無事に【塔ノ岳】の山頂に着いて、残りの食糧をお腹の中に詰め替えて、 ちょっと辛そうな
大倉尾根を下る時となった。

ガスに包まれて富士山は勿論、隣の【鍋割山】も見えない。2時半に出発。

山頂直下に鹿が懸命に緑の草を探して食んでいる。物欲しげな目線を送ってくるが無視して
下る。でも、カメラは向けてしまった。

「金冷し」の分岐。右へいくと大好きな【鍋割山】(鍋焼きうどん?)方面へ。

「花立山荘」に着くが閉じている。

ここからの展望はすばらしいのに。それでもうっすらと下界の町が見渡せた。
さて、ここから気合を入れて滑る段差の大きい階段をいやというほど下る。
しかし、途中に小屋がいくつも点在しているので、目標物になっている。

「堀山の家」ここも閉じているが、暑い時期は横にクーラーボックスがあり
無人でペットボトルの販売をしてくれるので助かる。
1時間半も下ると「駒止茶屋」その先は少しなだらかな「幸せの道(私達の呼び名)」が続き、

サクラの満開もみられた。

これ、「幸せの道」
山頂付近は春の到来もまだの感じだったがこの辺りから木々の芽吹きに気付いた。

「あっ、ヤマルリソウだ」スギの植林帯の道の脇に春の花が見られるようになった。
嬉しい~!

スミレ(コスミレのような?)

タチツボスミレ

ヒメウズ(キンポウゲ科)

ツボスミレ(?)

ミミガタテンナンショウ

カンアオイ(?)

ヒトリシズカ

タチツボスミレとヤマルリソウが群生していて、とても綺麗でいい感じ!!
しばらく、可愛い春の花に和まされて、単調だった山道も気分良く、下った。
そのあとの舗装道は疲れた足にムチ打たれる気がしたが、なんとか大倉のバス停に着いた。
この日は寄り道なしで、よく歩けたと2人で「自画自賛」の言葉をご褒美に家路についた。
Y子ちゃん、来月もよろしくお願いしま~す。