二子玉川に用事があったので、久しぶりに多摩川の河原を歩いて行こうと思い、向かった。思えば、
半年ぶりの「多摩川ウォーク」。「またこの前のように、カメに石でも投げて驚かせてやろうかな?」
などと思いながら、河原に出てビックリ!!

なんじゃ、こりゃ?草原の河原は姿を消して、つまらない護岸が真っ直ぐに伸びている。
自然破壊!だ。仕方なく横にずれて歩いていくと

「巨大堤防はいらない」というのぼりが家ごとにたててある。

反対の説明文も掲げてある。本当にその通り!と感じた。
さらに奥に行くと土手の向こうに

巨大な高層マンションが聳えている。やまねの棲みかの2階からも
最近、突如として姿を現したヤツだ。
せっかくの散歩も「むかつく」気持ちになって土手を歩いていたら、


すぐ横を切れ目なく車が走っている土手の一角に「土筆(つくし)」が出ていた。
土筆は「つくしんぼう」と呼んだ方がぴったりの可愛らしさ。
少し、摘んで持って帰った。

タンポポもまだ茎が短いままで咲き始めていた。もう少し経つと大きな顔をする事であろう。
どんどん開発の進むのは仕方ないとはおもうが、それでなくても消えてゆく都会の中の自然。
それを守ろうという活動が盛んにされている今。時代に逆行しているんじゃないかなぁ?腹立つなぁ。