4月9日、桜の花も散り始めた都内を6時半に出発した。先月と同じ電車で立川~武蔵五日市駅まで。
「チームやまね」は、このところ「奥多摩」にご執心の様子だ。バスで25分。払沢の滝(ほっさわ)から
2つ先(奥)の【千足(せんぞく)】で下車。降り立った所に土筆がいっぱい。この辺りでは珍しくも
ないのだろう。ここに来るまで桜の花がどこも満開で素晴らしかった。まだ散り始めでもなくまさに満開
身支度をして道路を渡ると商店があり、ペットボトルをもう1本、仕入れた。店の脇の登山口を入る。

「柳沢林道」を登って行くと「天狗滝」、さらに登ると「綾滝」がある。
急な舗装道路の終点まで行くとようやく登山道となり沢の流れもなだらかで透明度も高い。「千足の
集落でこの水を飲料水に使用しているので、汚さないように」と注意書きが何カ所にも貼ってあった。
水辺の道では春の花が出迎えてくれた。

《キケマン》

《エイザンスミレ》葉の切れ込みが深く、花色が薄いピンクで愛らしい。

《ユリワサビ》小さな花だが、白くて目立つ。そのほかにも《ニリンソウ》《カンスゲ》《タチツボスミレ》など可愛い春の野草が咲き始めていた。

こんなに綺麗な流れにそって登って行く。

【天狗滝】登りきると目の前に現われた滝。不思議なことに落差は30mもあるのに滝壺におちる水音、
「ゴー」というような音がしない。滑らかな岩をすべり落ちているような感じだ。
この天狗滝は【払沢の滝】に行く途中、望遠鏡で眺めた事がある。「ゴーゴー」と音が聞こえてきそうに
思えたが実際は「物静かな滝」だった。
滝壺の近くまで下って、【綾滝(あや)】へと向かう。

ここから急に斜度が増してきた。Y子ちゃん、急に静かに登りだした。
3月に【浅間嶺】を歩いた時に倒木の多さに驚いたが、今回はもっと酷い。
何カ所も倒木を乗り越えたり、くぐったりしたが、この2本の杉の木は完全に登山道の上に覆いかぶさって、大きく回り込まなければならなかった。必死で回り道を探っているY子ちゃん。
大分、時間を食ったけれど次のポイントの【綾滝】にでた。
【綾滝】も【天狗滝】と同じ様に静かな滝で側にいても音がしない。滝の横の古木が倒れていて
無残な姿を呈していた。
この滝横で一やすみ。Y子ちゃんは今回もドライフルーツ(?)を見つけてきたと言って取り出したのは
トマトのドライ。なかなか美味しいと「むしゃむしゃ」と食べていたがやまねは全く受け付けないので、
おいしい「あんず」を食べた。Y子ちゃんに分けると「これは美味しい~」と同意してくれた。
さて、ここから枝尾根を直登。
本日のメインイベントみたいな急登だった。1時間以上平らな場所がほとんどない。

ようやく【馬頭刈尾根(まずがリ)】の【つずら岩下】に出た。小さなアップ&ダウンがあって、本来の
馬頭刈尾根の縦走路となった。この辺は岩峰になっている。

昇り難い階段を越えて50分程で次のポイントだ。

東屋の屋根が見えたので、【富士見台】という展望台と分かった。向こうのピークが【大岳山】
「わぁ~まだ遠いね。」と言い合った。11時半だったので、おむすび1個食べて、もう一頑張りだ。今回はやまねも「シャリバテ」しないように朝食を車中でパンを2個も食べ、昼食前の今、また補給して
みたら「元気」が途切れなかった。たえず補給していくのが良いみたいとの結論。(食いしん坊の)。

【富士見台】から、富士山はみえなかったが南側の山々。
小休止を取って、10分程で
途中の【白倉】分岐。【千足】の次のバス停の【白倉】へ下れる。

次の道標で右に折れて進む。

次第に枯れ落ち葉が凄く堆積して道がはっきりしないので、足はブスッと入ってしまって恐ろしい。
それに嫌な倒木や「滑落注意」の看板に、歩きにくい。しかし長くは続かなく、【大岳山荘】が見えてきた。
「ここで休まず、山頂に急ごう」と、見上げると古い【大嶽神社】があった。

神社の両脇にこんなに可愛いというか、珍奇(といっては失礼!)なお顔の狛犬でしょうか?
グッとこらえて座っていた。

神社から20分程、登ると(上部は岩を少しよじ登る。)ついに大岳山々頂(1266,5m)に到着!
流石に今回は山頂に数組の「チーム」がお弁当を広げていた。
私達も残りの食料を分け合って、食べていたが、ここで、感激!数羽の≪コガラ≫が山頂の低木の枝を
飛びまわっていたが、やまねが食べかけの半熟玉子を持っていたら、その≪コガラ≫の一羽がなんと
やまねの指にとまって卵の黄身を突っついた。その可愛らしい目と姿!それだけでも登った甲斐が
あった!と思った。

山頂から南を眺める。【浅間嶺】が見える。先月は向こうからこの山頂を眺めたのだ。
さて、帰りは【芥場峠】を越えて【御岳山】まで下った。【芥場峠】までは鎖場などもあるが
あとはハイキングコースの様で3時過ぎに【御岳神社】に着いた

立派な神社神殿。
ここが本日の終点。あとは文明の利器のケーブルとバスでJR御嶽駅まで下った。
久しぶりに充分に登った実感を持って、2人とも気持ちよく帰途についた。お疲れ様!









