8月5日から恒例の信州へ旅に出た。美味しい「お蕎麦」が食べたくて
ことしは塩尻市の『ワイン街道』と呼ばれている街道からちょっと田んぼ道に入った所にある
「まる泉(いずみ)」を訪れた。
時代を感じさせる民家で、部屋の灯りが暗めでちょっと気になったが、昔の家の灯りって
こんなものだったかなぁ~と郷愁を感じてしまう。

お店の入り口。看板を照らす傘のついた電球橙が時代を感じさせる。

やまねの好物!とろろの蕎麦。そばつゆの出汁昆布にこだわりがあるそうだが
実に美味しい「蕎麦つゆ」。蕎麦は言うに及ばず。

いつもはお蕎麦に満足して帰るところだが、「自家製梅シロップのかき氷」を
見つけて頼んでみた。「おいしい~」。1杯全部食べると冷たさで先ほどの
蕎麦とつゆの余韻が消えそうな気がして半分ずつにした。

「美味しかった~」とお礼を言って、玄関を出ると、店主が小さな札を外にぶら下げて
すぐに引っこんだ。まだ、始まって2組目に入店したのに出る時にはもう「完売」

玄関脇に凄く沢山の花を付けたユリが見送ってくれた。いかにもお庭で咲いたユリ。
このお蕎麦、松本に行く前にわざわざ寄り道しても良いと思った。