10月18日、高尾山~小仏峠を歩いた。よい天気で「久しぶりで歩けるかなぁ~」とちょっと

弱気だった。高尾山口駅を出発して、7:15にケーブル駅。

8:00がケーブルの始発なので駅前広場も人がまばらだ。

ストックを担いできたが、まぁいいか。今年初めて?「稲荷坂コース」に入った。

6号路は11月から上りの一方通行(確か上りが)になるらしい。

紅葉の時期になるとまさに人波が押し寄せる。今は一番、静かな時かもしれない。

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ケーブルの駅の脇から左へ、橋を渡りながら階段をしばらく昇っていく。その脇に
咲いていた「アズマヤマアザミ」だろうか。

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 「ヤマシロギク」

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 「カシワバハグマ」

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 「ワタシハダレ?」「カシワバハグマ」の花みたいだけれど葉が違う!でも可愛い。

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 脇見しながら行くと、朝日が高くなり登山道を木の間から差し込んで明るい場所を発見。
わ~!やまねの影が~しかも足長に~ちょっとマンガチックだけど・・・。

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 展望台の東屋に到着。朝日を受けて元気を貰って、下から40分掛からずに上ってきた。

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 「ヤクシソウ」日向で大きな株になっているものもあった。

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 「ミヤマシキミ」の実。食べられたか取られてちょっぴり貧相だけど無視できない。

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 「タマアジサイ」珍しくはないが、この時期に最後の一輪だった。

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 「ノハラアザミ」

最後の260段くらいの階段も息は上がっても休まず登れて、やっと体力が回復できたんだなぁと

嬉しくなった。山頂まで1時間20分。一人で歩くと時間が気になる。今日はトレーニングも

兼ねているからOKでしょう。

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 富士山は見えなかった。大室山の右に見えるんだけど。

山頂はかなりの人がいた。15分くらい休んで何処まで行こうかなぁと思いながら、おむすびも

持ってこなかったから早めに下ることにした。

とりあえず「一丁平」に向かう。「もみじ台」は失礼して、やまねの好きな巻道を行く。人と

あまりすれちがう事がなく鼻歌を歌いながら緩やかに下る。

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 「キジバト」が向こうから餌を探しながらやまねの足元まで平気な顔してやってきた。
「えっ、何にもくれないの?」と言いたげな顔をして行ってしまった。

家の庭にも時々、来るが人を怖がらず、庭を歩きまわっている呑気なハトだ。

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 「一丁平」への道は両側から挨拶してくれるのは有り難いが少し控え目に願います。

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 30分で「一丁平」の展望デッキに着いた。。
 
富士山も見えないし、賑やかな若者が楽しそうにデッキでわいわいとはじめたので、

「大福」をほうばって「城山」に向かった。

道は階段が増えて、最後の鉄塔の左脇の道の代わりに鉄塔の右側を昇る階段道が整備されて

そちらが主な登山道に、そしてさらに右の巻きながら上る(右の空間が広がる)道も

整備(目立つように)されていた。人の進まない左の道を上がって城山まで20分だ。

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 土曜日はお茶屋さんが開いているので、ここで、初めて「きのこ汁」を食べた。

一人で木陰の席を見つけて、猫ちゃんが来ないうちに美味しいお醤油味のキノコ汁を啜る。

すぐ前の横の席に年輩の女性が小仏の方からいらして、座られた。

しばし会話をして楽しいときを過ごした。その人は実に品のある、変な言い方だけれど

「きれいな日本語」でこの近辺の良いところも教えて貰った。

ずっと続けて歩いていると元気でいられます。との事。同感!お互いに気をつけて

行きましょうと別れた。時計を見ると11時台のバスに乗れるかしら?と思い、立ち上がった。

途端に「にゃぁ~!」と猫ちゃんが寄ってきた。「今日は何にも(いつもだけれど)ないのよ。

またね!」と空のお椀を見せて、早々に出発した。

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 城山と小仏の中間で相模湖が俯瞰できる。

小仏峠も止まることなく、小仏バス停に向かう。

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 きれいな流れ。流れの音も良い。

 11時5分に小仏バス停に到着。

気持のよい昼飯前の高尾山。