やまねの日記

やまねの山歩き

2014年09月

お試し登山・大山(丹沢)

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 9月のはじめに新品の山靴を手に入れた。この夏は諸事情で夏山を断念した代わり(?)。

靴のお試し登山だ。前に履いた靴の試し登山で大山に行った覚えがある。今回も、と思って

コアラさんと大山に向かった。今回は「やまねの大山基本コース」を久し振りで歩いた。

伊勢原駅~~大山ケーブル下~参道~女坂~大山寺~阿夫利神社~山頂~見晴台~神社下~~ケーブル下バス停。

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 マツカゼソウが盛りだった。

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 いよいよ階段が続く「女坂」を上って行く。

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 ケーブルの中間駅がある大山寺。境内は80段程の急階段を上り詰めて「ふ~~ぅ!」と
一息ついたところで振り返って見ると下の景色が綺麗に見えた。

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 境内の左奥に良い香りの木の花「うん、これはキンモクセイの香り」と思ったら大きな木が
満開。「でもキンモクセイは10月の1日前後に咲き出すんだけれど?」それに香りも色も
下界のキンモクセイほどきつくない。

家に帰ってしらべたら「ウスギモクセイ」らしい。

境内の右奥へ登山道は続くが、久しぶりにお寺で飼われているワンちゃんがいた。大分、老犬になっていた。

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 男坂と女坂の合流点。賑やかな道標だ。

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 大山阿夫利神社。新しい本堂(と呼ぶのかな?)。

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 左奥に山頂への登り口がある。夜は木の門が閉じられる。

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すぐに100段以上の急階段が始まる。このあと本格的な登山道となる。

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 秋らしい~。コアラさんと「これはナメコじゃないわよね~。でも形状はナメコみたい。
ヌメリが無いか!」

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 大きな石がゴロゴロの道を上って行く。

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 やっと28丁目。その先が山頂だ。

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 山頂(1252m)で。

とても良い天気が、お弁当を食べ終わるや否や冷たいガスが流れこんできてポツポツと雨まで降ってきた。

流石、「阿夫利=雨降り」山。今日、雨乞いした人がいるのかも??取りあえず、お社の軒下に

避難した。寒いし、雨が酷くなると怖いので雨具を出して着こんだ。そして急いで下山を始めた。

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 しかし、15分も下ると下界が見渡せる位、晴れてきた。


「雷ノ峰尾根」をグングン下ると見晴台の休憩広場に着いた。テーブル、ベンチに何人も楽しそう

に会話をしながら休んでいるので、私達も景色を見ながら一休みした。

大山三峰山が東奥に見えて、その三峰をハリネズミさんを加えた3人の「動物チーム」で

登った時のことを「思い出したくもない」なんて言いながら・・ヒルに襲われてコアラさんの

足の流血騒ぎ。座るとすぐに靴を登ってくるヒルを思い出した。

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 見晴台から下社までの道は家族連れのハイキングコースなので崩壊箇所も良く整備されていて驚いた。

ある種の自然破壊と見えて残念な気がしたが危険回避を考えると仕方ない。

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 下山途中にケーブルカーの見られる処があって、丁度上から下って来る音が聞こえたので行ってみた。鮮やかなグリーンの車体が目前を下り、すぐに上りの赤いケーブルカーが見えた。

それから「よくもこれだけの階段を上って来たわね」と段差の大きい石段を下り続けた。

参道のお豆腐料理の看板を眺めながらバス停に向かい、伊勢原駅行きのバスで帰途についた。

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  駅横のモスで2人共大好きなジンジャエール(辛口でなくて残念)でお疲れ様!の乾杯をした。



 

花に会いたくて・入笠湿原 ②

帰りは湿原の左奥を回って木道を進んだ。見るからに上等なカメラでバシャバシャと撮るご夫婦の後ろから

「いい被写体があるんだなぁ」と思いながらそちらを見ると、アサギマダラが疲れた羽を休ませている感じで

止まっていた。夫がアサギマダラを見たいとしきりに言っていたので「ここにいるわよ~」と叫んでも、ず~っと

先を歩いている。いつもこれだから山歩きに誘ってあげないのだ。

結局、入笠山でアサギマダラに会うことはできなかった。数年前に来た時はイヤと云う位飛び交っていたのに・・・

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 サワギキョウ。1本ずつ見ると地味な色の花だ。

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 ヤナギラン。背が高くて存在感がある。ランといってもアカバナ科だ。

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 コバノギボウシ

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 イヌゴマ。実はこの名前を知らなかったが、ゴンドラのチケット売り場で頂いた
「入笠に咲く花」という小冊子に載っていた。

昔の人は「和名」を附ける時、食べられない、役立たない植物に「イヌ」「ワル」とか接頭語のように
つけられた植物があるけれど、可哀そうに・・。こんなに可愛い花で人の気持ちを和ませてくれるのになぁ~と
思うのはやまねばかりではないと思う。


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 ヤマホタルブクロ

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 湿原を登ると野草の花の中を抜けて、八ヶ岳展望台への道を行く。

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 わ~久しぶりのセンジュガンピ。

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 フグロセンノウ

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 ユウスゲ。ニッコウキスゲより優しいクリーム色で、その名の通り夕方~朝とか曇った暗い日のほうが
早く開くようだ。

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 林の中を飾る高原の花たち。

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 シモツケ。色がとても鮮やか。

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 ノハナショウブ。アヤメ科ではあるが、これは入笠湿原の特有種に挙げられているようだ。

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 コオニユリ。

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 キバナノヤマオダマキ。この薄いクリーム色もきれい!

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 ツリガネニンジン。可愛らしいベルの音が聞こえてきそう。

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 マツムシソウ。

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 八ヶ岳の展望。

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 最後に辿り着く休憩小屋で「ルバーブ(あんまり・・・)ソフトクリーム」を
食べて、下りのゴンドラに乗った。冷たいおしぼりを手渡されて気分良く下界に降りた。

花に会いたくて・入笠湿原

8月5日、中央道で信州に向かった。お昼前に諏訪南ICからすぐの「入笠山」へ寄り道。

5月末に友人と山頂からの展望をたのしんだが今回は「湿原のお花見」が一番の目的だ。

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 八ヶ岳山麓を見下ろしながらゴンドラは上っていく。

ゴンドラに乗り込んだが、やまねはこれが苦手で「止まらないで!途中でとまらないで!」と

本当にブツブツ言いながら乗っていた。夫は「そんなに簡単に止まるもんじゃない」なんて

無責任な事を言った途端!止まった!!「わ~揺れる~!高すぎる~怖~い」。何か言っていないと

いたたまれない不安感に襲われる。「誰か乗りそこなったんでしょう」と呑気な夫!

放送が流れて、夫の言うとおり。無言で堪えるやまね。間もなく無事に山頂駅に到着した。

山頂駅の裏(表?)に自由に借りられるストックが設置してある。丁度、スネを怪我したばかりだったので

借りて出発した。

早速、湿原入口の柵(鹿避け)までの道の脇に夏の花が目に入る。

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 カワラナデシコ

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 ヤマハハコ

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 アザミにミドリヒョウモン。きれいな羽を見せてくれる。

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 夏らしい空。背高のっぽのカラマツが白い雲と遊んでいるみたい。

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 湿原の」真ん中を避けて、縁を下るコースにはいると「クガイソウ」

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 ヨツバヒヨドリ

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 シシウド

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 ツリガネニンジン イメージ 10
 ヨツバヒヨドリでせっせと働いているシジミチョウの仲間。

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 ウツボグサ

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 チダケサシ。優しいピンクの穂の花が美しい。
湿原の中でサワギキョウのムラサキと素敵なコンビ。

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 ツリフネソウ

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 真っ白なノコギリソウも「お忘れなく!」と咲いていた。

時間は12時半を回ったので湿原の突端近くの斜面の木陰せおむすび(コンビニ)のお昼をたべた。

木陰は風も通るしとてもいい感じ。

帰りは左奥を周回するコースを歩いた。
 
ギャラリー
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