やまねの日記

やまねの山歩き

2010年03月

やまねの庭から 3月27日

寒いの暖かいのと言っているうちに、庭の春咲きの野草たちが顔を見せてくれた。

イメージ 1
 最早、満開状態の【イカリソウ】重たそうに錨の様な花を垂らして咲いている。

イメージ 2
 ハナダイコンかと思って、近寄ると【タチツボスミレ】。【トクサ】の足元で咲いていた。

イメージ 3
 ゴチャゴチャと混み合って咲いている。【クリスマスローズ】の赤紫と白の花。
【スノーフレーク】も咲いている。

イメージ 4
 【シャガ】ちょっと慌て者の【シャガ】がポツポツと咲いている。今年は【ニリンソウ】の
領域まで潜入してきてしまった。一斉に開くと壮観だよね、君は。

イメージ 5
 やまねの愛する【ニリンソウ】が咲き始めた。もう少しで咲き揃いそう。

イメージ 6
 【ニリンソウ】は贔屓して2枚も画像を展開!やっぱり綺麗~☆

洗足池 ~カワセミの恋の季節

先日、アウルさんと洗足池(せんぞく)までお散歩をした。《自由が丘駅》に1時前で待ち合わせて、

取りあえず《大岡山駅》の《東工大キャンパス》の裏口(大学ー裏口は良いイメージがわかないが)

から中を抜けて駅前の同窓会館で遅いランチをした。

イメージ 1
 同総会館2階に「精養軒」が入っている。アウルさんのテリトリーなのでやまねは安心して
くっついて行く。

イメージ 2 イメージ 3
上、ランチプレート 下、オムライス(絶品と言ってもいいでしょう)

ランチに満足したらすぐに住宅街を歩いて【洗足池】に向かった。

アウルさんが「カワセミが居るのよ、今日もいるかしら?」と池の向こうまで歩いて行くと、

立派な望遠レンズを付けたカメラを構えたおじさまが数名、池のほとりにそれぞれ陣取っていた。

1人の方に尋ねると、「今、あの枝にいるでしょう。間もなく飛びこむよ」というのでその方を

見上げると、「あっ」と思う間に真っ直ぐに池の中に飛びこんだ。すぐに口に小魚をくわえた

カワセミは池の中のフェンスに留まった。

イメージ 4

イメージ 5
 小魚をくわえたカワセミ。口にくわえた小魚の向きを器用に逆さにした。(捕獲時は魚の頭から捕えるが、それを口ばしで魚の頭を前向きにクルッと変える。)

「すぐに、飛び立つよ」と言われたので見ていると水面をさっと飛んで奥の方へ行ってしまった。

なんでも奥の島にメスが居てプレゼントに行ったのだそうだ。カワセミの心遣いにびっくり。

魚をもらっても尾の方から呑みこんだら魚のウロコが喉に痛いので呑み込み易い様に頭のほうを

メスに向けてあげるのだそうだ。ウ~ン、誰かさんはこんな気遣いしているだろうか?

とても運の良い一瞬に出会えてランラン気分で池を一周した。

イメージ 6
 いろんな水鳥が遊んでいる。(餌の取り合い)

イメージ 7
 オナガガモの♂と♀でしょうか?何か♀の方が強そう!

イメージ 8
 オナガガモ、羽の模様が繊細だ。

イメージ 9
 【キンクロハジロ】頭の羽が「ポニーテール」みたいでとてもかわいい。
目は怖いけど、可愛い鳥だ。

イメージ 10
 池の反対側は静かで、都会から離れたような錯覚に陥る事、間違いなしの静けさだ。

こうして4時近くまで歩きまわって、《緑が丘》のアウルさんの家の傍まできた。

会話の少ない夫との今夜の話題にと(笑)近くに住んでいる、「荒川 静香さん」のおうちを

拝見というオマケまでついた、長~いお散歩は幕を閉じた。家に帰って見た万歩計は24000歩。疲れた・ 

浅間嶺 ~2人占めの尾根歩き(2)

時坂峠まで1時間位で行けそうだ。ここまで誰とも行き合わないのでちょっと寂しい感じがした。

「明日は週末だから沢山のハイカーがくるのだろうね」などと話しながら道を進む。とても気になった

光景を幾度も見た。

イメージ 1
 とにかく倒木の多い事には驚いた。それも折れたばかりの生々しいもの、斜面の土砂もろ共に
倒れた物と色々だが、大雪とか土砂降りの雨にやられたのだろう。

この次の日も猛烈な風を伴った低気圧がきたので、もっとひどくなったかも・・と思うと胸が痛む。

イメージ 2
 とても綺麗な《瀬戸沢》の源流。伏流水が出てきたばかりの所に「飲料水」と書いた水場があった。


イメージ 3
 一軒家があった。週末に開いて、お蕎麦などを出す「お休み処」

イメージ 4  
10分程下ると《浅間林道》の終点に出た。軽トラがあり、おじいさんが運転していった。

「わ~今日、初めて、人に会ったね」といいながら行くと茶店の小屋があって、おじいさんはそこの

人だった。茶店の前が素晴らしい展望台になっていた。しかもベンチが2脚ならんでいる。

この日、初めて座った!「ここはいままでのご褒美だね」と言いながら大きく(な?)足を投げ出して

座ると足が疲れている。ジ~ンとした。山に入って5時間も立ちっ放し。熊さんのおかげで。

イメージ 5
 茶店前のベンチから見た【御前山】

イメージ 6
 右には【大岳山】

15分、食べたり飲んだり写真を撮ったりして気分よく【時坂峠】に向かった。

林道を20分も行くと右側に道標。ちょっと見落としそう。

イメージ 7
 ここが【時坂峠】何か、峠という感じがしないが、道標に従って登山道に入り下っていく

イメージ 8
 すぐに又、林道に出た。そこは「浅間嶺」への逆の登山口だった。「熊注意」の新しい張り紙が
あった。

又、細道 を下って行くとポツポツと人家があり、なんとも長閑な里の風景。

イメージ 9
 都内ではもう終わりの梅の花が満開だ。

イメージ 10 の裏の斜面にはフクジュソウの黄色い花がたくさん咲いていた。

気持ちも和み、3時15分前に【払沢の滝入口】のバス停に到着した。ここは秋に来た所で

ちとせ屋というお豆腐屋さんがある。この日も寄って、お土産に「おからドーナツ」を買い、

「おから」を貰って帰った。荷物整理などしていたらバスが来て20分で【武蔵五日市】駅まで

運ばれた。「あ~今日も充分な山歩きだったわね~」が《チームやまね》のお決まりの感想だ。

浅間嶺 ~2人占めの尾根歩き

3月19日、「チームやまね」の2人で奥多摩の【浅間嶺】を歩いた。ずっと前から冬枯れの尾根歩きが

したかった思いが叶った一日となった。

久しぶりの早出(やまねにとっては)。6時前に家を出て、JR立川から武蔵五日市駅に着いたのは

7時36分。Y子ちゃんと無事に会えた。更にバスで50分揺られて【浅間嶺登山口】についた。

8時40分だった。思ったより寒~いと言いながら歩き始めた。

イメージ 1
 これから歩く道を確認する。

人家の犬に吠えられながら、急坂の舗装道をしばらく行くと「温泉」があってその脇を入る。

イメージ 2
 道標に「熊出没注意、2010年」の黄色い張り紙が・・。まだお目覚めの時は早すぎる!でも
とても怖いので、2人共それぞれ、ベルをザックにつけた。

登山道はわかりやすく、ガイド本には杉林の急登とあったが、たいしたことなく尾根道となった。

景色も曇っていたがそれなりに眺められた。

イメージ 3
【風張峠】への道を分けるとすぐに大きな岩の下に《馬頭観音》がある。山道で時々見かけるが
これは馬の顔が不明瞭だ。

イメージ 4
 その次に現われたのは《サル石》という大きな岩。猿の手形が見えると書いてあったが
分からなかった。

北側」の見晴らしが良いので眺めると、向こうの山頂の雲がきれてきた。

イメージ 5
何か、山頂から肩にかけて、霧氷のような物で木々が白く染まったように見えた。

イメージ 6
 再び、【風張峠】分岐があった。

更に東へ進むと

イメージ 7
 【一本松(杉)】ここは930mのピークだそうだが又、《馬頭観音》が祀ってある。

それから気持ちの良い尾根道をどんどん歩く。「ガサッ」なんていう音がするとベルを振りまくって

先を急いだ。木の間越しの景色も良い。

イメージ 8
 30分程で【人里分岐】(ヒトザトでなく、へんぼりと読む)にでた。

イメージ 9
 【大岳山】が見えた。

少し行くと道が分かれた。左は巻道らしいので、《富士浅間神社》へ登っていった。

イメージ 10
 《富士浅間神社》この少し上が【浅間嶺】のピーク903mがある。

そのまま下って 行くとトイレやテーブルのある広場の様な所に出た。

「11時半だし、お腹も鳴っていることだしさぁ昼御飯だ!」、と荷物を下したが、東側に小高いピークが

あったので、そちらにしようと移動した。

坂をのぼると「浅間嶺」の標柱とテーブルが待っていてくれた。

「やったやった!ここで食べよう」とザックを下ろしたところ、怖い張り紙が再び!

イメージ 13
「熊出没の痕跡あり!」なんて書いてある。そういえば今までだれとも会わず、この尾根には
「チームやまね」以外誰もいない?そう思うと臆病な2人は鍋料理なんか始めたらその香しき匂いで
熊を呼んでしまうかも?と単純に考えた。

結果、おむすびとあんぱんを立ち食いしながらベルを鳴らしたり、ストックで熊退治の訓練ごっこを

したり、結局、座ることもなく30分でその場を離れたのであった。

イメージ 11
 一応、記念に。

イメージ 12
 南秋川を挟んで【笹尾根】方面。

イメージ 14
 北側を眺めれば、北秋川を挟んで左にどっかりとした【御前山】

イメージ 15
 その右どなりには【大岳山】の眺望が良い。

幻の熊に追われるように、展望台を後にした。落ち葉というか、枯葉が敷き詰められた道らしき

(はっきりしないような)道を下っていく。

イメージ 16
 【松生山(まつばえ)】と【時坂(とっさか)峠】への分岐に来た。道が正しいか、少し不安だったので、良かった~!

イメージ 17

イメージ 18
 Y子ちゃん、コースが分かったら落ち葉の道をどんどん下って行く。

イメージ 19
 次の道標が。【時坂峠】を超えて、【払沢(ほっさわ)の滝入り口】バス停まで4.7kmだ。

イメージ 20
 「やっと、ここまで来られた~!」と感激のポーズのY子ちゃん。

後はひたすら下ります。つづく。

















 

高尾山~南北に歩く

2月26日、「チームやまね」の2人で高尾山をいつもと違うコースで登ってみようと、JR相模湖で

待ち合わせた。相模湖駅はいつも【陣馬山】の帰りの乗車駅として利用している。

本数の少ない高尾山の南側の甲州街道を八王子まで走る路線バスに乗った。乗り遅れたら30分も歩けば

済むが、 街道の舗装路は避けたいので2人共、早目の電車に乗っていた。

《千木良》バス停で下車して(実は次のバス停まで行って戻った)少し戻ると

イメージ 1
「城山」への指標がある
 
住宅地をすぐに抜けて、登り口になり、植林帯にはいる。

イメージ 2
 ずっとこの様な道を登って行く。

あまり変化なく、面白いとはいえないが途中、少し景色の良い場所があった。

イメージ 3
 眼下に「相模湖」

イメージ 4
 もうすぐ着きそうで着かない道だった

突然、芝生の広場にでた。そこが【小仏城山】670mの山頂。

イメージ 12
 「やっと到着!」とY子ちゃん

ここには茶店があるが、この日はお休み。「チームやまね」の他には男性の2人組しかいない。

思えば、まだ、誰にも会っていなかった。

ここは高尾山々頂から1時間西の方に位置いている。まだ昼飯には早すぎるので【一丁平】まで戻って

(高尾山方面に)そこで食べよう!と決めたら、すぐに東へ下って行った。

登山道のあちこちに掘り返した穴がならんでいた。どう考えてもイノシシの掘った穴だ。「フガフガ」

いいながら掘っているイノシシの姿を思い浮かべると恐ろしい~。高尾山とはいえ熊だっているし。

【一丁平】の近くに来ると工事中という感じ。冬の高尾山はいつも工事中。特にここが☆☆☆になって

から、ちょっとガッカリ。樹木の伐採でで見晴らしを良くしたのだけど・・・

イメージ 5
 【一丁平】には新しいテーブルとイスが設置されていた。桜のシーズンに間に合うようにただ今は
工事中。

さらに、大きな東屋の方へ行くと「何じゃ?あれは?」


イメージ 6
 デッキの展望台が出来ている。丹沢方面が見渡せるように樹木を伐採した場所だ。

イメージ 7
 もう少し高尾山寄りに下がった所に適当な大きさの東屋がある。

「今日は2人占めだね」と、お昼御飯の用意を始めた。

イメージ 8
 きょうは、コンビニ一人鍋でなく昨夜、用意した自前の内容充実の鍋。
また、おにぎりを忘れたけど、薄い鍋用の餅をたくさん持ってきたので2人で分けても満腹になった。

1時間ほどで高尾山に向けて歩き始めた。今日は昼頃から雨との予報もあってか、人が少ないが、

山頂はいるだろうなぁとの思いで、山頂に寄らず、巻道を行った。高尾山の下りは人の少ないであろう

(結局、2人の下り道だった)【日影沢】方面に下った。

イメージ 9
 こちらは高尾の北斜面で樹木の種類も多く、とても気持ちの良いコースだ。

イメージ 10
 1時間も下ると、【日影沢】に至る。水が綺麗で静かな沢沿いの道でホッとする。

舗装道路に出ると《小仏》からのバス停《日影》がある。運良く、5分でJR高尾北口行きの

バスに乗り込む事が出来た。

イメージ 11
 車窓からの梅。春の近さを感じさせてくれた。
ギャラリー
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
  • 北アルプスを行く(燕岳~大天井岳~常念岳)③
アーカイブ
  • ライブドアブログ