やまねの日記

やまねの山歩き

2011年08月

夏の信州旅行 ①

今夏も例年通り、夏の信州を廻った。

毎年、コースも同じで行きに戸隠に寄り道をして

「戸隠そば」を食する事には文句が出ない。

2年ぶりにここに寄った。

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「戸隠食堂」名前はイマイチであるが「蕎麦とつけ汁」はお勧め。
庭の花も、とても自然でほっとさせられる。

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 今年は「山菜おろし蕎麦」。讃岐うどん風に言うと「ぶっかけ冷やし、山菜おろし」と
いうところでしょうか。

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 信濃町方面に進むと戸隠森林植物公園」があり【戸隠連峰】が見えた。

その日は「斑尾高原」に泊まったが、明日はどこに行こうか?と(やまねツーリストと

してはちょっとやる気に欠けていた)思案した。

翌朝、飯山方面の山懐に小さな湿地があるとのことで車を走らせた。

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【沼の原湿原】の案内地図。ここは、貸し切り状態。

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 湿原の風景

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チダケサシ

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コオニユリ

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コバノギボウシ

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クサレダマ

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シラヒゲソウ

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ノリウツギ

余りに静かで「クマよけの鈴」を忘れてきたのに気がつくと急に不安になって「そろそろ帰る?」

意見一致してちょっと足も速くなったみたい(笑)

この湿原の入り口には駐車場と今年オープンしたらしい立派なトイレが設置してある。新しく整備された

「信越トレイル」がすぐ傍にあるので、湿原に(またはトイレに)寄ってもらうために整備したのだと思

われる。


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信濃町で「霧下そば」を食べて「豊科」に向かった。

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 20年以上前から面白くて、やみつきになった「マレットゴルフ」。老人のお遊びゴルフなんて
揶揄(やゆ)する事なかれ。

ここのコースは大会が開かれる「すぐれたコース」で、やまね一家はこの近くに移住したいと思っている位だ。


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 近くに「あずみの公園」がある。開園されてから4~5年。初めて入ってみた。出来た年とかは、まだ植えた木々や園内整備もイマイチと踏んで、我慢の5年間。散策に充分以上の広さと気持ちの良さ。

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子供たちの楽しげな笑い声が森の向こうから響いてくる。「お弁当を持ってくればよかったね」。

園内の木の香りのレストラン(聞こえは良いがファミレス的な)でお昼をたべた。

窓の下に小川が流れ、林が続いているような気持のよい空間なのに、店内は「こちらにどうぞ~!」と

叫ぶ店員さんの大声が響き渡って、ゲンナリ><

毎日、予報は雨が降る、降ると言っているが、傘は荷物の一番下に移動してしまった。


午後、豊科ICから南下して駒ヶ根高原に移動した。

「養命酒」の工場見学に行ってみたが、とても残念な事に工場の作業がちょうど、準備中で、

な~んにも動いていない。何しに行ったの?

という訳で不消化に終わった工場見学。もう1か所、「マルスウイスキー工場」に行ってみよう!と

車で15分ほどで到着。受付に行くと、ここもドライバー用の「餌を与えないでください」の意味の

アルコール類試飲ができないマークを首に付けられて(ドライバーのみ)工場を一回り。

最後に試飲とショップに導かれて行くコースはどこも同じである。アルコールのダメなやまねは、

文字通りワイン類を「ひと舐め」ずつして外に出るころには頬も夕焼け状態。あとは宿に一直線だった。

烏帽子岳  新たなる感動~

遅くなりました!続き。

23日。前日の予報では展望は絶望的ではあったが、Y子ちゃんに促されて

ガスがなければ前(ニセ)烏帽子まで行こうと、その準備だけ整えて早めに寝付いた。

4時に起きたけれど空しく、朝食前に小屋の前に出て見た。

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 「烏帽子小屋」入口。

景色が見えないのなら手近な被写体を探して、うろついていると突然小屋の正面の

向こうに山が!! お掃除中のスタッフの方に「あれは?」と聞いてみた。

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 モルゲンロートに少し赤みをおびた【赤牛岳】~【薬師岳】の山並み。

すぐに、小屋に飛び込んでY子ちゃんに知らせた。ところが丁度、朝食の時間で慌てて食堂に。

『早く行かないと又、雲に隠れるかも知れない。』との気持ちばかりでやまねは

「心、ここに在らず」状態で朝食を終えた。

昨日、下ばかり向いて登った砂礫の道を、今日はキョロキョロしながら歩く。

後を振り返ると堂々とした【三ッ岳】が見える。

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 三ッ岳から奥に「裏銀座ルート」が【野口五郎岳】へと続いている。
右奥は【赤牛岳】

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 【前(ニセ)烏帽子】の山頂を眺める。

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 【前烏帽子岳】山頂から見た【烏帽子岳】。思わず2人で歓声を上げてしまった。
岩の尖塔を掲げる【烏帽子岳】!凛々しさを感じた。

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 左から【烏帽子】右が【南沢岳】。奥中央が【立山】と右奥は【剱岳】

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 雲海上に【針ノ木岳】、【蓮華岳】奥の方に「後立山」の山々。手前は【南沢岳】の頭か?

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 【薬師岳】

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 【烏帽子岳】に雲が架かって来た。朝5時50分

みるみる内に周りからガスに覆われてしまった。それでもあんなに良い展望を堪能できて、

満足感いっぱいで小屋に戻った。まだ【三ッ岳】方面は視界がよく、小屋から100mほど南の

ヘリポートまで行って三ツ岳方面を眺めた。

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 縦走路がよく見えて人の姿が分かった。

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 振り向くと青い屋根の【烏帽子小屋】、その向こうに先程行った【前烏帽子岳】が見える。

しばらく、そこに佇んでいると、昨日、高瀬ダムまでタクシーに相乗りしたご夫妻が出かける

ところだった。今日は水晶小屋まで行くそうだ。先の無事を祈って別かれた。

そうこうしている内に【三ツ岳】にも雲が上がってきて皆の姿を隠してしまった。

「それでは、帰りましょうか」と小屋に戻って、今日一番最後の出発チームとなった。6:20発

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 【ミネズオウ】と【アオノツガザクラ】この他にも【ゴゼンタチバナ】はブナ立尾根の取り付き付近から山頂近くまで私達を案内するかのように登山道の両脇で迎えてくれた(あぁ、それなのに写真も撮ってあげなかったとは・・)

それに【リンネソウ】【イワツメクサ】【コケモモ】【ハクサンシャクナゲ】

【ミヤマダイコンソウ】まだまだたくさんの花に会えて嬉しかった。

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 1時間程下ると左に崩壊地を見る。まだ流れて日が浅い感じで根ごと流されても緑の葉を茂らせている木もある。
あと何年かするとこの登山道も危なくなるかもしれない。

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 10:15にダムに戻った。静かでなんと美しい水の色!

「葛温泉」の日本秘湯の温泉に浸かると、今回の思い出深い山行が脳裏を廻った。。
ギャラリー
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