「鍋割山稜」の「小丸尾根分岐」に到着して一休みの後、鍋割山々頂に向けて歩を進めた。
右側の開けた所から丹沢山、蛭が岳、臼が岳・・・山並みの景色に見惚れた。
「マルバスミレ」稜線上の花はどれも背が低く小さい花が目立つ。
「ブナ」の新葉にピンクの花?実?、Myuuさんが調べてくれた。難しい名前!「虫瘤」でした。
虫瘤の名前は 宿主名+形成部位+形状+フシで着けるそうだ。だから このピンクのコブ瘤の名前は
ブナ+葉+赤毛玉+フシ=「ブナハアカゲタマフシ」というのだそうだ。Myuuさん、ありがとう!
「マムシグサ」の「ホソバテンナンショウ」かと思う。Myuuさんは初めてだ!と言って、えらく
気に入ってカメラを向けていたが、風が吹いていて苦戦を強いられていた。
少し広い場所に来たら、サクラが綺麗で暫し、お花見。
「鍋割山荘」に1時半頃にようやく到着した。連休初日の土曜日とあって、人がいっぱいいたが、ランチ時間のピークは過ぎていたので、待望の「鍋焼きうどん」は直ぐに食べられた!
「後沢乗越」~「ミズヒ沢」へと下る。 途中で「キランソウ」。
花の撮影をしていたら背後に人の気配。 鍋割山荘から「歩荷さん」が下ってきた。
最近は歩荷さんの姿は滅多に見られないが(尾瀬ではよく出合ったが)この山では山荘の草野さんが有名だけれど高齢になられて、若い人達が手伝っているようだ。この方達のお陰で美味しい「鍋焼きうどん」が頂ける。
大きな、きれいな囀りが近くから聞こえた。ブタさんが「あそこの穴に入って行った」というので出てくるのを待っていた。
やっぱり「ミソサザエ」だ。動きが早くてうまく撮れなかったが、可愛い~。
二俣に戻る途中、ウツギが満開だった。「ヒメウツギ」や、そしてこれは「ガクウツギ」
帰りも途中からタクシーを頼んだが、色々とトラブルもあって「渋沢駅」には夕方遅くになってしまった。
それでも無事に家路に就けて感謝!