やまねの日記

やまねの山歩き

2012年11月

高尾山

数えてみると4か月ぶりの高尾だ。待ちに待った、山歩き。10月3日の尾瀬の帰りに足を負傷してから

初めての山歩き。今日の目的はリハビリ!と今シーズン初の鍋を食べよう!の2つ。

ところが晴れる筈の天気が前日に急変。「延期にしようか?」と諦めかけていたが、朝になると何とか

行けそうなので、9時過ぎに電車に乗って、高尾山口駅で待ち合わせた。

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 電車を降りてビックリ!駅前はラッシュ時並みの人波。平日でも「これか~」という感じだ。

1週間前、アウルさんが高尾にソロ・デビューして、メールで人波の凄さを知らせてくれたけど、

聞きしに勝る人の数だ。

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 途中のお饅頭屋さんも忙しそう。通り過ぎた所で「やっぱり買って食べよう」と踵を返して

湯気の立つ「酒饅頭」を歩きながら食べた・・・

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 すぐにケーブル駅前の広場にでたが、人の行列がすでにできていた。チームやまねは いつも通り

「稲荷山コース」の階段を登りはじめた。「今日は復活登山なので無理せずに行けそうな所まで」と

Y子ちゃんも気を遣ってくれる。右足の筋肉がが2週間のギブス生活ですっかり落ちていた。

それでも途中の東屋で15分程休んでもいつも通り1時間半で山頂に着いた。

今回、山頂直下の急な階段を「3回は休むよ」と言いながら一気に登れてしまったのが嬉しかった。

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 「稲荷山コース」は適度?の人だったが山頂は「ぎっしり」の人。ここは富士山の見える

突端の展望台で2段になっている所。下段から上の人を見上げたところ。

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 残念ながら富士山は見えなかった。でも次第に天気が良くなってきた。

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 山頂の紅葉スポット。ここでは座る気にもなれず、やっぱり奥の「一丁平」まで行こうという事になった。

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 ここから先は人も少なくなるでしょう。真っ直ぐ登ると「紅葉台」。チームは巻き道を行く。

静かな道で歩きやすい、好きなところ。30分で「一丁平」についた。結構、ぬかるんだ階段があって

思ったより歩き難かった。ここはベンチが増えて、適当に場所の確保もできて早速「お鍋」の準備を

始める。

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野菜と肉をたっぷりと入れて、Y子ちゃんが「アクを取りましょ」。さすが主婦!!

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 今回はY子ちゃんが「ラーメン鍋」の用意をしてくれた。運よく風もなく気温は低くても温かい

鍋料理は体の芯から温まる。何度おかわりしたことか?満腹状態で苦しい~!

さて、帰りはどちらへ?と話し合ったが城山~小仏の下りで滑ると怖いとか・・結局来た道を戻って、

山頂を巻いて4号路を下って、リフトで帰ろうという事にした。

グショグショの階段の下りは怖かったけれど何とか通過して、山頂を巻いて、いよいよ4号路に入った。

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 4号路は、例の立派なトイレ工事で1年以上一部が通行出来なかったようだ。こちらは高尾山の

北側斜面なので樹木の植生も違って、雰囲気も落ち着いている。

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 吊り橋を渡る。静かな道の筈が、若い山ガールとか「渋谷に行くの?」という服の女の子が結構、

多くて元気な声をあげながら歩いて行く。「若者が多いって良い事だ」と思いながら足元に気をつけて

下って行く。ようやくケーブルカーの駅辺りに来ると人が多い。先にあるリフトの方が空いている

だろうと行ってみてビックリ!25分待ちとの事。待っているより下ろうと、舗装道路でいやだったが

歩き始めた。

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シロヨメナだろうか。まだ頑張って咲いている。花に見送られながら急坂を結構、神経を遣って

下まで降りてきた。

滑ったりしたが、無事に高尾を歩いて来られた。今年は色んな事で予定どおりに行かなかった事も

多かったが今回、再びスタートラインに立てたような気持ちだった。Y子ちゃん、お世話様でした。

ありがとう!




 

濃霧に包まれて

もう、半月も前の事。

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 11月7日の朝。珍しい事に濃霧に包まれた東京。運転もライトを点けて運転姿勢の知らぬ間に前かがみ
になっていた。
これは7:30、世田谷の駒澤公園近くの9階の窓辺から。高層ビルが霧につつまれて何とも幻想的な光景。

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 10分後の7:40、次第に霧が消滅し始めて渋谷~新宿方面の高層ビル群が形を現し始めた。

こんなに濃い霧が出たのはこの時だけ。寂しい「別れ」の朝でもあった。
 

ある日の楽しみ

だいぶ前の事。燕岳を一緒に登ったブタさんと「クライミング」に行った。ブタさんは初めてというので

すごくワクワク感が伝わってきた。「一度、やりたかったの~」と言うだけあって、初めての壁を難なく

登りつめた。

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 下から写そうと思ったら、もうゴール間近。グリーンのストーンを登って来たところ。

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 「テンショ~ン!」満面の笑みを浮かべて余裕のポーズ。


やまねの方は、帰り間際に最後の一登り。このコースはそんなに難しくはないけど、長~いコース

なので、途中でぶら下がって休んだり(タイム!わ~!久しぶりに震度4!ゆれました)して

ストレートに登れなかったコースに挑戦。

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 この段違いの壁を越えて・・さらに、せり出した上の白い壁へ・・・

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 白い壁を越えるとゴールに向かう。

帰り際に挑戦すると手も疲れて震え気味。今回はブタさんの声援のお陰で初めてストレートでゴールに

到達できた!サポーターの力って大きい。ありがとう!

ブタさんはすっかり楽しんで久しぶりに「ハマりそう!」とご満悦であった。

富士山

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このところ朝晩、冷え込むようだ。この季節になると富士山が綺麗な姿を見せる日が多くなってくる。

11月1日、夕方。陽も落ちかけていたので、展望できる橋に行った。
 夕暮れ時の静かな空気の中に、見えた富士山。

11月2日、朝7時45分 出勤して行った子やまねからメールが来た。《今日は完璧に富士山が見えている
 よ》と。これが、その姿。必ず人が写真を写していたり、車を止めて見ていたり。

△良抻了海料葦劼了格造澆話安山塊。主なピーク、左から【丹沢山(1567m)】【不動ノ峰】そして一番 高い右のピークが丹沢の最高峰【蛭ヶ岳(1673m)】

秋の尾瀬を歩く ②

2日目、昨夜は屋根を叩くような雨で幾度か目覚めた。朝までに晴れるだろうか。

昨日は怪しい天気だっので雨具を着込んだりしたけど殆ど降らなかったが、この日も出発の頃には

雲も切れたようだった。

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小屋の横の清水。

まずは尾瀬沼を目指す。濡れた木道を行くと【燧ケ岳】の登山口を左に見て進む。

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 色付きはじめた木もあり、こんなに捻じれた不思議な木もありで、キョロキョロしてしまう。

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 とても素敵な色のトリカブト

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 良い感じのところ

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 木道のマークで今、福島県を歩いている事がわかる。

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 のぼりの道を1時間と少しで「白砂峠」に着いた。

ここから少し下って行くと湿原が前方下に少し見える。何処からか?良い音♪が聞こえてくる。

湿原に下ると、木道横のデッキで青年が、何か楽器を奏でていた。

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 《カリンバ》という楽器。共鳴箱の上に、オルゴールのような舌状の金属板が配されていてそれを
はじくと良い音が響く仕組みらしい。
「自由にはじいてみて」と貸してくれた。皆で交代ではじくと自然と共鳴しているような
不思議な、澄んだ音が心地よかった。

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 白砂湿原。沼尻まで木道が続く。間もなく沼尻の休憩所に着く。

休憩所は人で賑わっていたが、建物の中でおにぎりを食べたり、ショップを見たりして

ゆったりとした時を過ごした。

さて次は、さらに尾瀬沼の北側から東側と沼に沿って40分ほど歩く。

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 ゴゼンタチバナの赤い実

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 ガスが尾瀬沼を流れてくる。

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 沼で水鳥が数羽いたので、カモかと思って、ズームで撮った。
画像をよくみると《オオバン》。嘴が尖っているのでカモと違う。ツルに近縁で白い鼻筋が目立つ。

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 大きな木がトンネル状になって、誰だって覗きたくなる。真ん中に可愛いキノコが1本あった。

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 尾瀬沼ビジターセンターに着いた。

ここには他に、長蔵小屋、トイレなどがあり、ここで、お昼ごはんをとった。

ビジターセンターの売店もあと11日で今年は閉鎖との事。

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 お昼は「キノコうどん」。たまにはうどんも新鮮?な感じ。

ゆっくりと休んで、尾瀬沼の一番北、尾瀬沼山荘のある【三平下】を目指して出発した。

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 約30分で【沼尻】と【大清水】への分岐に来た。あと7Kmで群馬県側の出口・【大清水】に着く。

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 単調な登りの木道を黙って上って20分。【三平峠】についた。一休み用のベンチがある。

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 「群馬県尾瀬憲章」というものが書かれてあった。例え尾瀬でなくても自然を大切に守りたい。

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 途中に、この白いキノコがいっぱい生えていた。キノコの「同定」は全くできず。。。

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 暫く、濡れた木道を行くと展望が開けて、しばし展望を楽しんだ。

それから間もなく、やまねは濡れた木道で滑ったらしい。右足で全体重を瞬間に受けて、

グニャ!「痛~い!」と一瞬思ったら、もう負傷したのが分かった。

キネシオテープと冷湿布薬を入れてあったので、みんなに助けられて足を固定してもらった。

運よく足裏の内側は地面につけたので、荷物は皆が分担して持って下さって、1歩ずつなんとか

下まで降りる事が出来た。仲間のみなさんと三平峠下の【一ノ瀬休憩所】の女性の方のお陰で

時間のロスも殆どなく帰る事が出来た。

コアラさんご夫妻、ハリネズミさんには、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい、

お世話になって、また足を向けて寝られない方向が増えてしまった。

それでも、この尾瀬は素晴らしい、思い出に残る山旅だった。また、歩きたい尾瀬!

ありがとうございました!
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