夜中に足元の窓から外を覗くと星が、松本平の町の灯りがはっきりと見える。1時間ごとに目が
覚めてしまい、4時過ぎに起き出した。ご来光も拝めそうだが、この時期は5時半過ぎが日の出時刻。
星空を眺めるともうオリオン座、その足元近くにひと際明るいシリウスが白い光を放っている。
北斗七星、カシオペア・・と昔、夜空をよく眺めて楽しんでいた頃をふっと思い出した。それに
してもひどく寒くて手足が凍り付く感じだ。この朝、初めて厚い氷が張ったそうだ。
【富士山】が雲海の上に姿を見せてくれた。
朝食を終えてザックを小屋にデポして【燕岳】山頂へ向かう。
いつまでも眺めていたい。そんなに広くない山頂だけど居心地がよくて。でも今回も
無事に下山をしなければ。「さぁ下ろうか」後ろ髪を引かれる思いだったが山頂を後にした。
燕山荘に戻って、ぐずぐずと支度を整えていたら出発時刻は8;50になってしまった。
さすがに下りは昨日、全く見られなかった景色を眺めつつ歩いた。
「やまねさん、この辺で骨折したんだっけ?」とかの話になって、改めて
「よくもこの重たいやまねを背負ってこんな急坂を降りてくれたね~」と2人で一昔前の話を
しながら下った。背負ってくれた若いK君も昨年パパになったそうだ。今でも感謝していますよ。
昨年に続き、今年も楽しく【燕岳】の山旅を終えた。









