やまねの日記

やまねの山歩き

2010年05月

戸隠へバードウォッチングと水芭蕉の旅 ②

夕方、【戸隠・宝光社】の傍の宿坊に着いた。宝光社は戸隠連峰に向かって、入り口の神社で

上方に【戸隠中社】さらに奥に【奥社】と続いている。賑わいから言うと、中社が一番。土産物店、

蕎麦処、宿坊等が道沿いに続いており、夏は車が渋滞する程だ。

宿坊で一休みしてから、神社~散歩道へ出かけた。

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 階段下から【戸隠神社、宝光社】を見上げる。すごい階段!「登りましょう!」
だれからも意義が出なかった。

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 社殿に着いた。山の中の神社は、まことに静か。「ぎゃ!何かいる!」と誰かが言ったが
何かではなく「宮司さん」だった。失礼!しました。

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階段の昇り口に【シロバナエンレイソウ】が。

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 社殿の横から「神道・かんみち」と名付けられた散策路に入った。

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【ショウジョウバカマ】

鳥の声も暫し絶えて、「神道」を進むと中社へと続くので、小一時間で宿坊に戻った。

夕食は旅の楽しみ。特に主婦たちにとって、一番の贅沢は「上げ前据え膳 」。

この日は山菜尽くしと言える、旬の山菜を山から直、採って美味しく調理されていた。

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アサツキ、?のおひたし・・

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岩魚(塩焼きでない)頭から尾まで食べられた

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山菜5種の天ぷら

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 〆は戸隠そば。美味しかったが、もう少し早目にいただきたかった。満腹寸前で・・(この前に
まだ数種のお料理がでた)

とにかく美味しくて全員、残さずに頂きました!久しぶりに4人でのお喋りも楽しく

後は、お風呂に浸かって眠るだけ。幸せ気分だったが、部屋に戻ってから怖い事が・・・

やまねは猛烈な痒さに襲われて、長野市街まで、宿坊のご主人に車で30~40分、山道を

病院まで搬送された。Aちゃんが付き添ってくれて・・。

検査(しなくてもわかったが)したら血中酸素も足りなくなって即、点滴。

山の宿坊に帰ったら12:30.宿のご主人、みんなに本当にご迷惑とご心配をかけてしまった。

ごめんなさ~い。そして皆さんのご親切に、お詫びと感謝の気持ちでいっぱいです。

戸隠へバードウォッチングと水芭蕉の旅 ①

5月18~19日、中高生からの友人、4人で長野駅からレンタカーで【奥裾花自然園】と【戸隠森林

植物園】を廻った。長野市北西に車で1時間位の「鬼無里(きなさ)」から山深くに奥裾花自然園

がある。丁度、水芭蕉も見ごろで、鳥の種類も多く、良い季節に訪ねたかった場所だ。

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 駐車場からシャトルバスで5分、山道を登り、おりたから10分程行くと本当の入り口に着く。
整備された散策路、木道をくまなく回ると4~5時間はかかりそう。この日は「ブナ林」は残雪の
ため通行不可であった。

この辺りはまだ春が浅く、早春の花が見られた。

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 キクザキイチゲ

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 フキノトウ

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 スミレサイシン

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 【今池湿原】の散策路を行く3人。

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 ブナの芽吹きが綺麗。アウルさんが鳥を探している。

ここは水芭蕉が80万株あるそうだが、この自然の中はどこも美しい。

これまでに【イワツバメ】【エナガ】【キビタキ】【ニュウナイスズメ】【ヒガラ】

【サンショウクイ】【センダイムシクイ】【コガラ】などを観察できた。

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 巨木も多く、巨木の案内図板もあった。

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 お天気も良く、山奥は静かで、せせらぎの音が心地よい。

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 【ムシカリ】と【ミズバショウ】

双眼鏡はAちゃんが4人分担いで来てくれた。木の上の方を覗きながら、時々花見も忘れずに

忙しいというか、時間がどんどん経ってしまう。

今池周遊路の途中に地続きの【弁天島】がある。木陰でお弁当タイムにぴったりの場所で

たくさんの人で賑わっていたがそこでお昼にした。【コゲラ】が目の前を忙しそうに飛び回って

いる。

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 お弁当。長野駅で「おやき」2つとお寿司はm-チップさんと半分ずつ。自然の中で食べる
お弁当はとても美味しい!

その後、少し登って、「こうみ平湿原」に向かった。途中から残雪の道となった。


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 近くの【ブナ林コース】は通行止めで残念ながらここでおしまい。

入り口まで鳥を探しながら、シャトルバス乗り場に戻った。

「桜がきれい~」

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 【オオヤマサクラ】が満開で残雪の【西岳】連峰を彩ってくれる。

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 戸隠の隣の【西岳】

さて、車で409号線を長野方面に戻り、途中で左折して峠を越えて、【戸隠】に着いた。

続く。

乾徳山

5月14日、予てより登りたかった【乾徳山(けんとく)】へ行った。6時にY子ちゃんがバイクで

やって来て、車で中央道・勝沼ICから403号で【徳和】まで行く。途中の山々は新緑と満開の

フジの花を見ながら気持ちよく走った。

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 コースはピストンで休憩を入れて8時間の予定。チームやまねとしては先月の【大岳山】より
ロングコースになる。

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 駐車場でトイレ、身支度など整えて舗装道を9:15に出発。すぐに【乾徳神社】を左に見て
なだらかに登って行く。

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 20~30分で右に【登山口】。大きな看板だ。

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 【マムシ草】がいっぱい。茎がニョロの模様みたいで一寸・・・。

杉の植林帯を進み、林道を横切ってさらに登って行くと

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 【銀昌水】という水場がある。

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  5分で小さな広場にでる。【駒止】だとすぐに分かる。

30分も行くと【錦晶水】と言う水場がある。

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だいぶ岩が多くなってきた。

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 《ワチガイソウ》だろうか。小さくて愛らしい。

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 【錦晶水】に着いた。ちょっと暗くて休憩はちょっぴりにした。

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 急に高原地帯となり、白樺が点在してる。芽吹いた柔らかな緑が目に優しかった。

ここで、おむすびを食べながら、見上げると【乾徳山】の姿が見えた。

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 【乾徳山】と分岐の指導標。真ん中の道を行く。

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 登り始めた。そんなに急坂ではない。ひと登りすると又、開けた所に出る。この辺りが【扇平】
休憩中のグループに出会う。

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 振り返ると富士山も見える絶景が・・でも富士山は裾の方しか見えなかった。

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 【扇平】を過ぎると、急登の岩場となる。

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短い鎖場(足場がしっかりとあるので楽)や古びて危なっかしい梯子(やまねが渡る時に折れませんようにと祈りつつ)を2~3カ所、通過する。

もう、山頂かと思ったがなかなか。

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途中に平らで見晴らしの良い場所で休憩。絶壁の上にケルンがあったのでY子ちゃんに撮って
貰ったがケルンを触った途端、ガラガラと崩れて落石をしてしまった。人の気配がなかったので
ホッとしたが気をつけないと・・

出ました。これが山頂直下の10mの鎖場。上の方は足の置き場があるけど、取り付きのほんの

2~3mhは殆どクラックもないので、鎖を頼りに腕力で登らねばならない。腕力ゼロに近い

やまねは、どうしても山頂に行きたい~思いで重~い体重を恨めしく思いながらよじ登った。

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 壁の中間に立てる場所があったのでザックを下して登ってきた壁を見下ろした。
さて後、ひと登り。

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 バンザ~イ!乾徳山(2031m)のてっぺんで。

360度の見晴らしで、残雪の南アルプスなども薄っすらと見えたが、雨が降らないだけ良いか?

と言う空模様。残りのおむすび等を食べて、下る事にした。立ちあがって岩を越えようと足を

上げたら足の内側が攣りそう~!本気で攣ったらたいへんだと思い、人が居ない(Y子ちゃん

は?)のでバンテリンを両足にイヤという程塗りまくった。お陰さまで5時に駐車場につくまで

何事もなく歩けた。Y子ちゃんには又、心配をかけてしまった。でも2人共、充実の山歩き

で大満足。【石川PA】で「ソフトクリーム」で乾杯しようと車を走らせて行ったが、すでに日も

暮れて寒くなったので「かけ饂飩」に変更。お疲れ様!!

「ニョロ君」久々に登場!

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今日、モモンガさんからの画像付きメールが来て、庭に凄く太い「青大将」が出たから気をつけて

との事。直接、話しを聞いたら、入り口のシャッターを閉めたら、後に居たそうだ。ゾ~!

やまねが裏口で出っ食わしてビックリしたのは、もう4年近く前の事。ニョロ君、達者で

いたんだ。でも、お願いだから草取りしている時に顔を出さないでね。

画像は必死で撮ったモモンガさんから頂いた。

春の旅(高山~白川郷) ③

6日の朝、「高山の何処を見ようか?」と考えたが、宿の人が「城山と言う城址公園での朝の

散歩が気持ち良いですよ」と地図まで下さったので、朝の散歩に出かけた。

新緑の木々に囲まれた道を進むとワンちゃんの散歩の人が何人も行き合う。そのたびに「おはよう

ございます!」と挨拶をされる。東京の人と勢いが違う気がした。気分よく歩いて行くとアレッ!

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 向こうの曲がり角から「大きな犬が??」「違うよ、カモシカじゃない?」「そうだ!カモシカだ。蹄が牛だ!カメラ、カメラ!」と大慌てで写した。

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 そろそろと私達の横を歩いて行く。

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 カモシカの顔をこんなに近くで見たのは初めて。本当の目の下に目の様な模様がある。面白い。

のんびりと歩いていたカモシカだったが、下の方から4人の賑やかなおばさまたちが来たら即、

藪に入ってしまった。

この城山のてっぺんまで行ってみようと「本丸」方面に登っていった。

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 ミツバツツジが山道を彩ってとても綺麗!
白いツツジも目に鮮やかだ。

「散歩のつもりがハイキングだね」と言われたけど、「思いがけずカモシカ に会えたし、景色も

なかなかじゃない!」

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 小高い場所から薄っすらと【黒部五郎】と【笠岳】が見えた。昨日と山を眺める方向が違うので、どこの山だろうと思っていたら、散歩中の方が教えてくれた。

少し行くと、広場があって、2~3人の人がいた。1人の女性の方が手の平にピーナッツを乗せて

鳥を呼んでいる。「何が来るの?」と尋ねると「ほら来た」、目の前の低木にヤマガラが次々に

飛んできた。

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 右の白いのは、その女性の手。手に乗って餌を取ったヤマガラは側の小さい切り株に止まった。

毎日、ご主人と散歩してここで鳥と遊んでいるのだそうだ。さて、もう少し山道を登ると広い

場所についた。

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 ここが本丸の跡。新緑の木々からの朝風が実に気持ちがよかった。

すっかり城山で満足して、【白川郷】に向かった。自動車道が高山から白川郷まで 開通して

時間も少し短縮されたようだ。

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 白川郷を流れる【庄川】水量が多い。ここの吊り橋を渡って、合掌造りの村に入った。

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郷から【白山】の一部(名前を知らない)が見える。

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 大きな合掌造りの家。屋根のふき替えの模様はNHKで放映されて有名だ。

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 お昼は3日連続「お蕎麦」。ここもたいへん美味しかった。

お腹が落ち着いたら展望台まで登ろう!【荻町城跡展望台】10~15分で登れる。

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 白川郷を一望できる。

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 ズームで。
冬の景色も素晴らしい事だろう。

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駐車場の近くに【民家園】があったが、入り口だけでパス。

松本に戻らねば(列車の時刻までに)ならないので、帰りはトンネルばかりだった道を外し、

南下して、【荘川】まわりで高山方面にもどった。荘川は【荘川桜】で有名だ。大きな【御母衣

ダム】の脇を道路が続く。グリーンの美しい水を満々と湛える【御母衣・みぼろダム】に沈む

運命だった樹齢数百年の桜を移植して、多くの人の努力で今日も見事な花を咲かせている。

今年は開花時期が遅れたため丁度、満開!の桜をながめた。そして周辺も桜でいっぱい!

感激だった。写真を撮る事をすっかり忘れていた。

駆け足の旅だったが良い旅だったと言えましょう。

 
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