やまねの日記

やまねの山歩き

2007年11月

四国周遊の旅 ③

3日目、四万十市のホテルで久しぶりの「まとも」な朝食を摂った。

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 勿論、お代わりをして、良い姿勢で席をたった。

四万十川の流れを早く、この目で見かったので、朝一で【佐田の沈下橋】へ向かった。車で15分位。

橋(川)の手前に新しいトイレと4~5台止まれる駐車場があった。お掃除中のあばさんが、「夏だと、

車がずっと向こうまで連なって、止めるんだよ」と話してくれた。今はタクシー1台だけ。

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 大の苦手の蜘蛛がお出迎え。怖いので自分の目の焦点はぼかして写した力作(?)。

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 橋の説明板があった。

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 これが四万十川と有名な【佐田の沈下橋】静かな流れだ。水量が増すとこの橋も水没するとは、
全く、自然の力は計り知れない。

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 観光屋形船が通過中

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 橋の上に立ってみた。柵がないとやっぱりへんな感じ。こんな事している間にも何台もの地元の
軽トラが通過した。重要な橋なんだと思った。

もう少し上流の橋を訪ねようと車で移動したが、狭い道でかなり進んだ。「あった!あれが【三里の

沈下橋】だ。

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 観光の人もなく静に佇む【三里の沈下橋】

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 橋を渡って、対岸から見たところ。

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 静かな流れと景色、川底の石の一つ、ひとつまで見える澄んだ川を独り占めしたような気持で
眺めていた。

やまねの計画(旅の計画はすべて我輩が立てる)にはなかったが、夫が「【足摺岬】は絶対に行く

べきだ】というので、2時間も予定をオーバーするが「まぁぁ、いいか」と寄り道をした。

スカイラインとは名ばかりの山道をどこまでも走るとようやく足摺の看板が目に入ってきた。

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 岬への入口。後ろ向きのおじさんの像は「ジョン万次郎」この土地の出身だ。

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 これが【足摺岬灯台】

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 絶景!だが絶壁だ。

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 展望台から見た、岬と灯台。素晴らしい天気と景色に感激!

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 「あ~、ここは【四国の最南端】なんだ!」やっぱり来てよかった。

あまり、景色に見とれていると、今日の宿泊地の【松山】は夜になってしまうと、海岸線の道を

ひたすら北上。宇和島市で昼食は、「鯛めし」の予定だったが、14時頃になりそうなので、【宿毛】

(すくも)のファミレスとなった。もうどこにも寄らずに「宇和島道路」に乗り、90km先の【松山】

を目指した。途中【内子】でトイレ休憩しただけ。17時過ぎには【奥道後】に着いていた。

さすがに「お疲れ様」だった。
 

ツワブキの花

イメージ 1

昨日に続いて、今日も秋晴れ。庭を見回すと、入口の脇に咲いている【ツワブキ】後に【トクサ】を

従えて、「「私だって!」と言わんばかりだ。やまねが、あまり好まないので今迄、写真も撮って

あげなかった【ツワブキ】の花が咲いていた。

四国周遊の旅 ②

2日目朝飯もうどんを食べに行きたかった子やまねをなだめて、家で簡単に済ませ、車で【高知】に

向かった。四国道で約1時間半で高知に到着したが、その間、19ものトンネルを抜けて行く。

トンネル道と呼んだ方が相応しい。途中のS・Aでさぬきうどんの実演などやっていてつい、見とれて

しまった。高知といえば、坂本竜馬、酒、魚、牧野富太郎、高知城、よさこい祭り(今年になって

知った)等など、思い浮かべるやまねであるが、きっとまだまだ紹介したいと、高知の人は

うずうずしていることだろう。時間が少ないので、今回は、魚と城だけにした。

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高知I・Cの側の店で鰹と清水鯖の寿司を食した。魚は美味しい

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 市内の「路面電車」。慣れないので、車の運転は緊張する。

その後、「牧野富太郎」の植物園に行きたかったが、うまくたどり着けなかったので、高知城に

変更した。

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 【高知城】の前の公園に建つ「板垣退助(自由民権運動の推進者)」像の前で。

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 【高知城】の古い石垣に菊の花が・・

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 【高知城】を見上げた。

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 天守閣の展望台のすぐ下に「しゃちほこ」が見えた。

天守閣で説明して下さった御婦人がとても親切で又、ゆっくりと高知を訪ねたいと思ったくらいだ。

高知城のすぐそばで、「日曜市」が開かれていた。仕事で高知に度々来るが平日で行った事が無いと

子やまねが言うので寄ってみた。野菜、魚、刃物・・安いし、産物も多いので、地方から来た

やまね達には、とても興味深いものであった。

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 骨とう品店

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 「たぬきの油」?どんな効用があるのだろう?

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 自家製ラッキョウ。子やまねは期待して買っていったが、夜、ケータイで、「あまり旨くなかった!」とひどく、ガッカリしていた。

1日半であったが、3人の旅を終えて、高知でレンタカーを借り、子やまねと別れて、四万十に

向かった。途中、眺めの良い峠で休憩した。

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 こんな看板が立っていた。【中土佐町】だ。

約3時間で四万十市(旧中村市)についた。又しても「魚料理」の店の夕食で「旨さと安さ」に感激

して、宿に着いた。

四国周遊の旅 ①

10月27日、折りしも関東地方に昨日発生したばかりの台風が近づきつつあった。羽田から空路で

高松へ、逃げるように飛んでいった。この春に高松に転勤した、子やまねのマンションというか、

棲家に、夫と訪ね、併せて四国を周遊しようという計画だ。いつも旅にでると、毎日の様に食べる、

「蕎麦」はこの4日間全く口にしなかった、異例の旅となった。子やまねは酒飲みでグルメ。

高松空港に着くと、「さぁ、うどんを食べに行こう」と空港から直行でさぬきうどんの

【もり家】という店に連れて行ってくれた。いつも結構な行列だそうだが、まぁまぁの待ち人の後に

並んだ。

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 先日、UPした「かき揚おろしぶっかけうどん」とこの「ぶっかけ醤油うどん」など5人前の

うどんと、おでんを3本、3人で完食した。満タンのお腹を抱えて、徳島の「鳴門」へ向かった。

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 「うどん」を食べている頃に「大潮」の時間がすぎて、もう大きな「渦」は見ることがでしなかった。この橋が【鳴門大橋】。上が道路で下が、空中散歩をしながら渦潮見物のできる「渦の道」と
なっている。

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 「渦の道」の入口。

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 渦の道の所々が、ガラス張りとなっていて海がのぞける仕組みだ。ガラスののっても大丈夫なのに
皆、怖がって、なかなか歩かないのが面白い。

ダイナミックな景色を楽しんだ後、再び高松に戻った。すでに16時半になっていたが、

「栗林公園」(りつりんこうえん)は入場できたので1時間コースの道で一回りした。

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 公園入口。恥ずかしながら以前「りつりん」と読めなかった。

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 素晴らしい日本庭園。向こうの山を借景に良い風景がひろがっている。

どの場所から眺めても「裏」がない。感動した。

さて、車で子やまねの棲家へ寄って、荷物を置き、子やまねが「活き魚料理」の店に予約をしてくれて  
いたので18時半に再び街に出た。。考えてみると、親子3人で酒を飲みながら食事をするのは初めてだ。

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 まだまだ、食べ続けたのだが・・眠気には勝てず、明日もあるのでと車を拾って帰った。

明日はなにを食べようか?と思いながら寝てしまった。

滝子山

10月24日、久しぶりに、お誘いを受けて、【滝子山】へ行った。

立川駅で6:35中央線で待ち合わせという、早出の山行。南武線に乗って、座っていると、途中駅から

乗ってきた、山行姿のご婦人が、前の席に座って、こちらに顔を向けた。「あれっ!」Aさんでは

ないですか!偶然だった。「お久しぶり!」と並んで座って話しながら行くとあっと言う間に

【立川】駅に到着。中央線のホームに向かった。階段を下りながら「左の電車に乗るのよね」と

階段を下りきって、左の停車中の電車を見るとTさんが座って、窓から手を振っている。

あまりのタイミングの好さに思わず笑ってしまった。

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7:56に山梨県の【笹子】駅で降りた。

駅から甲州街道を【大月】方面に戻り、左折し、かなり舗装道路を登って行くと登山道となる。

学生時代の1年先輩のAさん(山野草の先生)と、この前、「青春18切符の旅」を一緒にしたTさんとの

3人の道連れだ。

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 危なっかしい橋を渡る。

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 山野草の話を聞きつつ、花を見つけながら渓流と滝に沿って登って行った。

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 【三丈の滝】

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 まだ登山道口近辺は紅葉は見られなかったが、次第に大きなトチの葉が黄色く変わって

林を明るくしている感じが良かった。川の水量も多く【西沢渓谷】の景色に、似ている所もあったが、

もっと自然のままの道で、静かな山歩きが楽しめた。

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 名前の看板も無い滝の脇で昼飯にした。

うどんやラーメンの他に、おにぎり、和菓子にフルーツに・・と良くこれだけ食べられた!と

言う位、皆、満腹状態。「あとは昼寝!」になりそうだった。

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 ふと見上げると、モミジが紅葉を始めていた。

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 さて、これで下山する事になったが途中で山頂方面を見ると、真っ赤な紅葉が

緑の中に映えて美しい。

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 振り返ると【滝子山】のピークが見えた。

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 【ムラサキシキブ】の実が綺麗。

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 こんなに綺麗な色の実も。名前は何だっけ?

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 悪路もあって、砂地で谷足がズ、ズっと落ちそう。

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 定員1名の滑る丸木橋を慎重にわたるTさん。

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 国道まで下ってきて、滝子山を振り返る。

帰りの電車の時間があと数分と気が付き、「最後のラストスパート」と言って、やまねは必死で

駅に駆け込み、「電車を止めておく~!」とさけびつつ、ホームにたどりついた。

全く同時に電車がホームに滑り込んで来た。みんなも無事、間にあった。

車窓から見える木々をみてAさんは「2~3日前より紅葉が進んでいるわ」と話していた。

毎週1~2回も同じ山に通うAさんこそ山女と言えるでしょう。

楽しかった山歩き。またの、お誘いを楽しみにしている。
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