7月26日~29日、新穂高~双六~鷲羽岳を歩いた。25日の午後に東京をたち、新穂高で1泊して
26日(月)朝・登山者用の駐車場からの出発。本当は「ブナ立尾根」を登って新穂高まで縦走した
かったが諸事情のため、2年前の【双六岳】よりもう1歩奥まで歩く事にした。何と言っても2人の
「憧れの山」である【鷲羽岳】に登らせてもらうための山旅といえる。新穂高登山指導センター
で登山者カードを届けてから蒲田川を渡り、林道へ向かった。




7:40 にゲートに着いた。70分で【わさび平小屋】

【シシウド】がのびのびと育っていた。チームやまねの前を1人の年配の男性が植物観察をしながら歩いていた。

下がっていた。




間もなく左手に【笠ヶ岳】への笠新道入り口がある。水場には豊富な湧水があり、厳しい道のりに
充分な水を確保出来る。
林道を少し行くと又、水場があった。一緒に歩いてきた方が「これは自分が作った水場で様子を
見て、ここで引き返す」と言われ、別れた。



川を渡り、左へカーブしながら石段状の急登が続く。日差しも強くなり、この登りが今回、一番
つらかった。Y子ちゃんも後から聞くと「ダメかも知れない」と思ったと言っていた。
やまねは息切れ足が上がらない。もう1泊、温泉に泊まってかえろうか?と思った。情けないけど
もう、ダメかも~。 そんな気持ちと戦いながら1時間程で「待っていました!!」

広げたら雪渓からの冷たさを含んだ冷風が体の中を吹き抜けたような気持ちのよさ。

15分休んで【シシウドヶ原】に向かう。

さらに30分で【シシウドヶ原】という開けた所に着いた。ここまで登るとさっきの辛さが消えて
いた。「わ~、頑張って良かった!」。ぁぁなんと単純なやまね。


「楽々コース」に向かう。決して楽でない。

コースを1時間も登ると「熊の踊り場」という名の湿地をすぎる。ここで雨が降って来てカッパをきる。
道は緩やかになり、「もうすぐだ」と期待の木道となる。
14:20に鏡平に到着。槍穂連峰は見えないが、又、この湖畔に来られて嬉しい。
