暮れの27日にJ・Uさん夫妻のたっての頼みで、大山を案内した。とは聞こえは良いが、「じゃ~
いきましょ~う!」とY子ちゃんにもお声がけして4人でのんびりの「年末ハイキング」となった
小田急線・伊勢原下車8:40のバスで「大山ケーブル」行きの終点まで約30分。バスの車内は若い
人の方が多い。ちょっと嬉しい気持ちで まずはケーブルの駅下まで。土産屋、宿坊、お豆腐の
お店が立ち並ぶ参道の300数十段の階段を20分程で登って一息つく。ケーブル駅の方に行きたそう
なJ・U夫妻を「帰りにご褒美で乗って下りましょう」と宥めて『女坂』を登り始めた。冬休みの
部活の中学生が後から「おはようございます!」と元気な声をかけて登っていく。野球部の男の子
達。可愛いなぁ~。「下社まで?」と聞くと「そうで~す」と2人、3人と固まって登って行く。

ケーブル駅から30分、【大山寺】に着いた。「厄除け、かわらけ投げ」などの場所があり、向かいの山を眺めると、山腹に「不動明王」らしき像がこちらを睨んで立っていた。

さて、寺の脇からまた、急な階段が続く。「フーフー」言いながら頑張って登る。
聞くと夫妻は初めての登山だと言う。「休みながらゆっくりと行こうね」と言って、話しをしなが
ら「下社」へ向かう。あれっもう、さっきの坊やたちが下って来た。20分ほどで「下社」に到着。
美味しそうなお団子やお茶の誘いを振り切って下社の本殿前まで階段を登る。

本殿前に藁の輪がしつらえてある。これをくぐると良いことがあるような・・28日からくぐれる
そうで、その土俵を立てたような輪を横目で見ながら山頂への登り口に進む。
ここまで約1時間の道のりだがケーブルカーに乗ると6分で来てしまう。私達は足があり、しかも
歩ける。素晴らしい事だ!

とは言ったものの、登り始めの急階段。ただ、ひたすら下を向いて、段数を数えながら登り詰めるのである。

ようやく山道となり、Uさんが「いいもの、見つけた!」と葉っぱと見せてくれた。「これは
ムササビが、かじった葉っぱよ」とUさん。葉っぱを半分に畳んでかじったものだという。
ムササビが葉を持って半分に折り畳んでかじっている姿を想像するだけで可愛らしい。

登山道の脇の土手は長いシモバシラで覆われている。踏むのが楽しい。

冬の大山は初めて。とても明るいうえに好天に恵まれて、途中の木の間から横浜方面の眺めが
抜群に良い。湘南の海に江の島が見えるし、その向こうに千葉県の房総半島まで薄っすらと見える。この右手にはピンク色の海(珍しいとのこと)とポッカリとうかぶ【伊豆大島】が見えて感激!

【蓑毛】への分岐。このコースは「下社」から山頂まで、1丁目から28丁目まで道標の石柱が立っているので、自分達の位置がおおよそ分かって、登り易い。ここは16丁目だ。

少し登ると、脇から【富士山】が展望できる。大山で富士山が見えたのは初めてで大喜び。
皆、シャッターをおしている。Y子ちゃんとUさん。ここは20丁目。
ズームで。

【ヤビツ峠】への分岐。25丁目。

やっと山頂に着いた!遊びながら登ってきたので疲れなかったが予定時間を1時間も
オーバーして、もう13:15。J・Uさん夫妻とやまね。

遅い昼ご飯なのでベンチも独占の「チームやまね」最後に冬のデザート?「茨城県産の干し芋」
を炙って食べた。これが本当に甘くて美味しい☆
一段、下がった所からの展望が素晴らしい。

横浜方面。真ん中から少し右寄りにランドマークビル、ベイブリッジがみえる。

東京方面。一番奥に新宿の高層ビル群。スカイツリーはもう少し左手。山の陰で見えなかった。

帰りは見晴台経由で「下社」までくだる。時間を見ると、真面目に歩かないとケーブルに間に合わない!とハッパをかけた。17時になると暗くなってしまうので16:20のケーブルカーを目指して下った。

「二重の滝」も横目で見ながら、「下社」へ。

ギリギリ、16:20のケーブルカーに間に合った。後から調べたら、この便が最終だった。
歩いて下っていたら完全に日没後になっていた。
こんなに明るく、展望に恵まれた大山は初めてで、ご夫妻もチームやまねも「やはり冬は良いね~♪」と、楽しい年末の一日を満足気分で過ごせた。









