
【にゅう】のてっぺんの岩の横でY子ちゃんが素晴らしい眺望に
ご満悦!

展望を堪能して、【中山】に向かうことにした。岩を下って、【中山峠】からの道に合流する。
雪や木の根っこで、中々歩き難いがなんとか稜線を歩いている事が分かった。





【中山】を通った筈だが、標示板もなく(そういえば、「にゅう」にもなかった)分からずで
残念だった。


展望台で昼ご飯をたべた。荷物も少し軽くなって、あと1時間足らずで【高見石】に着く予定。
「さぁ、行きましょう」と展望台を後にした。

一部だよね」などと言っているうちに道は下りになった。

しかも斜度のある下りには神経を使った。脇を歩こうとするとズボ~っと足が脛まで潜って
しまって足を抜くのがたいへん。いくつも深い穴があって、安全地帯は道の真ん中に残った
平均台位しか幅の無い残雪の上を歩くい事だ。それでも滑り落ち「てすってんころりん」を
したり、滑って「平均台」の上にドスンと尻もち着いたり、また、ズボ~っと踏み抜いたり。
2人で何度もやって流石に疲れて、足の裏と肩コリのお土産が出来てしまった(笑)
泣きっ面に蜂というが、霰~雨となり急いでカッパを着た。

「高見石小屋」が見えた時は本当に嬉しかった!雨も上がっていたし、トイレもあるし。
結局、予定の倍も時間を食ってしまった。40分が1時間半もかかったのだ。「余裕」があったので
焦らずに歩けてよかった。


やまねは喉が渇いて、「あのテラスでコーヒーが飲みたいなぁ」と言ったら「ここでまったり
したら何時に下に着くか分からない」とY子ちゃんに諭されて、一気に下ろう!と決心。
雪はほどなく無くなったがゴロ石の歩き難い道。1時間で【白駒荘】の着いた。新館が建って
そちらを使用しているようだ。池の前に出てみると誰も居ない!「わぁ~白駒池を2人占め!」
と大喜びで桟橋に出てみた。




思わぬ残雪に涙したが、時間の余裕を持っていたので安全に下りる事ができた。
いつも発車寸前に「待って~!!」と電車も止めてしまう事ばかりだったが、「余裕」の
有難さを痛感した2人だった。