12月8日、ちーむ・やまねで「美味しい鍋を食べる会」と称して高尾山へ行った。

前夜まで、【生籐山】越えを計画していたが、午後から天気が崩れるという予報で

高尾山に変更した。

取りあえず、8時に高尾山口駅集合しようと決めた。

南武線が予定より1本早く乗れたので、いつもより早い分、車内も余裕がある。

立っていたが、次の駅で反対側の車窓からの風景を見たくなり、廻れ右をした。

すると、前に座っていたマスクの人が声を掛けてきたので、「えっ?」と

よく見るとY子ちゃんではないですか~。彼女も予定より1本早い電車に乗れて
 
座れたので本を読んでいたら突然、目の前にやまねが居たとの事。2人で朝から大笑い。

身支度をして、8:00に駅舎を出る。

イメージ 1
駅前の広場の紅葉がきれいだ。

今日の目的は「食べる」にあるので(このところ、続いているなぁ)やっぱり登り慣れた

「稲荷山コース」に進む。

ひと登りしたところの祠のある広場で上着を脱いで、見晴らしの良い東屋のところまで

足も軽く進む。さすがにいつもより1時間も早立ちのせいで人が殆どいない。こんなに空いている

高尾は気持ちが良い。

イメージ 2
 根っこが階段状の道。

イメージ 3
 人が居ない道は気分がいい。

イメージ 4
 見晴らし台の東屋に駅から50分で到着。

イメージ 5
 曇りで東京方面は見えないが、このあたりも紅葉が残っている。

5分の休みで出発した。途中、富士山が見えるが、この日はそれも叶わないので

とにかく早く「一丁平」に濡れずに着きたい一心で、見晴らし台から30分で山頂直下の

広場についた。残るは「胸突き階段」のみ。いつも4~5回息を整えないと登れない。

この日は2度、足を止めただけで登りきった。階段の上で看板を見ていたY子ちゃん「ひぇ!

もうやまねさん、来たの!」とびっくり顔。「鍋が待っていると思うと・・」

いつものんびりと階段を上ってくるやまねが、すぐ後ろにいたので、Y子ちゃんはびっくり。

この日は朝から2度もY子ちゃんをびっくりさせてしまった。

最後の階段は5分で上り、9:30に山頂に立った。富士山が見えないので、10分程の休みで

「一丁平」に向かう。

イメージ 6
 山頂のすぐ下は紅葉で染まってまだ秋を思わせる。

「紅葉台」はカットして、巻き道で先を急ぐ。

イメージ 7
10月にここを通過した時は何本も倒木を潜ったり乗り越えたが大分、片づけられていた。

「一丁平」には10:10に到着した。東屋とベンチ、テーブルが幾つも作られてあるが

やっぱり一番上の展望台の前の東屋にしようという事となった。何しろ人がいないので

選り取り見取りである。

イメージ 8
 落ち着く前に展望テラス(と言うのだそうだ)から見渡したがあまり山々の姿ははっきりせず。

それでも雨もまだなので東屋に入って鍋にしよう!それにしても冷えてきた。

イメージ 9
 Y子ちゃんが丁度2人用くらいの鍋を持ってきてくれたので、2人で野菜を放りこみスープを
入れてグツグツ言うのを待った。

イメージ 10
 最後に肉を蓋のようにのせた。寒くて手が冷え切ってしまった。

イメージ 11
 余りさむいので、煮えた野菜から食べ始めた。
途中で忘れてはいけない「マロニーちゃん」とお豆腐も入れて何回、お代わりをしたことだろう。

イメージ 12
お豆腐、小松菜、シイタケ、薬味は「柚子こしょう」

お腹の中から本当に温かくなった。

2人が夢中で食べている間に、2組のチームが来て、それぞれお弁当を食べて出発して行った。

気温は4度しかない。

終わりの方でお餅を入れて、お腹に収まる頃にはお鍋の中もほぼスープだけ。

そうだ!生卵を自持したのを思い出して、溶いてスープの中へ。

熱々卵スープもすっかり2人のお腹に収まった!

余ったスープを入れるジップロックやタッパーまで用意してきたのに出番は無かった。

「コーヒーよりお茶だわね」と、熱いお茶で〆た。

この次は「何鍋」にしようか?などと話しながら片づけ、あまりに寒い(冷たい)ので、出発する事にした。

何処に降りようか?

時計の針も12時を回って、登山者もそれなりに増えてきたので、山頂方面に戻り、山頂を巻いて

「日影沢」への静かな道を下る事にした。

バス停の道に出る少し前に見えない位の雨が降り始めた。

この日も前回と同様に、美味しいお昼を食べるという目的を見事に(?)果たす事が出来た。