遅くなりました!続き。

23日。前日の予報では展望は絶望的ではあったが、Y子ちゃんに促されて

ガスがなければ前(ニセ)烏帽子まで行こうと、その準備だけ整えて早めに寝付いた。

4時に起きたけれど空しく、朝食前に小屋の前に出て見た。

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 「烏帽子小屋」入口。

景色が見えないのなら手近な被写体を探して、うろついていると突然小屋の正面の

向こうに山が!! お掃除中のスタッフの方に「あれは?」と聞いてみた。

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 モルゲンロートに少し赤みをおびた【赤牛岳】~【薬師岳】の山並み。

すぐに、小屋に飛び込んでY子ちゃんに知らせた。ところが丁度、朝食の時間で慌てて食堂に。

『早く行かないと又、雲に隠れるかも知れない。』との気持ちばかりでやまねは

「心、ここに在らず」状態で朝食を終えた。

昨日、下ばかり向いて登った砂礫の道を、今日はキョロキョロしながら歩く。

後を振り返ると堂々とした【三ッ岳】が見える。

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 三ッ岳から奥に「裏銀座ルート」が【野口五郎岳】へと続いている。
右奥は【赤牛岳】

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 【前(ニセ)烏帽子】の山頂を眺める。

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 【前烏帽子岳】山頂から見た【烏帽子岳】。思わず2人で歓声を上げてしまった。
岩の尖塔を掲げる【烏帽子岳】!凛々しさを感じた。

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 左から【烏帽子】右が【南沢岳】。奥中央が【立山】と右奥は【剱岳】

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 雲海上に【針ノ木岳】、【蓮華岳】奥の方に「後立山」の山々。手前は【南沢岳】の頭か?

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 【薬師岳】

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 【烏帽子岳】に雲が架かって来た。朝5時50分

みるみる内に周りからガスに覆われてしまった。それでもあんなに良い展望を堪能できて、

満足感いっぱいで小屋に戻った。まだ【三ッ岳】方面は視界がよく、小屋から100mほど南の

ヘリポートまで行って三ツ岳方面を眺めた。

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 縦走路がよく見えて人の姿が分かった。

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 振り向くと青い屋根の【烏帽子小屋】、その向こうに先程行った【前烏帽子岳】が見える。

しばらく、そこに佇んでいると、昨日、高瀬ダムまでタクシーに相乗りしたご夫妻が出かける

ところだった。今日は水晶小屋まで行くそうだ。先の無事を祈って別かれた。

そうこうしている内に【三ツ岳】にも雲が上がってきて皆の姿を隠してしまった。

「それでは、帰りましょうか」と小屋に戻って、今日一番最後の出発チームとなった。6:20発

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 【ミネズオウ】と【アオノツガザクラ】この他にも【ゴゼンタチバナ】はブナ立尾根の取り付き付近から山頂近くまで私達を案内するかのように登山道の両脇で迎えてくれた(あぁ、それなのに写真も撮ってあげなかったとは・・)

それに【リンネソウ】【イワツメクサ】【コケモモ】【ハクサンシャクナゲ】

【ミヤマダイコンソウ】まだまだたくさんの花に会えて嬉しかった。

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 1時間程下ると左に崩壊地を見る。まだ流れて日が浅い感じで根ごと流されても緑の葉を茂らせている木もある。
あと何年かするとこの登山道も危なくなるかもしれない。

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 10:15にダムに戻った。静かでなんと美しい水の色!

「葛温泉」の日本秘湯の温泉に浸かると、今回の思い出深い山行が脳裏を廻った。。