5月14日、予てより登りたかった【乾徳山(けんとく)】へ行った。6時にY子ちゃんがバイクで

やって来て、車で中央道・勝沼ICから403号で【徳和】まで行く。途中の山々は新緑と満開の

フジの花を見ながら気持ちよく走った。

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 コースはピストンで休憩を入れて8時間の予定。チームやまねとしては先月の【大岳山】より
ロングコースになる。

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 駐車場でトイレ、身支度など整えて舗装道を9:15に出発。すぐに【乾徳神社】を左に見て
なだらかに登って行く。

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 20~30分で右に【登山口】。大きな看板だ。

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 【マムシ草】がいっぱい。茎がニョロの模様みたいで一寸・・・。

杉の植林帯を進み、林道を横切ってさらに登って行くと

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 【銀昌水】という水場がある。

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  5分で小さな広場にでる。【駒止】だとすぐに分かる。

30分も行くと【錦晶水】と言う水場がある。

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だいぶ岩が多くなってきた。

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 《ワチガイソウ》だろうか。小さくて愛らしい。

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 【錦晶水】に着いた。ちょっと暗くて休憩はちょっぴりにした。

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 急に高原地帯となり、白樺が点在してる。芽吹いた柔らかな緑が目に優しかった。

ここで、おむすびを食べながら、見上げると【乾徳山】の姿が見えた。

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 【乾徳山】と分岐の指導標。真ん中の道を行く。

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 登り始めた。そんなに急坂ではない。ひと登りすると又、開けた所に出る。この辺りが【扇平】
休憩中のグループに出会う。

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 振り返ると富士山も見える絶景が・・でも富士山は裾の方しか見えなかった。

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 【扇平】を過ぎると、急登の岩場となる。

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短い鎖場(足場がしっかりとあるので楽)や古びて危なっかしい梯子(やまねが渡る時に折れませんようにと祈りつつ)を2~3カ所、通過する。

もう、山頂かと思ったがなかなか。

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途中に平らで見晴らしの良い場所で休憩。絶壁の上にケルンがあったのでY子ちゃんに撮って
貰ったがケルンを触った途端、ガラガラと崩れて落石をしてしまった。人の気配がなかったので
ホッとしたが気をつけないと・・

出ました。これが山頂直下の10mの鎖場。上の方は足の置き場があるけど、取り付きのほんの

2~3mhは殆どクラックもないので、鎖を頼りに腕力で登らねばならない。腕力ゼロに近い

やまねは、どうしても山頂に行きたい~思いで重~い体重を恨めしく思いながらよじ登った。

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 壁の中間に立てる場所があったのでザックを下して登ってきた壁を見下ろした。
さて後、ひと登り。

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 バンザ~イ!乾徳山(2031m)のてっぺんで。

360度の見晴らしで、残雪の南アルプスなども薄っすらと見えたが、雨が降らないだけ良いか?

と言う空模様。残りのおむすび等を食べて、下る事にした。立ちあがって岩を越えようと足を

上げたら足の内側が攣りそう~!本気で攣ったらたいへんだと思い、人が居ない(Y子ちゃん

は?)のでバンテリンを両足にイヤという程塗りまくった。お陰さまで5時に駐車場につくまで

何事もなく歩けた。Y子ちゃんには又、心配をかけてしまった。でも2人共、充実の山歩き

で大満足。【石川PA】で「ソフトクリーム」で乾杯しようと車を走らせて行ったが、すでに日も

暮れて寒くなったので「かけ饂飩」に変更。お疲れ様!!