やまねの日記

やまねの山歩き

2009年09月

やまねの天敵!

じめじめとした梅雨の気候から9月ごろまで、我が家に「招かれざる客」が押し寄せる。

「あ~またこの季節になったなぁ」と憂鬱になってしまう(決して大袈裟ではない)。

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 その一番手が【巨大蜘蛛】本当の名前は知らないし知りたくもない。夜中に歯磨きをしようと

したら、すぐ横の壁に張り付いていた。嫌だけれどこのまま見逃して寝顔の上を横切られたら?

と思うだけで許せない存在なのだ。(ひどいなぁ~と非難する人はしてください。生まれつき、蜘蛛に

弱いのだ)シュ~をかけたらこの洗面ボウルの中で、やっつけたが、このあと今日まで4匹もお出ましに

なった。さっきも大騒ぎしたばかりだ。(この写真もまともに見ないで写したもの)

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 庭の【サザンカ】の葉がこんなになっていた・「出たなぁ~!オヌシ!」

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 【チャドクガ】でしょう。これも、見つけたら即シュ~ した。この毒に毛は、死んでもその「毒気」の威力は衰えない。多分、数本が飛んできたのだろう。その夜から痛痒い。まだずっと続いている。

写真はないが桜にケムシが大発生した。家の前の道路を通る小学生の女の子が「キャァ~」と言って

いる。

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 これって、何の幼虫でしょうか?気持ちが悪~い。(古いスパイクタイヤに乗っている)

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 しかも、こんなに 伸び~る。

みなさん、早く消えて頂きたいと思うやまねである。

9月の花

今年の夏は雨ばかり。9月に入ったら晴れの多いこのごろである。

やまねの庭は相変わらずジャングル状態で、収穫の望めそうにない【カラスウリ】を引き抜いていたら

頭上から帽子にポツ、ポッっと音がした。桜におびただしいケムシが~。

あれから2週間も経っただろうか。ほぼケムシは見られなくなった。

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 【ヤブミュウガ】そろそろ青紫の実になる。

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 【ホトトギス】いくら抜いても、出てくる頑張り屋さん。

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 【アオバナホウズキ】モモンガさんの育てた花。

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 こんなに綺麗な花です。

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 白い【オキザリス】はジャングルの中でも涼しげに咲く。

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 これは13日、近くの駐車場の土手から顔を出していた【ヒガンバナ】の白。

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 勿論、赤花も綺麗です。

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 昨日、裏庭で。【ミズヒキソウ】白花もあるけれど赤のほうが可愛らしい。

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 我が家の雑草【カラミンサ】

サザンカに【チャドクガ】のケムシが付いてしまった。薬を撒いたが、どうも毛が飛んできたらしくて

痒くてたまらないこのごろである。

蝶ヶ岳 (2)

9日の早朝、まだ4時過ぎに外に出ると☆☆が綺麗。それに眼前に槍・穂が影のように見える。

槍ヶ岳山荘の灯りが見えた。昨年の【鏡平】からの景色を思い出した。しばらくすると東側の雲海の先が

紅く染まり始め、星たちも次第に姿を消して気がつくと明けの明星だけとなっていた。

https://livedoor.blogimg.jp/yamane2019/imgs/c/2/c2ad55ae.jpg
 5:20頃、雲海に浮かぶ【浅間山】の横からご来光がみられた。ご来光はいつも感動的!

少し前に後を振り向くと

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 槍・穂連峰が明るく見えてきた。北穂の小屋にも灯りがともった。

まだ暗い内に槍の穂先に登り始めた人たちの、ランプの光も良く見えた。ひとまずヒュッテに戻って

朝食を取った。場外アナウスで5時半まえに「朝食に来て下さい」なんて言われたの、初めてだわ。

今日は【長塀山】コースは止めて、蝶ヶ岳の三角点から蝶槍までいって、三角点近くの

【横尾分岐】から横尾に下る事にsた。

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 6:30にヒュッテを後にして蝶ヶ岳の山頂~蝶槍までの稜線歩きを楽しんだ。
槍ヶ岳が堂々たる姿を見せた。肩の小屋まではっきりと見える。

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 風の強い(この日は静か)稜線上にはハイマツがびっしりと枝を伸ばし、所々に「クロマメノキ」
「コケモモ」がもう実を成らせていた。クロマメノキはブルーベリー。美味しい実だ。

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 「ハイマツ」の実は【ホシガラス】のご馳走。所々の木の根元に実がいっぱい集めてある。
自分で置いた場所を忘れるなんて、ちょっと可愛いなぁと思った。

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 ここが、蝶ヶ岳の【三角点】。山頂からかなり離れている。右奥の薄い緑の三角形が【蝶槍】、その
奥の濃い緑の三角系が【常念岳】。

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ここが【蝶槍】。ここからの展望も素晴らしい!

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 【蝶槍】のてっぺんにこんな尖った石が乗せてある。

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 振り返ると、【霞沢岳】の奥に【乗鞍岳】その奥に【御嶽山】が見える。

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 シャボン玉遊びに興じる、Y子ちゃん。アルプスの稜線上でシャボン玉を飛ばすのが、やまねの
ささやかな夢で、楽しみだった。

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 「何処までも飛んで行け~!風に乗って!」

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 【横尾分岐】の標識の下にザックをデポして【蝶槍】まで行ってきた。

いよいよ、【槍・穂高。常念】そして、「チ-ムやまね」の恋する【鷲羽岳】の山々の眺望に別れを

告げて、【横尾】への急降下を始めた。

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 【横尾】への降り口。

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 1時間半ほど下ると小さい広場にでた。そこからの【槍ヶ岳】が素晴らしい。「ひょっとして
【槍見台】?」と思ったが、「時間的には早すぎるけど、こんな絶景は【槍見台】と言える」と2人で
勝手に決めて、しばし小休止した。

再び下り始めて30分で

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 こんな標識があった。「ここが本当の【槍見台】なんだ」

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 本当の【槍見台】からの景色。「さっきのウソ(?)の【槍見台】からの景色の方が良かったわ」
などと勝手な事を言い合った。

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 11時頃、【横尾】に到着。新築した【横尾山荘】。ここでパンの残りと熱いスープで昼ごはん。
やまねのお腹は不満足そうなので、【徳澤】でラーメンを食べよう!と決めて、途端にスピードを上げて
【徳沢】に向かった。

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 「徳沢園」にラーメンが無いのに気づいた。でも美味しい「山菜蕎麦」を食して満足した。

河童橋は観光客で賑わっていたが、さすがに9月。バスにもすぐに乗れた。

【沢渡】温泉は貸し切り状態で、すっかり気持ち良くなって、とても空いている中央道を東京に

向かった。この夏、初めて雨具の出番のない快適な山旅となった。

蝶ヶ岳 (1)

9月7日夕方、Y子ちゃんと北アルプスの【蝶ヶ岳】へ出かけた。1年ぶりの上高地に胸を躍らせながらの

出発だ。

バスターミナルに6:50に到着。そこで登山者カードを投函した。「団体名」の欄をY子ちゃんが

「チームやまね」にしよう、と言うのでしっかりと書き、メンバー2名と書いた。

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すっきりと晴れ渡り、河童橋方面を眺めると朝日に照らされた穂高の山々がお出迎えしてくれた。

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 前泊した宿でサンドイッチを持たせてくれたので、河童橋の袂で朝食にした。。
これは2人分?いえ、これで1人分。8枚切りパンが4枚分も使ってある。ちょっと多かったけれど
2人共、完食!

おしゃべりをしながら【徳澤】まで行く。

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 道の両脇に【ノコンギク】、【サラシナショウマ】などが美しい。

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 【明神岳】を超えてヘリが荷物を運搬していた。(右辺りにヘリが)

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【明神】も夏に比べると人の数もぐ~んと少ない。

明神岳の姿を見ながら梓川左岸を2時間も行くと、お待ちかねの【徳澤園】だ。

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 これが食べたかった!

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 【蝶ヶ岳】への登山道は何通りもあるが、「チームやまね」は【長塀山】コースのピストンに
した。安曇野の【三股】に下りたかったが、車を【沢渡】に置いてきたので仕方ない。

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 【徳澤園】の裏に登山口があり、始めっから急登だ。

樹林帯を行くので日差しがないので助かるが急登は踵が痛くなって休みながら、景色も見られず登り

続けるばかり。

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 お腹も減ってきて、「美味しそうなシメジ?」「食べたい!」「それ、毒でしょう!?」などと

言いながら4時間近くかかってようやく【長塀山】山頂(2564m)に着いた。

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 やっと山頂に着いても狭くて木々に囲まれていて全く眺望がきかない。

「見晴らしの良い場所でお昼を食べよう」と、もうひと頑張りすることにした。でも、もう2時だ。

急登は終わって湿地地帯をアップダウンして行く。真夏ならお花畑で綺麗な事だろう。


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 やっと【妖精の池】に着いた。

もう、足が上がらなくなって、「あんぱん」を頬ばって少し休んだら、いつもの様に復活した。


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 【オヤマリンドウ】でしょうか?

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 【チングルマ】は毛槍となっていた。
 
健気に咲いている花たちに誘われるように歩を進むと急に明るい稜線にでた。

「わぁ~穂高だ~」などと喜んでいるうちにあれよあれよという間にガスがかかってしまった。

5分位後から来た2人組は全く見えなくなってからの到着となった。「明日があるさ!」。

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 ヒュッテも見えて、ほっとした。

ヒュッテに着く手前に【蝶ヶ岳山頂】(最高点2677m)がある。やっぱり記念写真を。

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 山頂に着いた時は、いつでも嬉しい~!

この山頂からの眺めは・・

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 山頂を少し下ると【蝶ヶ岳ヒュッテ】その向こうの先端が【蝶槍】だ。

宿泊の手続きを終えて、少し寒かったが、外でコーヒー沸かして乾杯をした。

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 山頂付近は、ハイマツ帯で【ホシガラス】が実に忙しそうにハイマツの実を巣に運んでいたっけ。

昇仙峡のお蕎麦

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昇仙峡を午前中、散策していよいよ「お蕎麦」の時間。前日に通り過ぎた「御岳そば せん」という

蕎麦屋。大きな店だが混んでいる風でもない。

「かき揚げ」の付いたもりそばを頼んだつもりが「かき揚げ丼」付き!の間違えであった。

ご飯は食べられないと思ったが箸をつけると意外に美味しく、「残すと思うから、食べてね」な~んて、

夫に言わなければよかった~★蕎麦も丼飯も完食したやまねでした。
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