さぁ、山頂から下りはじめた。




この素晴らしい景色に足を止めない者はいないでしょう。



可憐な花を見ながら燕山荘に戻り、名残惜しいが8時過ぎに燕山荘を後にした。

眩しい程の朝日を受けて咲く「シナノキンバイ」





八ヶ岳、富士山、南アルプスの遠望もそろそろ見納め。

「合戦小屋」で「パイナップル」があったのでやまねも参加して頂きま~す!
そのあとも、ベンチで休憩を取りながら全員、怪我もなく下山できた。
ベアちゃんの「ワイン」がちょっと重すぎた(事件?)もあったがみんなのチ-ムワークで
難なくクリア。
第一ベンチからタクシーをお願いしたら下山と同時にタクシーも到着した。
一気に穂高駅近くの「お蕎麦屋さん」に直行してもらった。

記録的な暑さの穂高をあとにした。
今回、それぞれの思いを持ったメンバーが思いがけず集まった山旅であった。
燕山荘に泊まりたくて北ア、初めてのベアちゃん。
燕山荘のオーナーの親類にあたるブタさん。毎年、来るように言われて今年こそは!と思っていた。
7年前の燕岳にもう1度、畦地梅太郎さんに作品に憧れているコアラさんとハリネズミさん。
みんなの願いが叶って、よかったね!
やまねも「あれから10年」。どうしても今回は無事に、この足で燕岳を登って下りたかった。
10年前、Y子ちゃんと初めての燕岳からの下山中、転びもしないのに、足首をグリッとして骨折。
下山中の4人の方々に助けられながら山を下った。特に早朝、槍ヶ岳から一気に縦走してきた若いK君。
巨大なザックの代わりに超巨大なやまねを背負ってあの急坂を下ってくれた。K君の重たいザックを
持ってくれた方も本当にありがとう!
「もう、山はだめね」と言ったやまねにK君、「そんなこと事言わずに早く良くなって又、山に
来てください」との言葉に俄然、奮起したやまね。麓の病院で「足首の両側、2本が骨折していますよ」
と言われて思わず不覚の涙を流したものの(酷い痛みがないので、骨折しているとは思わなくも
なかったので)
リハビリの先生に悪態をつきながらも(どうしてそんなに痛いことをするのだ!と毎日喚いていた)、
2カ月半で低山を歩く事が出来た。
Y子ちゃんはじめ、助けてくださった何人もの人たちの事は決して忘れたりしない。
お陰さまで元気に山旅を続けることで感謝を表したいとの気持ちもあって10年目。、
あまり好きではない言葉だけど「リベンジ」の燕岳登山の願いが叶った。ありがとう!!