。「わ~、残念~!また見つけたら、あった~と叫んで

ください」とお願いした。

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 「ミツバツチグリ」丁度、写したところだったので名前を聞いてたしかめた。似た物が多くて・・。

その人は私達より右往左往して花を探しながら上って行った、暫くして「ギンランが

ありましたよ」と上の方から声が聞こえた。

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 「ギンラン」何年ぶりかで出逢った。とても小さくて(15~20㎝位)可愛らしい。まだ
蕾のようだ。

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 「イカリソウ」まだ咲いている。庭では、ず~っと前に咲き終わっているのに。

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 山頂直下の階段をフーフーいいながら上って行くと下山してきた人が「バッチリ、見えますよ」。もちろん「富士山」の事。急に元気が蘇って、山頂に着いた。

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 階段は、この「清水茶屋」の看板の右の所で終わって山頂に着く。向かいの山の一番の
ピークは「連行峰」。その後ろは「生藤山」。一番右が「醍醐丸」その奥に薄っすらとみえるのが奥多摩の「大岳山」だ。
 
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 もう11時近くだったので見えないだろうと思っていたが、何とか姿を見ることができた。

天気も良く、汗をかいてしまったので「かき氷でもあったら食べたい~」と「清水茶屋」を覗くと

表に貼ってあるメニューより先に店内のかき氷の器械を見つけてしまった。

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 今年、はじめての「氷イチゴ」。お茶屋さんの屋根付きテラスにすわって、「天下の名峰」を

眺めながらかき氷を食べる至福の時を過ごし、とりあえず「明王峠」でランチにしようと、

重くなった腰を上げて「陣馬山」の山頂を後にした。続く。


 
 

 

坪山(1102.7m)

4月29日、ブタさんと山梨県の【坪山】に出かけた。【坪山】は、JR中央線の上野原駅から北西に位置して

バスで50分。奥多摩の【三頭山】の南に位置する山である。奥多摩の地図、高尾・陣馬の地図を見るとどちらも端っこに

出ていて目立たない山だけれど、ここ何年か前からブレーク(この言葉は好かないが)した花の山だ。

時期が少し遅かったが、ともかく登ろう!と出発した。

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 「八ツ田(やつた)」から花の多い西ルートを行き、山頂から尾根道を東に進み「びりゅう館」に下る
コースを歩いた。

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 上野原8:10のバスに乗った。乗り場で人数を数えて全員が座れるシステムは親切!
多いときは増便してくれる。「八ツ田」で降車してバスを見送る。

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 道標がきちんとしているので、トイレを済ませて出発する。

イチリンソウ、ニリンソウ、スミレ、ツクシ、カキドオシ…等々春の草花に見送られるように

進む。

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 やはり「花の多いコース」を選び、

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、川を渡って行く。

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 こんな看板が出てくる。その通りの上りになる。

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 1度は見たかった「イワウチワ」は残念ながら終わっていた(予想通りだったが)。

「ヒカゲツツジ」もほぼ終わりのようだったが、上に登って行くにつれてわずかに残っていて、

ご対面できた。

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 ヒカゲツツジ

「イワウチワ」が終わると入れ替わりに「イワカガミ」が咲きだすとのこと。

予想していなかったので大喜びの2人。

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 イワカガミが群生している。群落をなしているところは「コマクサ」を思い起こした。

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 ブタさんも立ち止まって観賞している。

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 夏山で見ることの多いコイワカガミより「しっかり、どっしりしている」という印象を受けた。

近くで見るとなかなか素敵な花だと思う。

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 山頂直下はきつい上りが続く。やまねはこういう上りは嫌ではない。

山頂が近いので、その楽しみの方が大きいのだ。

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 記念にパチリ。【坪山(1102,7m)】山頂。

目的の花は見られないと思っていたが、伏兵現る!でとても良かった。

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 切り株の上にお弁当を置いてランチにした。山のご飯はなんでも美味しい。

帰りのバスの時間もあるので、ランチは早めに切り上げて山頂を後にした。

下り始めはかなり急坂で木に掴まらないと乾いた土で滑って怖かった。

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 怖い所は長くはないので少し楽な場所から振り返って【坪山】を見た。
春の優しい緑がホッとさせてくれた。

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 途中に松の巨木を見つけた。ブタさんには抱えきれない!

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 「びりゅう館」と「阿寺沢」への分岐。左折する。

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 時間通りに「びりゅう館」に到着した。

ここで、朝、バスに順番に案内してくれた伯父さんと出会った。帰りのバスのお世話まで

してくれた。臨時が出るそうで、30分も早く出発できてラッキー。

出発前に伯父さんがバスの前方に乗ってきて、今年の4月の大雪でヒカゲツツジしの花は、

ほぼ全滅してしまったとの事。

今年の「イワウチワ」は終わってしまったが「イワカガミ」はよい時期に見られたので

来年は4月10日にいらっしゃいとアナウスしてくれた。

この方は坪山の花の登山道を開いた人だそうだ。

バスの車窓から伯父さんに手を振って別れた。

ブタさん、お疲れ様!良い花見登山でしたね。

金時山(1212m)

4月27日、高尾山で足慣らしも済んで、友達のMちゃんから「金時山に登りたい」とのお誘いがあったので、

出かけた。高速バスで池尻大橋~乙女口まで快適に行くことができた。

6:45にバスに乗り込んだ。朝一のバスは空いているので予約なしでOKと言われてラッキーだった。

途中の車窓から野生の藤が満開で大きな木々を覆うように咲いている姿に歓声を挙げた。

バスは御殿場から乙女峠を通って箱根に向かう。天気も良く、乙女峠からの富士山の眺めは圧巻である。

私たちは次の「乙女口」で下車して身支度を整えたらすぐに登山道に入った。「乙女峠」まで、ウォーミングアップ

と、乙女峠の展望を楽しみで40~50分、樹林帯を歩いた。

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 今日のコース。

乙女峠までの道はきつかったけれど、思いがけず、たくさんスミレが出迎えてくれた。

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 ナガバノスミレサイシン。この春、初めて出逢った。

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 タチツボスミレ。あまりに何処にでも咲いているので、なかなか撮らないのが現実。

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 20分も登ると暑くて・・・・

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 エイザンスミレ先日の高尾山では、咲き終わっていたが、ここは今が盛りのようだ。

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 マルバスミレ。白い花弁が清楚な印象。

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 乙女峠に到着。正面の小さな展望台からの富士山の眺めは一品。少し雲が出てきた。

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 富士山。重い雪冠を少し取って、春らしい装いに変えている。

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 長尾山山頂までの登り約20分。えぐれた道は上りずらい。

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 クサボケの鮮やかな色にひきつけられる。

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 長尾山山頂に到着。見晴らしはイマイチで小広い休憩場所となっている。

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 金時山々頂直下は鎖やロープの道となる。息を弾ませながら山頂に飛び出る。

山頂は賑わっていて、ベンチは「火気厳禁」の札が貼ってある。この日は東京も27℃以上の暑さ。

箱根のお山も暑い。ちょっと凹んだ場所を確保して熱いけど美味しいカップ麺やおむすびやら

をお腹に入れてホッとした。

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 向かいの山の中腹は大涌谷。白い蒸気が時々見える。最近火山性地震の回数が増えて心配されている。

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 記念写真を撮って貰った。

山頂に着いた時、団体が2組程きたので混んでいたがもう、数える位の人しかいなくなり、そろそろ下り

始めようと、1時半に山頂を後にした。雲で富士山が隠れてしまったが朝の富士山に出会えたので満足だった。

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 山頂直下の下りも厳しいが長く続かないので、何とか途中まで下ってきた。

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  ミツバツツジも青空に映えている。

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  下界が見渡せる場所に出た。左、大涌谷。その右奥に芦ノ湖。

前方には明神ガ岳に続く道が笹原の中にくっきりと見えて、歩いてみたい気持ちにさせる。

矢倉沢峠につくと着くと「うぐいす茶屋」が開いていた。以前、閉まっていたのでなくなるのか?

などと勝手に思っていたが、Mちゃんがペットボトルを買いたいというので、寄ってみた。

小屋のおじさんと暫しお話をしていると「どうぞ」とこんにゃくの田楽をお皿に入れてくださった。

「もう、きょうは閉めるから」というので有り難くいただいた。熊やイノシシとの遭遇の話など、

怖いけど面白く話してくれてちょっと長居してしまった。

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 20分程で登山口に着いた。

帰りは仙石からバスで箱根湯本に出て小田急線で帰途に就いた。

Mちゃん、お疲れ様でした。膝も無事で安心しました。

高尾山(春の花探訪) 2

のんびりと「奥高尾」へ出発した。いつものように「もみじ台」は失礼して、

うす暗い巻き道を行く。

斜面には春の山野草が見られる。

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 高尾のミミガタテンナンショウ。

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 マルバスミレ

おしゃべりしながら歩いて行くのも「もみじ台」からの道が合わさる所まで。

階段がずっと続いて、いやなところ。この日は「城山」でランチかな?と思っていたが

「一丁平」で食べよう!と意見一致で、運良く手前の広い東屋が空いていたので1時間も

ゆっくりとランチタイムを過ごした。さて、

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 「城山」へも最後の階段がかなり長い。まだヤマザクラがきれいだ。

城山の山頂は茶店も開いていて休憩している人、ランチする人等で賑わっていた。

チームはトイレ休憩だけで先へ進んだ。日影沢へ下る。

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 クサイチゴの咲く道。右手、南側は展望も良く、気持ちがいい。

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 トカゲが這い出してきた。

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 ヤブレガサ

日影沢まで、2つのピークを超えて1時間20分で日影沢まで下って行く。

このルートでは1組の人たちに出会っただけで、静かな山歩きができた。

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 ヒトリシズカ

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 キランソウがきれい~。

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 日影沢の渓流を渡る。滑りそうで緊張した。

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 ピントが合っていない(涙)。ラショウモンカズラ

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 残念ながら、「タカオスミレ」は見つからなかった。
このイチリンソウと、ニリンソウもまだ見られたので、よしとする。

天気に恵まれて花を愛でながら、気持の良い山歩きができた。早めの出発で

時間も気にせずに歩けた事もその一因かもしれない。日影沢バス停からJR高尾駅にでた。

お茶して帰ろうと思ったが満員。立川駅のお店を思い出して〆の「ケーキセット」。

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 すごい!パンケーキ。Y子ちゃんのは大きい方で、バニラアイスとホイップクリームが満載。
「ちょっと食べきれそうもない」と言いながら2人とも軽く食べあげた。
「今日はよく歩いたから」なんて言い訳しながら・・・・。
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