やまねの日記

やまねの山歩き

2012年10月

秋の尾瀬を歩く

10月2日~3日コアラさん夫妻にお誘いを受けて、ハリネズミさんと4名で尾瀬を歩いた。

「しまった~~!」「起きなくていいの?」と言われ、目覚まし時計を見ると≪5:30≫。

車で迎えに来てくれる時間だ~!飛び起きて玄関からそっと覗くと「おはよう!」と今、着いた処だと

言われ、大慌てで着替えて、顔も洗わずに来る車のトランクにザックを投げるように入れて車上の人と

なった。

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 行程はコアラさん夫妻が立ててくれた。

1日目・・鳩待峠ー山ノ鼻ー尾瀬ヶ原三叉ー竜宮十字路ーヨッピ橋ー東電小屋ー見晴(泊)

2日目・・見晴ー沼尻―(浅湖湿原)ー尾瀬沼東岸ー長蔵小屋ー三平下ー三平峠-一ノ瀬休憩所ー大清水


 関越道・沼田ICから片品村・戸倉の駐車場から鳩町待峠まで乗合タクシーで行く。

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 【鳩待峠】は群馬県側からの尾瀬ヶ原入口だ。

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 なだらかな下り坂を行く。そろそろ紅葉も始っている。

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 ユキザサの赤い実が印象的。

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 ヤマトリカブト

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 50分ほどで【山ノ鼻・ビジターセンター】に到着。気温は15度。
朝食を食べて(やはり、とろろ蕎麦などを)50分も休んで出発!

いよいよ【尾瀬ヶ原】の広大な湿原に吸い込まれるように入った。

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 しばらくして、振り返ると、晴れれば【至仏山】が見えるはず。山頂が雲に覆われている

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 みぎの奥に鮮やかな黄葉の塊。ズームで見た。

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 静かな池。

私達は【ヨッピ橋】(左折すると近い)を目指していたが、牛首の先の【尾瀬ヶ原三又】の分岐を

直進して【竜宮十字路】へ向かった。

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 ナナカマドの葉も赤く。

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 【竜宮十字路】ここを左折して【ヨッピ橋】へ向かう。人の姿も減ってきたが、これからの道は
歩く人がもっと少ないらしい。

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 木道の横に咲くリンドウ

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 「ヤマドリゼンマイ」が赤茶色で湿原の中でアクセントとなったり、自らを主張したり
なかなかお洒落な存在だ。

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 【ヨッピ吊橋】の手前で【尾瀬ヶ原三叉】(牛首)からの道が合わさる。

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 橋を渡る。【ヨッピ吊橋】という変わった名前の橋。もっと「ナチュラル」な感じの吊橋だと
想像していたが、やはり東電の架けた橋らしい感じ。がっしりとした鉄の立派な橋だった。

 橋を渡って、右折して20分程で「東電小屋」についた。右手の建物はホテルみたいに立派。

少し、休んでいよいよ本日の宿泊地の【見晴】にむかう。

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 紅葉や赤い木の実がきれいな木道を進む。

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 【見晴】は小屋が何軒もあって尾瀬の中心的な中継基地に思える。
この日はレトロな感じの「弥四郎小屋」に泊った。

続く。

筑波山(877m) ②

なかなか山頂へ進まないと思ったら、保育園のチビちゃん達の遠足で、親子が数珠つなぎ。

諦めて、少し立ち止まっていた。

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 足元に目をやると「ダイモンジソウ」が咲いていた。

さぁ、順番が来て、【女体山】の山頂にようやく着いた。

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 眺めがよい山頂・筑波市方面

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 下に見える建物は「つつじが丘」の休憩所とロープウェー乗り場。チームはここから
登ってきた。左奥に「霞ヶ浦」も見える。

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 チームの3人は突端の岩に行かないのでここで記念撮影。

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 「おいでよ~!気持ちいいよ」と言ったのに。うしろは絶壁だけど。

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 右手には【筑波山】のもう一つのピーク【男体山】。

さて、神社下に戻って、【男体山】との鞍部の「御幸ヶ原」に向かう。多分、「御幸ヶ原」は

遠足の子供たちで混んでいるだろうと、手前のベンチとテーブルのある小広場でお昼にした。

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 テーブルはあっという間に、この有様。すぐ横で工事をしていて、すごい騒音。それを搔き
分けるように、ヘリコプターが行き来していた。それにもメゲズ、楽しいランチタイムのひと時。

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 しばらく下り気味に行くと「御幸ヶ原」に着いた。予想通りの遠足の子供たちでいっぱい。そして
お土産屋が軒を連ねている。なんといっても、ここの名物は「ガマの油」。家の引き出しの奥にも燻っている。

標識にひかれて、杉の巨木を見に行った。

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 苔がついて他の木が幹に根をおろしている。

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 アウルさんが側に立つとスギの大きさがよく分かる

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 道を挟んで 巨木の前に「男女川」の源流があった。
 
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 どうも「飲めない」らしい。
小倉百人一首にある「つくばねの峰より落つるみなのがわ恋ぞ・・・」の歌はここで詠んだ
らしいとSさんが教えてくれた。

筑波山に来て、初めて訪ねた処もなかなか良かった。

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 下りはケーブルカーで降りましょう!と皆で乗り込んで、ふと、窓から見上げると
途中で出会って、ちょっと会話を交わした小学生達が手を振って見送ってくれている!

「さよなら~!」と笑顔で答えるチームの面々だった。

楽しい一日をありがとう!

筑波山(877m )

中高生時代からの友人Sさんに誘われて、あと、アウルさん、m-chipさんの4人で

【筑波山】へ行った。何度か行ったがここ10年近く、ご無沙汰の山である。

自宅からは意外と遠方にあって往復時間を考えるとなかなか・・・。今回も何とか楽しく、

旧交もあたためる事が出来た一日だった。

朝、6時の電車でJR秋葉原駅へ。そこから「つくばex」で、つくば駅へ。さらにバスで

麓の「つつじが丘」へ。そこの登山口から歩き始めた。

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 バスの車窓から【筑波山】の全容。双耳峰で左が男体山、右が女体山(今日の目的地)

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「おたつ石コース」を登る。階段の連続ですぐに暑くなり、お腹も空いたので出発して
20分で休んで上着を脱いだり、朝ごはんを食べたりした。

「おたつ石コース」は、山の東側から山頂まで約1時間20分(ロープウェー利用で6分)。

上り始めは階段と楽な登山道で進み、「弁慶七戻り」と呼ばれる巨岩辺りから次第に岩の道が

続き、短い鎖場などもあり、初めての人には変化に富んで楽しい山歩きの楽しめるコースだと思う。

現に一番人気の遠足コースとなっている。

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 登山口付近には秋らしい花々が。

やがて樹林帯に入ると道端にキノコが生えていたり、途中で先頭にいたアウルさんが「何か動物!」

というので、長いニョロかと思ったら、ネズミの小さいようなのが歩いている。

「コレ、ネズミじゃないわね~?モグラの顔している」などと行く先を見ていたら

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 「モグラの仲間」というところで意見一致した小動物。必死で洞に隠れようとしていた。

休憩のベンチなどで休みながらいよいよ巨岩の道に入った。

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 みんなは潜って先へ進んではふりかえる。

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 「弁慶の七戻り」と名付けられたところ。あの3.11の地震でも落ちなかったけれど、ちょっと
潜るのが怖い。

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 登山道の右上に小さな神社があった。「高天原」といわれるところ。

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 短い鎖場

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 今回、初めて見た花「ツルニンジン」あまりに素敵!ブーケのように思われた。

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 説明の立て札を読まなくても、それと分る。

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 「この上が山頂らしい」
ようやく山頂にある神社の裏に着いた。

  続く

 

大菩薩嶺(2057m)

9月20日、Y子ちゃんと【大菩薩嶺】へ行った。6:30にうちの「あおむし君」に乗って中央道を

一路、勝沼ICから上日川峠に向かう。

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今回も一番楽なコースで登る。昨夜の雨で登山道がぬかるんでいないか?

心配だ。今回はナビに頼って走ったら、随分遠回りした感じだった。それでも無事に「ロッヂ長兵衛」の

ある【上日川峠】に着いた。まずは「福ちゃん荘」に向かう。道は林間道と舗装道があるがもちろん

林間をと思ったが見るからに滑りそうなので、舗装道を歩いた。のんびりとお喋りをしながら行くと

間もなく「福ちゃん荘」に着いた。

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 宿泊施設と休憩所として、休日は賑わうことだろう。

「福ちゃん荘」の横から【唐松尾根】を行く。

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 始めは樹林帯の道を上っていくが、少しガスがかかってきて山頂に着くまでに降られるかな?と
心配した。

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 「雷岩」を目指して!

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 少し進むと、「おやっ」陽が照ってきた。右手、前方に「雷岩」が見える。

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 樹林帯を抜けると視界が開けて、「雷岩」もすぐ上だ。青空が歓迎してくれた。
「やったぁ~」と喜ぶY子ちゃん。

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 麓の方へ目を転じれば、塩山市の町もみわたせる。「富士山」まで、ちょっと顔を見せて
ご挨拶というところだろうか。心配だった天気も、ここまで良くなれば上出来だ。

展望を楽しんだら、山頂に向かう。「雷岩」と反対の左の樹林に入る。

うす暗く、ぬかるんだ所もあって、少し前の解放的な場所が『動』ならこちらは『静』の世界。

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 何種類もの苔が倒木を覆い、素手で撫でると本当に気持ち良くやさしい。
こんなに可愛いキノコまで育んでいる。

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 【大菩薩嶺】(2057m)の山頂。周りは木々にかこまれてちょっとした広場となっている。

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 「この辺でお昼、食べましょうか?」と「雷岩」に立つY子ちゃん。

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 「雷岩」からの眺め。左下に【大菩薩湖】がみえる。雲がやって来てすでに【富士山】も南アルプス
方面も隠された。

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 食後、「ちょっと、これ美味しいから食べてみない?」とザックの底から取り出したら、「わぁ~
私も好きで持って来ました~!」とY子ちゃんも取り出したお菓子。
「わ~同じだ」と並べてみたら、気がついた。ちょっとデザインが違う?食べ比べてもほとんど同じ。
これって「間違い探しクイズ」のようで、盛り上がったひと時だった。

約1時間、岩には私たちの隣りに熟年男性グループと後から、一段下がったところに若い女性の2人組が

それぞれ、楽しいランチタイムをすごした。女性2人組はインスタントラーメンをお鍋で作りはじめた。

とっても良いにおいがしてきて、思わず「いいにおいね~」と言ってしまった。もう少し涼しくなったら

いよいよ「お鍋」。待ち遠しいなぁ~

 1時過ぎに彼女たちに「お先に~」と言って《賽の河原》~《介山荘》のある【大菩薩峠】へと

歩を進めた。

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賽の河原へ

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 眼下に《介山荘》が見えたが、あっという間にガスの中へ

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 【大菩薩峠】の標柱の前で。うしろは真っ白な世界。

次回は違うコースで歩いてみたい。しかし、展望のよい山には惹かれる。

Y子ちゃん、今回もありがとう!

八ヶ岳山麓で遊ぶ

9月初旬、友人Aさんのお誘いで総勢5名で八ヶ岳へ一泊旅行へ出かけた。

Aさんの車(運転も)に乗せてもらって、昼過ぎに山麓(甲斐大泉)に到着。

腹が減っては・・・と、まずはAさんのご贔屓の「お蕎麦屋」さんに入る。

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 お勧めの「天ぷらそば」。味は期待通りだった。もう少し経つと
新そばが食べられる事でしょう。

Aさんの山の家に荷物をおいて、『八ヶ岳高原ライン』をドライブして、清里の北の

「美ノ森」から20分程登って、景色をながめた。

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 秩父の山並みが眺められ、日本百名山の金峰山(きんぷざん)を
双眼鏡でみると、山頂の「五丈岩」がよく見えた。

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 空に目を向けると青空のカンバスに飛行機雲が・・

景色を堪能して「清泉寮」へ向かった。ソフトクリームも魅力的だったが、一角にある

パン工房へ翌朝のパンを仕入れに寄った。

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 パン工房の入り口のフラワーボックス。花の色が見事。こんなにはっきりとした色の
花を都会では見慣れていないので、一瞬、アートフラワーかと思った。

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 レジの横に、可愛いやまねがお店番。

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 あっという間に夕暮れも近くなり、清里に向かう道路に架けられた巨大な橋を見に寄った。

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 橋の上から「わぁ~!富士山」


翌朝、6時過ぎに散策に出かけた。Aさんは2年程前に戸隠にバードウォッチングにこのメンバーを

連れていってくれた「野鳥の先生」。可愛い鳥たちに会えるかな?

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 散歩道で。朱色の花は「花豆」の花。

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 道端で採ったキノコ。とてもよい香りがして、「シメジの仲間じゃないかしら?」と持って帰ると
言ったが、全員が「毒だとたいへんだからやめて~」と言われ、でも捨て難く、持って帰った。

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 ヤマジノギク。もう秋だなぁと感じる。

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 すごく綺麗な翅!金属的な輝きとリボンのような模様が面白い。「カラスアゲハ」かしら?」

朝食を終えて、荷物も積んで、素敵な「家」を出発!

野辺山を案内してもらった。

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 ゴジュウガラ。逆さの木の幹を降りる姿は見ていて飽きない。

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 コガラ

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 ヤマガラ

可愛い小鳥たち!一日中見ていても飽きないなぁ。ここは「八ヶ岳高原ホテル」の庭。

フィーダーが下げてあるので小鳥たちが集まってくる。

この庭を抜けると散策路が「美鈴池」まで続いている。

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 ホテルの庭から「美鈴池」まで散策路。途中、トリカブトやハナイカリの花を愛でながら
林や森を抜けて行くが

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 まだか、まだかと思いながら行くと、パッと開けて目の前に静かな池が現れた。
思わず皆から歓声があがる

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 池の対岸に鹿のファミリーが草を食んでいた。

夏の季節も一段落した静かな高原のリゾート地。中高生時代からの友人たちとの楽しい旅だった。

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 ホテルでランチ。美味しかった「葡萄のシャーベット」

すべてをアレンジしてお招きくださったAさん、ありがとうございました。

素敵な仲間にも、もちろん感謝!
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