やまねの日記

やまねの山歩き

2012年05月

金環日食

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5月21日、毎日の天気予報に心は浮き沈み。遂にその時が来た!

子やまねは早々に「観測めがね」を持参して出勤。「雲の切れ目からバッチリみえたよ!」と

メールが来た。「おめでとう!」と返信。

さて、やまねは「庭の木の間越し」で観察。曇りがちでなかなか・・・でもなんとか

庭の桜の木の間から地面に写しだされた日食。

。掘В械

■掘В械汽螢咼鵐阿忘垢傾?鵑斉鋕垢掘「金環日食」だ!

7:37部分蝕になった。

瞬間しか見えなかったけれど、嬉しい主婦のひと時だった。

高尾山・巨木とコミヤマスミレを訪ねて

この春から植物の観察会にハマり始めた。自分の知らない世界が目の前にダイナミックに展開されて

いく。ちっぽけで目にも止まらなかった植物が愛おしく感じられる。巨大で足元しか見ずに通り

過ぎていた巨木に感動したり。

5月7日、学生時代の友人が高尾山の保護に何十年も係わり、植物はじめ自然の先生として、今回も

素晴らしい観察会を開いてくれた。同級の友6人と、彼女の4月のスミレ観察会に出席された方と総勢

20人で高尾山を歩いた。今回は「巨木とコミヤマスミレを見る」という事で、コースはリフトで登り

(初めての体験!)「浄心門」を通って1号路で山頂へ。下りは「いろはの森」から4号路へ。

吊り橋を渡ってリフト乗り場まで。


連休も終わり、不順(不穏だった)な天気も追いやったような好天に恵まれた。

ケーブル駅前の広場にある小さな池で

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 モリアオガエルの産卵。貝を叩くような擦るようなはっきりとしたカエルの声がする。
池の脇の草むらを覗くとカエルの泡に包まれた卵。

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 私は初めてリフトに乗って上る。随分長いリフトで脇のツツジ、新緑の中をスーッと上って
行くのは、とても気持ちが良い。

リフトを降りた所で今日のコースの説明を受けて早速、樹木の観察。どうしても樹木は名前と

木の姿が一致しない。説明を聞くと「なるほど!」と思うのだけれど・・

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 これは高尾で有名な「タコ杉」根元がタコの足のように見える。あまりに人々が触りに行くので
保護のため柵が出来てしまった。

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 道の脇でチゴユリがお辞儀をして迎えてくれているようだ。

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 標高の低い高尾だが、豊かな植生に恵まれている。「ブナの赤ちゃん」。知らなかった。
とてもブナとは思えぬ形の子葉がでて、せっせと光合成をして栄養をため込むとか。

舗装道を緩やかに上っていくと「薬王院」から「有喜寺」とすすむ。

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「有喜寺」この境内の入り口の階段わきに、面白いシダがあるというので捜した。

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 これ!「クモシダ」。名前を聞くとそれらしく見えてちょっと引いてしまう。
このシダは高尾に自生していなかったそうだ。石灰岩質に生えるそうで、この石垣の石に
ついてきたのだろうとの事だ。

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 境内の釣鐘堂。この屋根うらに「ムササビ」が住んでいるとか。

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 さらに奥の方に杉が何本もあるが、てっぺんが枯れている。これは廃棄ガスによる害が
初めて分かった杉なのだそうだ。こうなったらもう元にもどれず可哀相。

ゆっくりと山頂に着いて、お弁当の時間となった。連休の終わった直後というのに遠足の小学生はじめ、

山頂はいっぱいの人で溢れそう!それでも時間が少し遅かったので、山頂縁に座ることができた。

いつも、お弁当というと手作りのお惣菜やお菓子を持ってきてくれるGちゃん。きょうは

夏ミカンの皮の「オレンジピール」。あんまり美味しくてお土産に少しもらってきた。


下山は「いろはの森」から4号路を進む。この頃、やまねは「いろはの森」から日影沢に下りる

コースを選んでいる(人が少ない・・ほとんど会わない)が、4号路は久しぶり!この道は吊り橋が

あって、人気のコースでもある。

さて、森に入ると登ってきた参道の杉林と全く植生が違い落葉広葉樹が多い。まず、高尾のブナの

中で一番、立派な木の所に案内してもらった。コースから一段上がった小さな広場(といえるか?)

にそれはあった。

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 真下からみる。ブナに抱かれている気がした。

次にここを通る時には挨拶を忘れずに。

さらに4号路を下って行くとこの日のもうひとつの目的である、スミレがあった~!

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 「コミヤマスミレ」。高尾山では一番遅く咲くすみれ。花はとても小さい。
割と暗い場所に生えるので見落としそう。

ほかに

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 ヤマウツボ(ゴマノハグサ科)寄生植物なので緑がなく、ちょっと・・・。

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 ツクバキンモンソウ(シソ科)ヤマウツボの後に見たからか?ホッとした。

下山もリフトで悠々、降りた。

今日もまた、高尾山の「深み」に益々ハマってしまった。

丹沢・高取山

丹沢縦走の数日後(4・24)半年ぶりでコアラさん、ハリネズミさん、やまねの《どうぶつ・チーム》で

【大山】の前衛の【高取山】へ行った。
  

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 コースは小田急・秦野駅からバスで20分の「蓑毛」で下車。
浅間山ー蓑毛越ーNTT中継所ー不動越ー高取山ー念仏山ー善波峠ーー吾妻山ー鶴巻温泉駅
地図の濃い緑色の線を歩いた。上の方が暗い・・

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 蓑毛(みのげ)バス停。丹沢は国定公園。

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 クサノオウ(ケシ科)なんでも、薬草として用いられたそうだ。

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 オドリコソウ(シソ科)

花の写真を撮ったり、例によっておしゃべりしながら歩いていたら道をまた、間違えて30分位ロス。

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 「日向薬師」方面へ、進む。

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 少し先の灯篭の分岐を右に入るとこんなせせらぎが。

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 新緑の中を登って行く。

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 直ぐに車道に出て「NTT中継所」のゲートをすり抜けて行く。

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  ヤマザクラが満開。

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 ゲートから20分で「大山山頂」への分岐に出る。大山へは未だ急坂が続いているが私たちは
緩やかな道へ。

すぐに「蓑毛越」

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 明るいところでツーショット。左、コアラさん。右、ハリネズミさん

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 中継所を左に見ながら、ここからは「弘法山」への道標に従って進む。
春のきれいな青空が心地よく3人とも足取りも軽く、おしゃべりもたっぷり楽しみながら・・・

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 話ながら行くと「不動越」に着いた。あと、ひと登りで山頂だ。

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 最後の登りが結構きつい。どこの山のそうだけれど、話声もなくなりひたすら
登る。でも15分位で到着。

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やっと山頂だ。もう1時近くになっていた。前回、来た時より明るいような、少し印象が違った感じ。

山頂のベンチを2脚、占領してお弁当タイム。3人で分け合ったりして、高校時代のお弁当風景が

繰り広げられたみたいだった。さて、あまりのんびりすると昼寝をしそうな雰囲気となってきたので、

出発した。ここからのコースは前に来た時と同じコース。

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 30分で【念仏山】ここで、2人の男性と出会って話をしたら、私たちと逆コースで歩いてきた
ようだった。

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 山頂から展望がよい。左手前の小高い山は【弘法山】で彼らはそこから登ってきたそうだ。

【弘法山】は桜の名所で、今年も賑わったことだろう。

その後、善波峠、吾妻山を通って3時半に小田急線・鶴巻温泉駅に到着した。

途中に可愛い花たちに出会った。

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「ホタルカズラ」この一輪しか見つけられなかった。ピンボケで残念。   

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 「キランソウ」(地獄の釜の蓋)どうしてこんな怖い名前をつけたのだろう?
とても可愛い青花なのに・・・  

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 「シャガ」暗い樹林の足元で群生しているのをみると、光を放っているようだ。

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駅前のケーキ屋さんで最後の〆。温泉に浸かっている時間がなくて・・でもこの美味しかった
ケーキで楽しかった山歩きに華を添えた。

丹沢表尾根 ②

無事に【塔ノ岳】の山頂に着いて、残りの食糧をお腹の中に詰め替えて、 ちょっと辛そうな

大倉尾根を下る時となった。

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 ガスに包まれて富士山は勿論、隣の【鍋割山】も見えない。2時半に出発。

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 山頂直下に鹿が懸命に緑の草を探して食んでいる。物欲しげな目線を送ってくるが無視して
下る。でも、カメラは向けてしまった。

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 「金冷し」の分岐。右へいくと大好きな【鍋割山】(鍋焼きうどん?)方面へ。

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 「花立山荘」に着くが閉じている。

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 ここからの展望はすばらしいのに。それでもうっすらと下界の町が見渡せた。

さて、ここから気合を入れて滑る段差の大きい階段をいやというほど下る。

しかし、途中に小屋がいくつも点在しているので、目標物になっている。

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 「堀山の家」ここも閉じているが、暑い時期は横にクーラーボックスがあり
無人でペットボトルの販売をしてくれるので助かる。

1時間半も下ると「駒止茶屋」その先は少しなだらかな「幸せの道(私達の呼び名)」が続き、

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 サクラの満開もみられた。

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 これ、「幸せの道」

山頂付近は春の到来もまだの感じだったがこの辺りから木々の芽吹きに気付いた。

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 「あっ、ヤマルリソウだ」スギの植林帯の道の脇に春の花が見られるようになった。
嬉しい~!

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 スミレ(コスミレのような?)

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 タチツボスミレ

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 ヒメウズ(キンポウゲ科)

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 ツボスミレ(?)

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 ミミガタテンナンショウ

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 カンアオイ(?)

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 ヒトリシズカ

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 タチツボスミレとヤマルリソウが群生していて、とても綺麗でいい感じ!!

しばらく、可愛い春の花に和まされて、単調だった山道も気分良く、下った。

そのあとの舗装道は疲れた足にムチ打たれる気がしたが、なんとか大倉のバス停に着いた。

この日は寄り道なしで、よく歩けたと2人で「自画自賛」の言葉をご褒美に家路についた。

Y子ちゃん、来月もよろしくお願いしま~す。
 
ギャラリー
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
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