やまねの日記

やまねの山歩き

2008年05月

八幡平~十和田湖~奥入瀬~八甲田(2)

【発荷峠】を越えて下って行くと、間もなく【十和田湖畔】に突き当たった。湖の観光船に乗るのが

大好きと言う人に付き合って《観光丸》に乗船した。【休屋】(やすみや)という場所は本来は観光客

で賑わっている所だが、閑散として乗客も20人足らずだった。十和田湖の2つの半島を廻って、50

分で帰るコースで、以外と案内放送を聴いていると楽しい。しかし良い気持でやまねは半分位、眠って

しまったようだ。さて、時間がまだ3時頃だったので、明日、行く予定の【奥入瀬渓流】をちょっと

覗きに行った。


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  観光客が殆ど帰ったらしく、道の脇に駐車出来て、少し歩いてみた。これが【奥入瀬】なんだ。


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  【銚子大滝】 【奥入瀬渓流】の本流にある唯一の滝。この滝があるので、魚が十和田湖に
入れなかったという事だ。水量も多く、誰もが歓声をあげていた 。

もう少し、散策路を行ってみた。


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  《ニリンソウ》の群落。あちこちに大群落を成していて、丁度、見頃だった。


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  《ユリワサビ》


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  《エンレイソウ》


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  《ミツバツツジ》が新緑の渓流に色を添えていた。


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  《タチツボスミレ》がまだ咲いていた。


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  山野草を楽しみながら行くと、左手に【九段の滝】

散策はこの位にして、宿泊のホテルに向かった。


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 湖畔道路をかなり西に行くと、小高い所に山小屋風のしかし、心地良いホテルだった。


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  始めと終わりに出された夕食。デザートはしっかりと「別腹」に収めた。


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  3日目の朝、部屋からの景色。ほぼ対岸に昨日、乗船した【休屋】が見えた。

今日が最終日。【奥入瀬】~【酸ヶ湯温泉】~【八甲田山】を廻る。続く。

八幡平~十和田湖~奥入瀬~八甲田(1)

5月5日~7日に東北の未踏の地を訪ねた。昼前に盛岡からレンタカーで八幡平(ハチマンタイラでなく

ハチマンタイ)へ向かった。東北道を利用して1時間ほどで着いてしまうので、盛岡近くの

【小岩井農場】に寄った。福島市に在住のころ、子やまね2匹を連れて行ったっけ。

連休中で渋滞なぞ経験しながらやっと到着したが、親子連れでいっぱいだった。

芝生で、まだ綺麗なチューリップを眺めながらのランチも良いものだ。


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 農場の端にデゴ1と列車のホテルがあった。なんとなく覚えのある所だ。


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農場らしい風景といったら、こんなところでしょうか。

羊追いのdogショーを楽しんで、早々に【八幡平】に向かった。まだ、時間も早かったので、

【渋民】に寄って、【石川啄木記念館】へ行った。啄木に関して、殆ど知らない(興味がなかった

のでしょう)が、見学して、その人の生い立ち、生活、思想などを知り、その人の作品の背景が

分かる事はとても面白い。それにしても26歳の生涯。凝縮された人生だったのだなぁ。


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 庭に、【渋民村の小学校】と【住んでいた貸家】が移築されており、啄木がそこの《代用教員》で
子供達に慕われていた様子の像がたっていた。


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 夕方、宿泊地に着いて、のんびりと庭を散歩した。八重桜が満開!水辺にサクラソウも咲いていた。

2日目は【八幡平アスピーテライン】で山頂を越えて《鹿角(かずの)八幡平》~《小坂》の東北道を

通り、《樹海ライン》に乗って、十和田湖に抜ける予定。


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 生憎の曇り空だったが、《アスピーテライン》の途中から【岩手山】が見えた。


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どんどん高度を上げて、山頂近くはまだ雪の壁。(柵かしら?)


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 これは【八幡平の山頂】に来た証拠写真。途中から猛烈な風と雪が舞って、車の外に出るにも
勇気のいる行動といえた。

長居も出来ず、帽子を風に飛ばされて「何のためにきたのだろう?」という人をなだめて、

【小坂】に下り、ここから【十和田湖への樹海ライン】に入った。


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 途中に【七滝】が道路の右に見えた。人も居ないので小休止に滝の側まで行ってみた。

道路を挟んで、お休み何処があり、昼飯を食べて、さて、あと一息で【十和田湖】だ。

地図を見ると、《紫明亭》《発荷(はっか)峠》の2つの展望台がある。


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 《紫明の展望台》から見た【十和田湖】あまりに広い湖と新緑に圧倒された。


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 少し下った所に《発荷峠》が見える。


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オオカメノキの花が風に揺れていた。

続く。

やまねの庭から、その後~

この春の花は、どれもたいへん綺麗に開いてくれた。今年、庭を大分占領したのが【シラユキゲシ】だ



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【シラユキゲシ】真っ白い花びらが印象的。【シュウメイギク】に似ている。繁殖力が強くて、
庭中に広がってしまった。良いのだけれど、来年は少し整理しなければ・・と思っている。


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【ヒメウツギ】というより、【卯の花】と言った方が分かりやすいかもしれない。
この子は、浜松産。20年前、横浜に移され、そして、やまねの庭に落ち着いた。



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可憐な【スズラン】。この前、【ホトトギス】を取っていたら、「この辺にスズランがある筈だ」と
思い出して、気をつけていたら、「あらっ、咲いている!」



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【フタリシズカ】、【ヒトリシズカ】が開き切った頃、咲き始めた。


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 【ウシハコベ】。【ハコベ】より全体に大きいようだ。 《雑草》と呼ばれる事が多いが
よく見ると可愛い花だ。


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【シャガ】アヤメ科のお洒落っぽい感じは、フリルのようなものが見えるからだろうか。
里山で大群落を形成しているのを見たが、まさに圧巻だった。やまねの庭ではかなり、間引かれてしまった。


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【シラン】白い花の多い庭の隅に居ても、この色で存在を示している。

あ~みんな、良く咲いてくれて、ありがとう!

春の高尾山

4月23日(水)クルクルとかわる空模様に翻弄された4月だったが、この日は晴れる予報だったの

で、かねてから「誘って~」と言われていた、Sさんと出掛けた。お家の都合で山歩きは、した事

ない。しかも「楽ちんコース」で家を10時に出発したいとの条件に叶う山は、ここしかない。

いつもの定番【稲荷山コース】より少し楽かな?と、思われる【6号路】を登る事にした。深山を川に

沿って行くので、途中、展望はないものの、滝を見たり、花、鳥の声を楽しんだりの変化のあるコース

だと思う。


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【ジロボウエンゴサク】ケーブル駅のすぐ近くで 。



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【カンスゲ】花をつけていたので、普段、見逃し勝ちの「クサ」も目に入った。



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【ツルカノコソウ】白い花が愛らしい。



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 【キケマン】

時折、花を見つけながら行くと、右奥に「修験道」の家と【びわ滝】が見えてきた。

寄ってみたが、滝は水量が多いものの、濁っていた。滝に打たれる修行も今日は控えたい感じだ。



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【びわ滝】

6号にもどり、樹林の道を進んだ。



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【ヤマルリソウ】この1株しか見つけられなかったが、「ムラサキ科」の小さな花。

暫く行くと、【稲荷山コース】との分岐に出たが、今回は、ここから川の中の飛び石を登って行く

【6号路】をそのまま進んだ。



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 川の中を登るSさん。この路は結構、楽しい。



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 【ミミガタナンテンショウ】苞の付け根の両側が耳のように出ている。



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 綺麗な花、と思ったが、よく分からない。調べたら、どうも、【ミヤマシキミ】の雌株の花らしい。

最後の階段の道で2つの小学校の遠足の子供達と遭遇。東京の小学校の遠足のメッカの高尾山だもの。

頂上は大勢の人がいたが、時間がすでに1時を廻っていたので、帰り支度の人が殆どで、テーブル付きの

場所でお昼ご飯にした。すぐ脇の木に小鳥達が遊びに来て、「思い切って、出てきて良かった!」と

Sさんも、大満足して、山頂のビジターセンターに寄って、帰りは《薬王院》を通ってケーブルで

帰った。


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 【薬王院】下の八重桜が満開だった。


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 新緑の美しさを眺めながら下る。

あまり楽しく、おしゃべりしながらの帰途だったので、京王線の乗り換え駅を2つもオーバーしてから

気づいた2人。渋谷駅回りで帰った。帰宅したら5時半前。お忙しき主婦でも何とかセーフだった。



























 
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