やまねの日記

やまねの山歩き

2012年02月

箱根の蕎麦・「深生そば」

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2月の始めに箱根に行った。けど、寒くて天気が悪くて、河口湖に寄ってみた。

寒々とした冬の午後。河口湖の湖畔に立ったが岸辺の凍りついた湖を見ただけで箱根に急いだ。

道路が凍ると怖いので何処にも寄らずに直行。

次の日も冷たい雨(みぞれ?)。帰るしかないと、元箱根の『深生(しんしょう)そば』でお昼を食べた。

店の外まで天ぷらを揚げている、ゴマ油の良い香りがしていた。天ぷらの油の臭いはあまり好きでは

ないが、この店はとても上質なごま油を使用しているのがわかる。

「素材にこだわっている手打ちそば」との事。北海道のそばの実、出汁もしょう油も日本各地から取り

よせているそうだ。

お隣のテーブルの人は大きなエビ(2尾をまとめて揚げたようだ)に色どりも良い野菜の天ぷらを

注文した模様。

私達は、いつも通り「せいろ」に「とろろ」と頼んだら、「今でしたら自然薯もありますが?限定で

まだ召しあがれます」とお店の人の薦めにのって、「自然薯そば」にした。ねっとり感と味の濃さと

いうか、たいへん結構!つゆも文句なしの☆だった!次回は天ぷらそばにしよう!

これで、すっかり気を取り直して、家路についた。

雪の「生藤山」越え

今回の『ちーむ・やまね』のコースは山梨県から【三国山(山梨、神奈川、東京の県境)】を経て   

【生籐山】。そこから北西の「笹尾根」を辿って【浅間峠】から東京の「檜原村」に下る計画をたてた。

下の地図を辿ってみると

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 JR上野原駅からバスで「井戸」へ。軍刀利神社ー三国山―生籐山
ー熊倉山ー栗坂峠ー浅間峠ー上川乗と歩いた。

「井戸」(バス終点)で下車すると、細かい雨が降っていた。この日は

一日曇りとの予報ではあったが、山沿いは雪も混じったような雨だ。(途中から雪となった)

バス停の待合所は屋根付きのベンチで助かった。合羽とスパッツとザックカバー

(やまねは忘れた)に身支度を整えて、舗装道路を5分ほど行く。

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 右手に「軍刀利(ぐんだり)神社」入口の石柱があり、右折する。

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 南天の実がたわわになっていて実に見事だ。

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 しばらく急坂をのぼると鳥居があり、その先に急な石の階段が続いている。

ウォーミングアップになりそう、と130段を一気に(ゆっくりと)昇った。

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 神社の本殿横の神社(?)の建物に木刀が奉納されていた。神社の名前と関連があると思われる。
白い幕も奉納されていたが、多分、山岳写真家の白旗史朗さんではないかな?(違うかも?)

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 本殿脇からさらに10分ほど上ると軍刀利神社の「奥の院」がある。その手前にカツラ(桂)の巨木が
どっしりと構えている。

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 雪道を登って行く。雪が凍結して滑りやすくなって、きた。

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 鎌沢からの道と合わさる分岐。以前は鎌沢から登って来たっけ。

それから間もなく【三国山】に到着したがそのまま【生藤山】に向かったが最後の急登がつるつるして

怖かった。

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 【生藤山】990,6mの山頂。朝からの雪が、まるで山の上空から粉砂糖を振りかけたようにうっすらと
周りの景色に覆っていて、いい感じ。

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 ベンチに積もった雪に記念の落書き。

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 急な下りに手こずったが【三国山】に無事に戻った。

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 「ちーむ」は、手前の道標に従って【熊倉山】~【浅間峠】方面に進む。

さすがに滑って転ぶと痛そうなので、アイゼンを装着した。「あ~、もっと早く着ければよかったね」

そこからの歩行時間はスピードアップされた。

【三国山】から【浅間峠】までは奥多摩の【三頭山】から派生している「笹尾根」で以前、歩いたところは

「幸福の小径」と呼びたくなるような気持のよい道だったが、今回の「笹尾根」のこの部分はアップダウンの

続く「南高尾山稜」みたいと2人で言いあった。

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 軍刀利神社の「元社」。三国山から下って、しばらく進むと眼前の上り斜面には階段が切られていて、
下を向いて、ただただ昇る事100段(つい、数えながら昇る癖が出て・・・)。ピークにこの「元社」がある。

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 さらにピークを越えて、次のピークが【熊倉山】966m。

この日はずっと雪で富士山は勿論、近くの山もみられない。

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 でも、雪を模様のように飾った木々がきれいだ。

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 ようやく最後のピーク【栗坂峠】と名札が付いていた。

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 さぁ、この先がいよいよ【浅間峠】だ。

下り始めると東屋が見えてきた。

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 砂糖を振り撒いたような広場の真ん中に東屋が。

ここで、お昼ごはんをしっかり食べて、上川乗バス停へ、ずんずんと下山して行った。

いつも、「待って~!」と最後は滑り込みが多いけれど今回は、なんと余裕が20分。道路脇の雪でアイゼンを

洗って(こすって?)バス停で荷物整理も終えて、バス停裏の「きれいなトイレ」まで拝借できた。

いつも、ほとんど人に会わない山歩きだけれど、この日は全く人と会わなかった。まぁ、熊にも遭わなかったので

好しとしましょう。雪の道を避けていた「ちーむ」だけれど、楽しい雪道歩きの一日だった。

ぐるっと周って【景信山】

9日。以前、陣馬山に同行したKさんと相談の結果、「影信山」に行こう!と決まった。

今回は裏高尾側から登ってみようとJR高尾駅から「小仏行き」のバスで終点の1つ手前の

「大下(おおじも)」で下車した。

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 地図右下の「大下バス停」から東へ戻り、右手に梅林を見ながら林道を進む。
約40分程で左折して砂利窪(ざれくぼ)に入って景信山に登るコース

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 早速、おしゃべりをしながら歩くと、雪道になってきた。左手は小下沢川が並行している。

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 つららと冬イチゴが

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 ゲートに来た。間もなく分岐があって、左へ進む予定

ところが「おしゃべり」をしながら歩いて行くと右手に【北高尾山稜】」という道標を見たが肝心の

左側に目を転じるのを怠ってしまった。ここで、この日の計画は大変更。

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 枯れ枝の藪が騒がしいので上をみるとヤマガラのような小鳥がうるさい位、啼きながら飛び交って
いたが、1羽の「モズ」は全く関係ないという顔をして佇んでいた。

もうこの辺りで道標をみのがしたかな・と気がついたが仕方ないので林道をひたすら進んだ。

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 右手に、汚れて殆ど読めない様な大きな看板があり現在地が示してあった。「ヒャ~、こんな所まで
来てしまった。 看板の上を見ると道標があり、一段上に登ると【開場峠】だった。

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 【北高尾山稜】の尾根に出たのだ。北側が開けてすごく気持ちが良い。思わず2人で
「やったね~」と言い合った。深呼吸も気分良くできた。

さて、地図を出して見ると【堂所山】を経て「関東ふれあいの道」(陣馬山~影信山の縦走路)まで

行こうと、一休みしておむすびなど食べて再出発。のんびりと歩いてきたので、もう1時になっていた。

そこからは雪の貼り付いた上りとなったが、踏み跡が1つと犬の足跡があったので、それを頼りに

堂所山まで登った。

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 20分程で【堂所山】(733m)の着いた。2人でバンザ~イ!ニコニコ顔のやまね。

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 奥多摩方面

堂所山を下って行くと久しぶりに人の声。「関東ふれあいの道」に出た。

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 さて、そこは景信山と陣馬山の中間点付近で、どちらに行こうかちょっと迷ったが初心貫徹!と、
【景信山】~小仏バス停まで6km少しの道のりを選んだ。

関東ふれあいの道は、ほぼ平坦で、景信山の山頂近くは凍っていていやだったが、3時ごろに

やっと本日の目的地【景信山】に到着した。

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 山頂(727m)

山頂には2人の男性がいるだけ。暫し、会話を交わした。バス停への道は凍っていないか?聞いたら

2週間前は雪が深くて3回位滑ってしまったがもう、途中からはふつうの道になっているだろう、との事。

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 西南方面に【富士山】が見えた。もう3時過ぎで逆光でうまく撮影できず。(少しわかるかな?)手前には相模湖も見える。

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 さらに南東方向は都心方面。奥の方面には筑波山らしき山まで望めた。よく見えないけど、この
方向にスカイツリーがある筈とシャッターを押したら、右上の方に写っていた。

こんなに素晴らしい展望をここから眺めたのは初めてで、頑張った今日のご褒美と思って、素晴らしい

景色を堪能した。

弘法山(237m)~権現山(243.5m)・陽だまりハイク

1月26日、チームやまねで山歩きを計画していたが、あまりの寒さで

2日前に降り積もった雪を敬遠して(アイゼンの用意はしたものの)

再び、お鍋を目的で丹沢の前々衛の山、弘法山へハイキングに出かけた。

コースは鶴巻温泉~吾妻山~弘法山~権現山~秦野駅の陽だまりハイクだ。

小田急線の車窓からは雪化粧の丹沢山系の山々が美しく、惚れ惚れとして

しまう~♪鶴巻温泉駅でY子ちゃんと合流して、地図に従って歩き始めた。

相変わらず、おしゃべりしながら行くと「あれ?」また、道間違いが発覚!

少し戻ると数名のハイカーが角を折れて行くではないか。「また、やっちゃった

わね」と笑いながら「弘法山ハイキングコース」に進んだ。

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 こんなに古い道標

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この時期の平日は山歩きをしても滅多に人に出会わないのに低山は結構、賑わっていた。

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 ひと歩きで【吾妻山】に着いた。もう暑くなって上着はザックに仕舞い込んでいた。

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 【吾妻山】山頂にある東屋。手前の「マンホール状の物」は方位板。コンパスを置いたら
 正しかった。当たり前か~・・ 休まずに弘法山へ向かう。

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 こんな立派な看板が・・・「なんじゃ!こんな里にもクマが出るんだ」と驚いた。

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 弘法山へあと1km。階段の道を昇って行く。

途中、馬の蹄の跡を見つけたが、Y子ちゃんは信じられない!と取り合ってくれない。

善波峠分岐まで登ってきて、初めて謎が解けた。大きな看板に「ポニー牧場→」と

書かれてあった。「めんようの里」も近くにあるそうで、楽しそう。

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 ここからの富士山、丹沢(特に大山)の景色はすばらしかった。

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 右から大山~丹沢表尾根

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 富士山まで

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 富士山をズーム

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  分岐から10分余りで弘法山に到着した。

桜の木が多く、春は花見でたいへん賑わうそうだ。

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 広い山頂(木々が多く、展望は思った程ではない)に鐘楼と井戸が目に入った。

滑車で汲み上げる型の井戸(乳の水とよばれる)はもう使う事は出来ず「形」だけ。

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 脇に手押しポンプの懐かしい井戸があって、今も水が出る。

ベンチもあって、お弁当を広げている人もいたが、チームやまねは次の【権現山】まで

我慢することにした。

長い緩やかな階段を下って行くが両脇は桜の木とベンチが配されていて、春の花見の様子を

想像するだけで人々のざわめき、喧噪が聞こえてきそうだ。

次に道は上り階段と巻道に分かれていたが、のんびりと巻道から【権現山】山頂に向かった。

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 突然、広々とした山頂と奇妙な建物が目に飛び込んできた。
「これって、電車から見えたような?」と思ったら、まさに帰りの車窓からはっきりと見えたが、
展望台だった。

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 【弘法山】とお揃いの標識

弘法山山頂より多くの人が食事を摂っている。それよりもまず、眺望を楽しんだ。

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 さて、いよいよきょうの目的(又しても)、お鍋を囲んだ。

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 アルコールがだめな私たちだけど、雰囲気は楽しみたいとノンアルコールのカクテルを持参。

ジュースかサイダーと同じではと思われるかもしれないが、それとは違う。

初めて飲んだ時に「見直した」。結局、2時間位、食べ続けてお茶すら入る余地がなくなってしまった。

ここからは下る一方なので気分的には楽ちん。

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 大山の山容はカッコいいなぁ~

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蝋梅の花と香りを愛でながら【浅間山】の斜面を下る。

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 富士山も眺めて秦野の町にくだった。

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町の街道沿いに「石屋」さんがあり、こんな可愛らしい石像が並べてあった。

こんな「陽だまりハイク」にハマりそう!と言いながらも今年の夏山の話などしながら駅に向かった。
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