数えてみると4か月ぶりの高尾だ。待ちに待った、山歩き。10月3日の尾瀬の帰りに足を負傷してから
初めての山歩き。今日の目的はリハビリ!と今シーズン初の鍋を食べよう!の2つ。
ところが晴れる筈の天気が前日に急変。「延期にしようか?」と諦めかけていたが、朝になると何とか
行けそうなので、9時過ぎに電車に乗って、高尾山口駅で待ち合わせた。

1週間前、アウルさんが高尾にソロ・デビューして、メールで人波の凄さを知らせてくれたけど、
聞きしに勝る人の数だ。

湯気の立つ「酒饅頭」を歩きながら食べた・・・

「稲荷山コース」の階段を登りはじめた。「今日は復活登山なので無理せずに行けそうな所まで」と
Y子ちゃんも気を遣ってくれる。右足の筋肉がが2週間のギブス生活ですっかり落ちていた。
それでも途中の東屋で15分程休んでもいつも通り1時間半で山頂に着いた。
今回、山頂直下の急な階段を「3回は休むよ」と言いながら一気に登れてしまったのが嬉しかった。

突端の展望台で2段になっている所。下段から上の人を見上げたところ。



静かな道で歩きやすい、好きなところ。30分で「一丁平」についた。結構、ぬかるんだ階段があって
思ったより歩き難かった。ここはベンチが増えて、適当に場所の確保もできて早速「お鍋」の準備を
始める。

野菜と肉をたっぷりと入れて、Y子ちゃんが「アクを取りましょ」。さすが主婦!!

鍋料理は体の芯から温まる。何度おかわりしたことか?満腹状態で苦しい~!
さて、帰りはどちらへ?と話し合ったが城山~小仏の下りで滑ると怖いとか・・結局来た道を戻って、
山頂を巻いて4号路を下って、リフトで帰ろうという事にした。
グショグショの階段の下りは怖かったけれど何とか通過して、山頂を巻いて、いよいよ4号路に入った。

北側斜面なので樹木の植生も違って、雰囲気も落ち着いている。

吊り橋を渡る。静かな道の筈が、若い山ガールとか「渋谷に行くの?」という服の女の子が結構、
多くて元気な声をあげながら歩いて行く。「若者が多いって良い事だ」と思いながら足元に気をつけて
下って行く。ようやくケーブルカーの駅辺りに来ると人が多い。先にあるリフトの方が空いている
だろうと行ってみてビックリ!25分待ちとの事。待っているより下ろうと、舗装道路でいやだったが
歩き始めた。

シロヨメナだろうか。まだ頑張って咲いている。花に見送られながら急坂を結構、神経を遣って
滑ったりしたが、無事に高尾を歩いて来られた。今年は色んな事で予定どおりに行かなかった事も
多かったが今回、再びスタートラインに立てたような気持ちだった。Y子ちゃん、お世話様でした。
ありがとう!