7月19日(木)20日(金)に、美濃戸口~行者小屋~地蔵尾根~天望荘~赤岳~横岳~
硫黄岳~赤岩の頭~赤岳鉱泉~美濃戸口をY子ちゃんと歩いた。
車で【やまのこ村】駐車場まで入ったが、2度とゴメンナサイの凄い道で気を使って、
疲れてしまった。オフロード・カーでどうぞ。10:10に出発。

少し行くと水の豊富な八ヶ岳の渓流を渡る。

北沢コースと南沢コースの分岐に立つコース標示板。
すぐ右手の南沢コースを行く。

幾度も流れを左右に渡り返しながら高度を上げていく。
天気予報はまずまずだったのに、始めから雨が降り出して、悲しかった。
でも途中で止んでくれて暑苦しい雨具を脱げて助かった。
【白河原】という水無川のようなところに出た。歩きにくく、ガスで先の眺望も
きかないので、ひたすらダラダラと登って行くので疲れてしまった。樹林帯の道に
入っていくが、もう足はヘロヘロになっていた。行者小屋に着いたら12:50に
なっていた。昼ごはんはカツサンド(双葉S・Aでお勧めの)を食べ、トイレに行ったり
している内にちょっと陽がさしてきた。気を取り直し、13:40にいよいよ
地蔵尾根に取り付いた。斜度がドンドン増してくる。稜線まで殆ど直登コースだ。



急登となり、鎖と梯子が続く。途中にお地蔵様が一体、お出迎えしてくれる。

雲が少し切れて、眼下に行者小屋が見えた。「あ~よく登って来たね」と
言い合った。

空気の希薄もあって、最後の登りは喘ぎながらやっと15:20に地蔵の頭にたどり着く。
【赤岳天望荘】はすぐに到着した。赤岳の直下なのに何にも見えない。嘗て、槍ヶ岳に
登った時を思いだした。

雨が降ったり、やんだり、ずっと外を眺めていたら、ガスがサーッと引いた。
大急ぎで表に飛び出て山頂の写真を撮った。この後、やっぱり雨が降り出して
すべて、雲に覆われてしまった。
小屋の人に明日の天気を尋ねると、「明日は今日よりもっと悪くなりそうだ」と
悲観的な答えが返ってきたのでガックリ。夕食前に風呂に入ろうという事になった。

2727mの【天望荘】にある「五右衛門風呂」。7~8人浸かれるそうだ。
こんなに天に近い所でお風呂に入れるとは「極楽!」気分で疲れも吹っ飛んだ。

夕食はバイキング。本当はご飯茶碗は別にあったのに、このお弁当箱にみんな
入れるのだと思って、ご飯まで詰めてしまった。好きなだけ取れるので嬉しい。
飲み物もコーヒー、お茶、お湯は帰るまで自由に飲み放題。コーヒー何杯お代わり
したかしら?その日の宿泊人数は60名足らずだった。。個室が空いていると言われて、、
1000円の贅沢をして、4人部屋に2人で休んだ。明日のために体力、睡眠しっかりと
取る事ができたようだ。もし、お天気だったら、4時半に山頂にアタックしよう。
雨ならばあきらめて、まったりと過ごそうという事にして7時半からゴロゴロして
おしゃべりしながら9時の消燈と共に意識不明・・・。