やまねの日記

やまねの山歩き

2012年09月

被災者支援センターの支援

8月30、31日、東日本大震災の支援の拠点の一つ『被災者支援センター「エマオ」』の要請で、

支援のボランティアの方々の為の夕食作りのボランティアに5人で仙台に向かった。

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 東北新幹線に乗り込んだ。

キッチンの広さから何まで現地へ行かないと何もわからないので、取り敢えず「エマオ」へ行った。

仙台も東京に劣らず、暑くて日差しがきつくて、ただ歩くだけで汗が流れる。

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 「エマオ」のキッチンの様子と残りの食材を点検してから2日分の食材(120~130名分)を調達しに近くの
スーパーへ買い出しに行く。

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 「予算内でおさまるかしら?」「大丈夫、デザートも付けられる」等と計算しながら買い物を続けた。

兎に角、重い食糧を分担してザックなどに詰め込んで「エマオ」に戻った。

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 キッチンの様子

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今日はカレーの日。2鍋作った。

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キウリの南蛮漬け。生野菜サラダは痛み易いので火を通した野菜。


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デザートはフルーツ入りヨーグルト


翌朝、午前中は買い物もないので、タクシーで仙台近郊の被災地を巡った。

運転手さんは70歳の方で震災当日の事、これから訪ねる津波の被災地の話を実体験を交えて話して

下さった。

どの話も胸が痛くなるような話だった。海岸に着いた。

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 車から降りると、線香の匂いが漂っていた。
2年前の夏は子供たちの声が海辺から聞こえて来ただろうに。

海水浴場だった浜辺の入り口に慰霊柱が建っていた。

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 柵も倒れたままで・・

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 海側から見渡すと何にもない。廃墟化した小学校。この3階部分まで
津波に洗われたそうだ。

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 「荒浜」地区という所。

車で海岸線を南下して名取川を渡った。名取川を遡上した津波はここから流れ込んだのだろう。

まだ瓦礫が積まれたままの所もあって、復興はまだこれからという感じだ。

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 もう1か所、運転手さんが「ひよりみ山」と言われた所。

小山の上に船が押し揚げられていたそうだ。

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 小山の上に松の木と桜が植わっていたが、桜はだめで苗をすぐ傍に何本か植えてあった。

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 ここは第2次世界大戦の戦没者の慰霊碑が建てられている。もうひとつ、慰霊碑が建つこと
になるだろう。


お昼前、頭が混乱気味のまま「エマオ」に戻り、2日目の調理に取りかかった。

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 ボランティアの人たちはここ「エマオ」からこの自転車や車で支援に出かけている。

前日の夕方、派遣先から戻ったボランティアの方々が「美味しそう~」「久々のカレーだ」と喜んで

くださった、顔が浮かぶ。

この日は豚汁とマーボー茄子にしようと思っていたら、台湾から大勢の方がボランティアで来て下さって

いるので味噌汁はあまり好まない様だといわれ、けんちん汁に変更した。

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 おにぎりを100 個以上にぎった。

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マボーなす

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 けんちん汁。

たった2日間で仙台だけしか触れられなかったが大きな体験だった。

私たちには想像もできない辛い体験(今も)をされた多くの方たちの事を覚えていたい。

名古屋の水族館

高松在住の孫たちが名古屋にいるというので、日帰りで遊びに行ってきた。

名古屋港にある水族館に行って、やまねも負けずに楽しんだ。

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入口からすぐの処でシャチが悠々と泳いでいた。可愛い顔しているが
テレビなどですごい獰猛(どうもう)な姿を見ていたので、ピンとこなかった。

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 ちょうど、イルカのショーが始まるというので、前の方に皆で座った。
正面の大画面に「映ってる~~!」と手を振ったところ。手前の黒帽子がやまね。

この席は海水を被りますよ、と言われたがお構いなし。孫たちは頭から全身ずぶぬれ。

大喜びだった。

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人馬一体というけれどこれは、まさに人・イルカ一体の素晴らしい演技だった。

久しぶりに感動してしまったわ~~。

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「おとぼけ」という言葉がぴったり(失礼!)のマンボウ

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 やっぱりペンギンが一番人気のようだった。

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 記念撮影用のスタジオで遊ぶ2人。

そのあと、標本を展示してある部屋へ行くと「これ死んでるの?」「どうして死んでるの?」

と質問が相次ぎ、ちょうど3歳5カ月になった孫も「どうして?」の歳になったんだ~。

おまけが付いて、1歳7カ月の妹はそれをオウム返しに言うので随分楽しませてもらったわ。

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 夕方、外にでると海からの風が気持ち良い。孫たちは疲れて御覧のとおり。

楽しい一日、ありがとうね。、

八ヶ岳 ・ 【西岳2398m】

8月23日、久しぶりにY子ちゃんから、お声が掛って、7月始めに予定していた【西岳】に行った。

【西岳】は八ヶ岳の【編笠山】の隣りに位置し、山容も似ていて《兄弟分》みたいに見える山である。


「お山歩さん」の登山口駐車場案内を見たのがきっかけで、登山口の「富士見高原ゴルフ場」の駐車場で

待ち合わせて一緒に登る事になった。お山歩さんには西岳登山に使命があったようだ。

無事、合流してすぐに出発した。

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 ゴルフ場の建物裏から上り始める。

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 少し、西の「造林小屋」からの道を合わせる。

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 間もなく【編笠山】への分岐点【不動水】の広場に出る。

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 「延命水」と書いてあり、とても冷たくて美味しそう!

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 広場の少し奥に咲いていた「フシグロセンノウ」

ここまでは、ほぼ平らな道が続いたがこの先少し斜度のある道となるが、30分ごとに林道と交わりながら

3回林道を越える。その後はあまり変化のない登りが続くが、途中、花があちらこちらで咲いていて、

その度写真をお山歩さんとやまねは撮りながら高度をあげていく。

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 ヤマホタルブクロ

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 キバナノヤマオダマキ

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 ちょっと不気味なキノコ。薄紫色で暗い所に置くとボーっと光りそうな感じ。

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 ハナイカリ

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 イブキジャコウソウ

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 ホソバヒメシャジン

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 マツムシソウ

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 山頂直下は、ようやく明るく開けてロックガーデンのような所に出る

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 振り返れば麓の景色が広がっている。

山頂は、すばらしい展望と花々に飛び交う蝶で小さな楽園のようだ。

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 ヤマハハコとアサギマダラ。この夏は、アサギマダラに会えないと思ったが、やっと
会えた。じっとしていてくれない。

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 これ、クジャクチョウ?

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 クジャクチョウの羽の裏は真っ黒。

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 誰か、落書き?いえ、お山歩さんはこの山の名札を作った方なのだそうだ。何年も経って
だいぶ字が薄れたり、剥げたりしたとの事で修復作業をしているところ。

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 新品の名札の前で記念写真。奇麗に修復された名札。

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 権現岳が目の前に聳える。

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左、阿弥陀。右が主峰の赤岳。

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 権現の右に編笠山。この写真ではわからないが左の肩に青年小屋がみえた。

登り始めは雲に覆われて、雨まで心配したが、山頂に着くと青空が見えて素晴らしい展望に

興奮気味であった。Y子ちゃんは今夏、初めての山に登れて良かったね!

お山歩さんも無事に「使命」を果たせて、ホッとされた事でしょう。

花の撮り方など、アドバイスをありがとうございました。

西岳は思った以上に高山植物も多く、山頂からの眺めも素晴らしい。

花は他にもイチヤクソウ、ウツボグサ、アザミ、ミネウスユキソウ・・・等々。

お疲れ様でした!










 
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